クリクリした目のこぐまが何かを見上げてる表紙に惹かれました。
副題に「三びきのくま」のさかさまのおはなし、とあります。
さかさまのお話し、は本来の「三びきのくま」を知らないと
理解できないと思いますが、知らなくてもこの絵本は充分に
楽しめると感じました。
文字がないから、思い思いのお話しが生まれるのだと思います。
「絵がストーリーを語る文字のない絵本」というシールが表紙に
貼ってありした
絵の隅々まで見ている内に、思わずニタニタしてしまいました。
こぐまだけではなく、女の子やその両親の表情が、本当にリアルで
面白いのです。
大人はともすると、文字ばかりを読んでしまいがちですが、
こういった絵本なら思う存分絵を読む体験ができますね。