「ないたあかおに」は、いろんな絵本があり、それぞれに見て楽しいのですが、野村たかあきさんが絵本と紙芝居を手がけていて、比べるとそれぞれの特性があって面白いと思いました。
同じようで、野村さんは絵本と紙芝居で絵を描き分けていて、紙芝居では場面場面がくっきりと見えています。
作者は同じ浜田廣介ですが、絵本の方が細部まで書かれていて話に幅と奥行がが有るように思いました。
紙芝居では、12枚の絵に凝縮されるため、文章は本筋に焦点を当てて原作をそぎおとしています。演じてが登場人物を演じることで味わいを出すということでしょうか。
それぞれに楽しさがあるので、私はどちらも好きです。