一年を通しての海岸に打ち上げられる漂着物を探すビーチコーミング。
漂着物といっても、ゴミではなく海の生き物が中心です。
アメフラシの卵を、めんの玉にたとえたり、
こどもが好きそうな、タコノマクラ、スカシカシパンなど、おもしろい名前や形状のものをとりあげたり
親子で夢中になって読みました。
読みながらも会話が広がって、海岸を見に行きたくなります。
もちろん本物の海、本物の漂着物に触れられれば一番ですが、実際は一度でそんなに多くのものは発見するのは難しいだろうし、各漂着物に関する名前の由来、生態、どのような成長を遂げるか、など本ならではの、得られる情報がたくさん盛り込まれているところがとてもいいとおもいました。