タイトルにもなっている「いかだはぴしゃぴしゃ」の繰り返しが効果的に使われているなあと思います。
いかだが海に着くところの、ぱあっーと広がる場面のところの絵が着いたという高揚感と、これからお弁当というわくわくした気持ちが伝わってきました。
岸田さんには、みんなでお弁当を持って行く絵本が他にもあったと思いますが、こちらは海版とでもいえるのかも。
裏表紙までストーリーは続いているので、裏表紙もしっかり見ると楽しいです。
岸田さんと堀内さんのコンビの絵本は意外にたくさんあるので驚いています。
岸田さんは「いつも楽しかった仕事」というように堀内さんとのお仕事のことを書いていらしたので、こんな風に楽しい絵本が何冊もできたのでしょうね。