バスのうんてんしゅさんに頼まれました。
“ちょっとこれから でかけてきますが
わたしのバスをみててくれませんか?
くれぐれもいっておきますが
ハトにうんてんさせないで”
運転手さんはそういい残して去っていくのですが
はぁ?!どうゆーことっ!?
・・・と驚く間もなく 問題のハト登場〜〜。
不敵な笑みを浮かべて
“えへへ うんてんしゅさんいっちゃいました”
と言いながらバスに近づきます。
なぜだか知らないけれどハトは
すごくバスを運転することに憧れているらしい。
アノ手コノ手でせめてくる。
時には媚びるように、また時には拗ねるようにして
“うんてんさせて〜”としつこくねだってくるのです。
表情豊かなで言葉も巧みなハトの様子が可笑しくて可笑しくて
ついつい吹き出してしまいます。
実はバスの運転手さんが“バスをみていて”と頼むのは読者自身。
だからハトは必死になって読み手に向けてアピールするのです。
その設定が娘には判るかな〜と娘の様子を見ながら
読み進めていくと・・・・
後半ではハトに向けて
「ダメだったらダメなのっ!」と笑いながら連呼してたので
ハトとの駆け引きを楽しんでいるのでしょう、良かった♪
頑なに断られたハトはふてくされにふてくされるんだけど
ラストで新たな野望に胸を焦がします。
全く懲りないんです( ̄m ̄〃)ぷぷっ!