この本では、男の子を育てていく時に「母親はこうしすぎていないか」「母親はこんな対応をしてないか」と、色々と問いかけてきます。
それが結構当てはまる・・・(笑)
母親が対象の本なので、じゃあ父親はどう対応したら良いのかというのは別の本になるのですが、少しは比較対象として、父親が登場すると良かったのかなぁという気もします。
著者が言う内容は分かるのですが、ここまでおおらかにすることはなかなか難しいと感じます。
だからこそ父親の存在が必要なのだろうということかもしれません。
母親として視野が狭くなってしまっている時に、男性側の意見として読むというのが良いかもしれませんね。
ただ、この著者の意見を「父親」に当てはめるのはおそらく無理でしょう。
父親もまた、父親として成長途中なのですから・・・
もっとおおらかに・・・というアドバイスを肝に銘じておきたい、そんな内容でした。