『大人のための絵本ガイド』(金柿パパ 著)で、はなしんさんの『生まれて初めて、うんちを抱きしめたいと思いました』というコメントが紹介されていて、読んでみたいと思った絵本です。
で・・・1000冊近くあるであろう、我が家の絵本棚に、同じタイトルの絵本を見つけました。
古本屋でまとめてGETしたものの、いつか読もうと、しまい込んだままになっていました(汗)。
題名を言うと、相変わらず下ネタ大好き次女は大喜び。
奇麗なものが好きな長女は、「何で、そんなの読むの〜?!」という、あからさまに不満顔。
でも、読み始めると・・・
二人とも、シーンとなり、聴き入ってました。
まさか、みんなから汚いと言われている、『こいぬのうんち』が、泣いたり怒ったり、考えたり・・・心のある主人公のお話だとは、思いも寄らなかったのでしょうね。
こいぬのうんちが、たんぽぽの芽を、両手でぎゅっと抱きしめたように、娘たちも、心の中で、うんちをぎゅっと抱きしめたに違いありません。
読後にあまり感想を言わない長女が、珍しく、「いいお話だったね〜!」とつぶやいたのが、印象的でした。