韓国の絵本です。
韓国では、いぬのうんちといえば、最低の存在を意味します。
自分が、うんちで、さらには、こいぬのうんちだと知った「こいぬのうんち」くんは、くやしいやら、かなしいやら・・・自分の存在は、何の役にもたたず、孤独で、ひとり泣き続けます。
そこへある日、目の前にタンポポが芽を出すのです。
タンポポは、「こいぬのうんち」くんに力になってほしいと頼みます。「こいぬのうんち」くんは、雨の中、両手でタンポポの根をぎゅっと抱きしめ、土の中へ溶け込んでいくのです。春になると・・・
必要とされていないものは何もない!
愛に満ちたストーリーで、どこまで子供に理解できるかわからないけど、わからなくてもいいから読んであげたい話です。