お花見の季節の日曜日、公園にはたくさんのごみが落ちていました。
前日にお花見にやってきた人たちが、残していったのです。
そこにハルトがやって来て、ごみ拾いをしているミキちゃんを見つけました。
話の流れでハルトもごみ拾いをすることになったのですが、ハルトはここで、たくさんのことを学びます。
そして、これからもごみ拾いを続けることを、ミキちゃんと約束します。
ミキちゃんと一緒にごみ拾いをしていたおばあちゃんが、ハルトに言った言葉が印象的です。
それは、
「わたしたちが サクラの はなを みるだけじゃなくて、 サクラの はなも、 わたしたちのことを ちゃんと みていると おもうの」
という言葉です。
おばあちゃんは、さらに言います。
「サクラの はなだって、 いちねんに いちど さいたときには、 きれいな こうえんを みたいでしょう」
私は今まで、一度も思ったことはありません。
素敵な考え方ですね。
そしてその考え方を素直に受け入れるハルトとミキも素晴らしいです。
多くの方々がこのような考えを持てば、公園だけでなく他の色々な場所も、きれいになりそうです。
たくさんの方に読んでいただきたいと思いました。