やっぱり、くりちゃんって相当可愛い…。
そうしみじみ思ってしまいました。
くりちゃんの絵本を読むと、体中が幸せ〜な気持ちになります。
今回、くりちゃんとエーメさんは、お隣同士。
エーメさんは、野菜作りの名人で、みんなに畑で取れた野菜を分けてくれます。
今年は、トマトがたくさん採れました。
でも…それがちょっと困った問題を引き起こしてくれるのです。
たくさん採れすぎたトマトを前に、思案する動物たち。
どうやったら美味しく食べられるかな?
相変わらず、動物たちのしぐさが愛らしい絵本です。
優しくて、ちょっぴりユーモラスです。
そして…みんなが考えたトマト料理がすごい!!
実は、この絵本を読むちょっと前、
うちのトマト嫌いの息子のために、つれあいが、トマトアイスなるものを考えました。
(トマトに砂糖を振って、凍らせただけのものですが)
「食べてくれるといいね」と微笑みながら、正直、私は心の中で、「うえ〜」と思ったのですが、
あにはからんや、息子はバクバクとトマトを食べたのです。
そんな経緯があったものですから、
このトマトのお料理には、うんうんと納得しました。
息子と、自分だったら、あれを食べてみたい、これを食べてみたい、とお話できて、読み聞かせが楽しい絵本でした。
それにしても、最後のオチが、すばらしいですね!!
予想されることではあるのですが。
さて、くりちゃん、今度はどんなアイデアを出してくれるのかな?