川が好きで毎日川に出かけている女の子が、カッパとともに川の中を泳ぎまわリます。
カッパと出会えたのは一度きりなのですが、それからも実はカッパは来る度にそばにいるのだというお話です。
村上 康成さんがカッパを描くと本当に存在しているのではないかと思えてくるから不思議です。
実際、純粋な子供の心を持っているなら、カッパに出会うことが出来るのではないかと思えてきます。
超現実的な次男も、カッパに会えるかもと思ったみたいで、サンタクロースを既に信じていない次男がそう考えるなんて相当なものだと思います。
ヤマメとかの川魚達の絵もとても素敵で、特に今の夏の時期に読むには最適の本です。
やっぱり、村上 康成さんの描く夏の絵は最高で、村上ワールドが思う存分に味わえるオススメの一冊です。