やっぱりペネロペってかわいいな。あのマイペースさが私をゆったりさせてくれます。
普通は、おかあさんとはぐれて迷子になったら、あんなに落ち着いてお店を回ることなんてでいないですよね。うちの娘なら、号泣です。一軒一軒回って、小包をさがすなんて幼稚園に行っている子はできるのかな?
この絵本のいいところは、ペネロペのかわいさだけではなくて、お店の人たち。小包がないから、代わりにお店のいろいろなものをくれちゃうところ。あんなやさしい町は、普通はないですよね。
全体的にのんびりしている、ペネロペの世界が魅力です。
しかも、この絵本で「こづつみ」って何なのかを教えることができました。初めて読んだときは、娘も、どこに小包があるのか分からず、お花屋さん?薬屋さん?と一緒に考えながら読めました。読み終わって小包ってこういう物なんだよと教えてあげられました。ちょっとお勉強にもなるいい絵本です。
大人にとっては、癒しの絵本としていいと思います。
語彙が増えたり、いろいろなことに興味を持つようになったりしてきた子供には、それぞれのお店には、どんなものが売っているのかとか、小包って何なのかを知るには、いい絵本だと思います。ちょっとした知育絵本になるかなと思います。