くんちゃんはわたりどりを見て南の国に旅にでたいといいだします。
「ぼく南のしまへいきたいんだ」
というくんちゃんにたいして
「いかせてあげなさい」
というお父さん。とても寛大なお父さんです。
そして何度も何度も納得するまで出もどりしてくるくんちゃん。
なんでも自分でするという2才児のいやいや期にだぶるところがあるなぁと思いながら読んでいました。
そして最後には達成は無理であったとしても自分でやったという
充実感をもって眠りについていきました。
とても暖かい物語で、普段の子育てもこうであらなければということまで考えさせられました。
7歳の娘に読んであげたのですが、何回も何回もとりにもどるシーンがでてくるのでくすっと噴出していました。