リズミカルな文とともに、男の子と一匹のわんちゃんが、自転車に乗ってリズミカルにおつかいにでかけるワクワクドキドキのお話です。
この絵本は声に出して読んでいると、いつのまにか音楽を聴いてリズムに乗っているような、そんな楽しい気分になる絵本です。だから、読み聞かせしているときも、読んでいる私の方がのりのり楽しくなって、それを聞いている息子も一緒にワクワクしてくるといった感じです。
おばあちゃんのお家にたどり着くまでに、いろんなハプニングがありますが、どれもこれも幸運なことにうまく切り抜けていきます(「よかったね ネッドくん」みたいに強運の持ち主です)。周囲に出会う人や動物がとても丁寧に温かく描かれていて、すみからすみまでじっくり絵だけを見ても楽しめます。声に出して読みながらだと、リズミカルでどんどん進んでいってしまうので、絵を楽しむときは、黙ってじっくり見ながら読むと、いろんな発見があっていいですね。