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100万回生きたねこ」 ヤンニントンさんの声

100万回生きたねこ 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年10月
ISBN:9784061272743
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,845
みんなの声 総数 304
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  • 悲しくも幸せな結末

    この絵本は、よく知られていると思います。

    最初に読んだのは年長も終わるころだったでしょうか…。その時はただ「何度も生き返った猫が死んだ話」として認識した記憶があります。
    大人になって再び読むと、それはもういろんな感情が入り混じりました。
    猫はいろいろな時代、いろいろな人のもとに生まれますが、そのたびに死を迎えそして再び生まれます。猫は死を恐れていませんでした。いつ死んでもいい、と思っていたのです。猫にとって自分の命は、決して重いものではなかったのです。
    そしてある時あるところに生まれた猫は誰にもとらわれず、初めて「自分」を感じながら生きるのでした。口癖は「おれは100万回死んだんだぜ」そんなある日猫はとうとう見つけるのでした。永遠の愛と、失いたくないものを。そしていつまでも生きていたいという気持ちを。その幸せが失われた時、猫はもう一度生き返るのでしょうか…?


    猫は初めて「生」を真剣に生き、そして悲しみを知ります。子どもには少し難しい話かもしれませんが、いつか命の重さを知る時に、読んでほしい絵本です。

    投稿日:2013/02/03

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