名前だけ知っていた、「100万回生きたねこ」。
愛がテーマという批評を見たことがあったのですが、私個人の意見として、「愛」だけではないなと思いました。
ねこは、ずっと誰かの飼い猫でした。王様だったり、普通の人だったりと様々な飼い猫経験をしますが、飼い主のことを好きだったことはありません。
可愛がってもらっていますし、いい暮らしもしています。でも、嫌いなんですよね。
野良猫の人生がきたとき、自由に生き生きと過ごします。
その先に、恋愛をし、自分より大事なものを見つけます。
このお話は、愛だけでなく、自由の素晴らしさも伝えていると思いました。
ちなみに、100万回というフレーズに、この猫どれだけ長い時を記憶しているのか疑問に思いましたが、途中でインパクトのあるフレーズ!とわりきりました。