100万回死んで生きた猫。
いつも可愛がられて愛されていたにもかかわらず、
本人は飼い主を愛していない。
王様も嫌いだったし、おばあさんも嫌い。
子供も嫌いだったし、サーカスも嫌い。
でも、100万回生き返ったネコが始めて愛を知り、
愛した者の死に直面して涙した時、
初めて死ぬ事ができるようになったのかな・・。
愛することを知るまで、神様はネコを死なす事をゆるさなかったのかな・・。
なんて事を考えてしまう絵本でした。
1歳半になる息子よりも、親の私の方が
釘付けになってしまった絵本でした。
大人向けの絵本のように思えてしまいます。
でも、是非一度は読んでもらいたいな。