「おなら」というだけで、図書館で借りてきた本です。
んまー、このおならがリアル。
冒頭の、「注意! この本を読むと、おならがしたくなるかもしれません」だけで、笑っちゃいました。
誰も欲しがらない犬をもらってきたビリーとベティ。
でも誰も欲しがらないのも当たり前。
だって、ウォルターはおなら犬だった!!
この絵が実に写実的。
正直、リアルすぎて、可愛げには欠ける、と思うのですが、
このお話には、この絵が似合いすぎるほど合っています。
後、言葉もすごい。
「ガスがたまることによる 腹部膨張」なんて医学用語の出てくる絵本は、世界広しといえども、この絵本一冊だけではないでしょうか?
そこがまた、おかしいんですけどね。
ただ、最初の「わかってもらってないとか、みとめてもらってないとおもっている、すべてのみなさんへ」という言葉で、
こうなるんではないか、と内容を想像したのですが、それがまるっきり一緒だったので、少し物足りなさを感じました。