真っ赤な背景に緑色のバス。
図書館で見かけて印象的な表紙に目を奪われ、借りてきました。
もう古くなったからと森の中に捨てられてしまった緑色のバス。
不法投棄ですけど〜と突っ込みたくなるけどそれは置いといて、このバスを見つけた姉弟は大喜び。
素敵に飾り付けておうちにしたのですが、ある日森のオーナーに追い出されてしまいました。
年取ったロバにひかれて森を出て行くバスの姿は悲しげですが、その後のバスの活躍っぷりはお見事。
乗り物ずきのお子さんなら大喜びするのではないでしょうか。
私は淡い色彩のほんわかとした絵が気に入りました。イギリスの自然や街の風景が美しく描かれています。
イギリスではロングセラーの1冊だとか。多くの子どもたちに愛されているのが納得できる絵本です。日本ではあまり読まれていない(しかも絶版)のが不思議。