お腹がすいてどうしようもなくなったウルフさんが、
もうそんな思いをしなくてすむように自分で野菜畑を
つくったのは、本当に名案!
でもそれ以上にすばらしいと思ったのは、
自分の畑が荒らされた後、犯人に仕返しするのではなく、
野菜の種をもってきてくれたみんなに野菜を分けてあげるという看板をたてたところです。
だってウルフさんは、
自分のお腹を満たす食料だけでなく、
仲間を得る、とうい副産物まで手にしたのですから。
自分の考え方、行動次第で状況って変わるものですね。
この本で、そんなことが子供に伝わるといいかな。