思わず涙がこぼれてきました。
昨日たくさん息子を怒ってしまったからでしょうか。
黒・紫を基調とした、幻想的な絵に引き込まれていきます。
うさぎのぼうやバニーが、「いいこってどんなこ?」とお母さんに尋ねます。
いいこになるため、こうしよう、ああしよう、とお母さんに話しますが、お母さんはやさしく、ゆっくり、そんな必要はないということを、バニーに話します。
「あなたが、あなたらしくしていてくれるのがいちばん」
このことばにやられてしまいました。
こんな気持ちで子育てできたら、どんなにイイだろう。
でも実際、そんなお母さんはどこ探してもいません。
ただ、この本を読むことで胸が痛くなる、反省するお母さんはたくさんいるはず。
育児に疲れた時に、お母さんが読む本。
育児に行き詰った時に、お母さんが読むべき本。
そして夜寝る前に、ゆっくり、大切な子供に読み聞かせてあげる本。