すごいな〜と思ったのが、この絵本は昔話や伝説などを基にしたお話ではなく、作者の全くの創作物語だったこと!
いかにも昔話のようなはじまり方だったので、後書きを読むまで全く創作とは思いませんでした。
絵も、さすがいろいろなところで賞をとっていらっしゃるという感じで、骨太の力強い生命力のある絵で素敵でした。
この太良(たあら)って、本土でいう「太郎」なんでしょうね〜。
沖縄いう島国の人たちにとって、本土からやってくる薩摩の武士たちは、とても嫌な人たちだったんでしょうね。
面白かったです。
遠目が聞いて見やすいので、小学校などの読み聞かせにもお薦めです。