何でも反対のことを言ってしまうコウモリのこもりくん。
何でも反対のことを言うあまのじゃくに似ていて、友だちづきあいは難しそうです。
そんなこもりくんに素晴らしい友だちができました。
こもりくんの気持ちをわかってくれるくまくん。
こもりくんは正反対の言葉をしゃべるけれど、行動は思った通りの行動をします。
だから、くまくんはこもりくんの行動で本当のことがわかったのです。
一緒に遊ぶのは難しそう。
こもりくんは逆さでなくなったら本当のことを言えました。
なんだかおもしろいお話ですが、ちょっと考えるととても大事なことを言っているように思います。
だって友だちの話していることが本当に本心なのかどうかわからない。
ひょっとしたら態度にしても同じですよね。
この絵本を読み聞かせした後、子どもたちにこれをコミュニケーションゲームにしてみたら楽しいですね。
さかさのこもりくん役とやさしいくまくん役。
きっと子どもたちのコミュニケーション能力が育まれること間違いなし。