下読みの時点で、言葉に対して鈍感な娘にはわかるかな〜と心配しましたが、そこはあきやまさんの底力でしょうか。ちゃんと伝わりました。そしておもしろ味も。
逆さの言葉に潜むほんとの気持ちを理解しようと一生懸命。
でも言葉なんかなくたって。
鼻くそとばしやお尻ボリボリの辺りは、ニヤニヤニヤ〜ッ。
この年頃の子にはこたえられない面白さでしょうね。
上辺の言葉だけじゃ理解まで辿り着くのは難しいのかもしれません。伝わらない時の寂しさったらありゃしません。
こもりくんの心の動きがよく伝わってきました。
話下手でよく誤解される私には、深い内容かもと勝手に邪推してしまいました。
友達同士でのコミニュケーションが成立する年長ぐらいの子にも、いろいろな思いが募る絵本ではないでしょうか。