おばあちゃんの「昔話」として出てくる戦争時にキャラメルが食べたいといいながら死んでいった弟と、おばあちゃんの弟についた、優しい「うそ」。おばあちゃんの死を前にして、孫がついたやさしい「うそ」。
このお話は、「戦争」を単なる「昔話」として語っているのでなく、現代にまでつながっているものとして、描かれている所がとってもいいと思います。
6歳の子にも、読んであげられる戦争の絵本というのは、少ないと思うのですが、この本は、息子にも、何か感じる所があったようです。
先日、4年生の読み聞かせ煮も使ってみました。
はじめの「おねしょ」のところで、楽しそうに笑っていた子も、だんだん話しに入っていっているようでした。
感想として、「弟や、おばあちゃんのために「うそ」をついたのは、優しいと思いました」といってくれて、ちゃんと、聞いてくれたことに感激しました。
絶対オススメの絵本です。