絵本の絵が刺繍で出来ていて、いつもの絵本とちょっと感じが違うところがあります。
でも、そこがまたいいです。
ラオス・モン族(モン族は中国南部やインドシナの山岳地帯に住む山の民)の民話だそうですが、読んでいて、かたつむりの頭の良さに、感心させられます。
一歩も動かずに、さるとのかけっこに勝っちゃうんですから・・・。
子供も、読んでいる間は、黙って聞き入っていました。
ただ、最初に「種明かし」されているんですよね。
これ、種明かしがなかったら、きっと、気になってしょうがなかったと思います。
おもしろいお話でした。