すんごくキレイです。
まるで本当に夜明けの状況にいるみたいでした。
空が徐々に明るくなっていく様子や、湖を包み込む静寂。
特別細かい描写があるわけでも、特徴のある絵というわけではないのですが、色がずば抜けて美しいと思います。
光の扱い方がすごく上手いんでしょうね。
ラストの、山と湖が緑になるページは開いた瞬間、思わず「うおおお」とか言ってしまいました。
家の中で本を読んでいるのに、自分が大自然の前に立っているような感動があります。
絵で時間や音も表現している本なんて、なかなかないですよね。
朝日を体中に浴びたくなりました!