11ぴきのねこがコロッケのお店を始めます。
最初は大繁盛していた店ですが、少しずつ売れ残りが出始めて…。
シンプルな絵と色なのに、ねこたちの作るコロッケの美味しそうなことと言ったら!子どもの頃に読んだ時にも、このコロッケが食べたくてしかたなかったのを覚えています。
ねこたちの家は、ひびの入った窓硝子が紙テープで修繕されていたり、カーテンがお魚模様だったり、生活感が溢れているし、アホウドリが鳥の丸焼きにしか見えないねこたちの表情も最高です。
いつよんでも、何度読んでも面白い。元気になれる一冊です。