不器用などんくまさんが、必死に自転車の練習をしています。
なぜかって、郵便屋さんになりたいからです。
自転車を上手に乗れるようになって、どんくまさんは郵便屋さんになれました。
どんくまさん、失敗しないようにと気をつけ頑張ります。
手紙を受け取る、みんなの笑顔がとっても嬉しいどんくまさん。
そうか〜、この笑顔に会いたくて、郵便屋さんになりたかったのねえ〜。
いつもの配達で、通り過ぎるおばあちゃんの家。
玄関先に立って、町に住む孫のはねこちゃんからの手紙を待っているんです。
今日も、おばあさんに手渡す手紙がないので、どんくまさんがちいさくなって前を通ります。
おばあさんを気の毒に思ったどんくまさんは、・・・・・・。
思いやりのあるどんくまさん。
おばあちゃんの笑顔を見れて、嬉しかったんでしょう。
おばあちゃんの思いやりも深いものでした。
どんくまさんのしていたことに気付いていたんでしょうねぇ。
けれど、それを言わずにどんくまさんの優しい心に応えてくれていたんですね。
と〜ってもあったかいおはなしでした。