とある講座で、この話ではこの本がいちばんと紹介されたので読んでみました。
機織姿を覗くシーンなど、与平の目線で描かれているのが秀逸だとのことでした。あと貧乏そうな室内がリアルで良いとか。
とにかくストーリーが心に残りました。
私が今まで読んだどれよりも、娘の優しく切ない感情が伝わってきたでしょうか。
命を助けてくれた恩人。その人のそばにいたい気持ち。助けたい気持ち。
そうか〜、こんな気持ちで反物を織っていたんだ〜と、大人になって初めて納得した感があります。
ラストの飛翔も、与平として娘として、両方の心が沁みこんできますね。
んが、娘には話がわからなかったらしい。
なんで〜〜〜と思いましたが、早かったのかなぁ。小学生〜かな。好きな人ができた頃に絶対また読んでやろ。