私の知る限り、このベンジーのシリーズは4冊でていると思うのですが、
なぜかこの本だけが福音館書店からでています。
(他の3冊はアリス館から)
なんでなんでしょ・・・。
訳も、この本はわたなべしげおさんですが、
ほか3冊は息子さんのてつたさんの手によるものです。
なんとなく、絵本が長く愛されているということを
親子で証明されているようで、本を開くまでにいろいろなことを考えてしまいました。
お話は、ここのところはまっている良質の物語で、
もう最初から最後まで、娘とわくわくドキドキハラハラしながら読みました。
娘はどちらかというとネコ好きなので
途中で出てくる猫のジンジャーがとても気になる存在だったようで、
ラストで船が岸壁を離れていくシーンでは、
ベンジーといっしょになって、ジンジャーの姿を探していました。
ベンジーシリーズは、ハリーシリーズ同様、とてもおすすめです。