夏休みなのにどこへも連れて行ってもらえないトミー。
そこで考え付いたのが、バカンスへ出かける近所の人たちの鉢植えを預かっておこづかいを稼ぐこと。
一人で考え、一人で行動に移してしまうところがすごいです。
しかもきちんと責任を持って、楽しみながら仕事をこなします。いわゆる「グリーンフィンガー」の持ち主なのでしょうか。植物を枯らしてしまうことの多い私には羨ましい限りの仕事ぶり。
トミーの心を込めたお世話に応えるように、どんどんと成長していく鉢植えたち。
勢いの良い鉢植えたちに家を壊されちゃうかも!と心配になったトニーの行動は・・・。
いやぁ、本当に素晴らしい。
自主性を重んじてあげれば、子どもは自分で考え問題を解決していけるのかもしれませんね。
非常に読後感のいい絵本で、娘も私も気に入りました。