キレイズキ家のママとパパの中で、タブくんは、毎日とても窮屈そう。本当は、泥んこになって遊びたいのに・・・。ちょっとでも汚すと「ブタみたい」と言われるものだから、いっその事本物のブタになってみたくなりました。
そして、ある朝起きると、タブくんは、ブタに変身していたのです!
普通だったら、パニックになってしまうところですが、タブくんは、念願かなってうれしくて仕方がない様子なのが笑えます。
少年の反抗期を面白おかしく描いているようで、楽しい絵本です。
最後は、なんだ夢だったのか、という展開なのですが・・・、ちょっと待って、本当にそうかしら。バスルームには、暴れた気配が残っているし、よーく見るともう一つトンでもない証拠が隠されているのです。最後まで楽しめる展開なのが憎いですね。