いつもなかなか寝付けない我が家の子供たちのセリフのような題名!と思って手に取りました。幻想的な挿絵で、絵本の中に吸い込まれるような感覚で読み始めました。
まだまだ寝たくない男の子が、オモチャの世界に入り込んで、車に乗り込み、汽車や兵隊たちに声をかけます。でもみんな「もう寝る時間だよ」と眠ってしまい、男の子はひとりぼっちになってしまいました。
でもひとりだけ、寝ないで迎えにきてくれる人が・・・「とても とても つかれているのに ぼうやがねないと やすめないひと」にドキッ。「早く寝なさい!」と怒鳴るのではなく、この絵本の中の温かなお母さんになれたらなと思いました。
この絵本を読んだら、男の子と同じように眠くなってくれるかも。お休み前にピッタリの絵本です。