聞いたことはある。たぶん、小さいころに...
鬼がいて、「おにろく」という言葉にもどこか覚えがある。
だけど、何の話だったっけ?そう思って借りてきました。
節分の時期なので、「鬼」の話でも読んでみようかということもあり。
昔話ってとっても文章が多い!長い!というイメージがあるんだけど、これはそれほどではないです。
読みやすい。そして、大工と鬼のかけひきがおもしろい。
橋をかけてやったお礼に鬼が要求するのは目だま。
「めだまよこせ」がだいたい怖い。
それでもって、絵もちょっと怖い。
昔話って読み終わると、お話を読んだ、聞いたという実感がともなって、ちゃんと記憶の中に残るものが多いような気がする。
長く伝えられてきた重みのようなもんだろうか...