2月になると、うちの絵本棚にはおにの絵本がズラリと並びます(笑)その中でも特に息子が大好きなのがこの絵本!
村人に橋をつくって欲しいと頼まれただいくは、自分の目玉と引き換えにおにに橋をつくってもらいます。しかし目玉を渡すのをためらうだいくに、おには自分の名前を言い当てられたら許してやると提案します。
『ごんごろうだな』『だいたろうだっ』と全然当たらない場面では、「ちがうよー!」と息子は大笑いしながらウズウズ(笑)そして名前を言い当てる場面では一緒になって「おにろくー!」と叫びます(笑)
当てられたおにが悔しそうに消えていく姿がなんとも愛らしく、赤羽末吉さんの柔らかい絵が不思議とおには怖いだけじゃなく、人間のように感情がある生き物だと親しみを感じさせてくれます。
おには怖いけど、おにの絵本は大好き!おにを信じているお子さんにはぜひ読んで欲しいそんな一冊です!