タイトルのインパクトでチョイス。
たくさん著書があって、どれも人気だとは知っていたが、すみません読まず嫌いでした。
面白かったです。すごく巧みな描写をする人だなぁ。
中高学年の女子グループのやりとりがよく描けている。それがこういう心理に発するのだと、非常に興味深く読んだ。
自分の子供時代がいかにバカだったか、ちょっと落ち込んだ(笑)
女の子には、つきあいが難しくなり、必ず仲間はずれなど出てくる時期がある。いじめも表層化しなくなり、都合の悪いことは話さなくなり、親としても難しい時期だと思う。
ギャングエイジ。
そんな時期に、子供が自分の道しるべをとる本として良いなぁ。挿絵も文具の一期一会シリーズの画家さん。手に取りやすい。
娘も自ら読んでいました。
主人公のクラスメイトの立場で見た「わたしはなんでも知っている」という本と対になっています。こちらはボーイッシュな女の子のよう。
そうか。自分の気持ちを知り、大切にすること。相手の気持ちをわかること。
子供が躓いたとき、大人がこういうことをアドバイスもいいかもね。
うちでは、他人の中で恥ずかしくないよう外見を気にするのも社会性の発達として見守っております。