最終列車を見送った後、暖かい珈琲で一息つこうとした
駅長さん。。。
木枯らし、粉雪、雪だるまと少しずつ冬を運んでくる
列車に遭遇します。
山あいから、列車にのせて冬が麓のまちまで運ばれていく
なんともロマンチックなお話。「どうぞのいす」でおなじみの
柿本さんの暖かみのある絵ですが、寒さを運んでくる運転手さん達の
周りには寒そうな空気がしっかり描かれています。
思わず手を息で温めてしまいたくなるくらい。
娘のお気に入りは粉雪を運ぶ女の子。動物だけでなく
人もとても可愛く描かれていて「かわいーー」と喜んでいました。
もちろん、「む、む、む」としか発しない、
雪だるま達も可愛いです。可愛い運転手さんたちによって
我が家にも冬が運ばれてきたようなそんな気がしました。