ダイエッター

ママ・40代・福岡県、男の子9歳

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ダイエッターさんの声

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ふつうだと思う ちょっと掴みどころがない  投稿日:2023/06/09
ラスト・チェリー・ブロッサム わたしのヒロシマ
ラスト・チェリー・ブロッサム わたしのヒロシマ 著: キャサリン・バーキンショー
訳: 吉井知代子

出版社: ほるぷ出版
著者は、主人公の女の子の娘で、母の子供時代の思い出を元に小説に書き起こした物語のようです
舞台は戦時中の広島ですが、著者がアメリカ人だからか、登場人物が日本の作品に出てくる「戦時中の日本人」とは違う印象です
また、親子でお互いに「嬢」「お父さま」と呼び合うのですが、この「嬢」に引っかかってしまって
できれば、どうしてこう訳したのか、注釈が欲しかった
また、児童書ならあれこれ注釈が欲しかった
多分、語り手の子供時代の幸せだった思い出、武士道精神を持つ父親への尊敬、みたいなのをアメリカ産まれの作者が聞き取って文章にして、それをさらに日本語訳したためか、大人的には色々ひっかかって内容が頭に入ってこない
子供が読んだら、先入観なく楽しめるかも?
戦時下の生活の恐怖、不自由さも書かれていますが、ドラマチックな出生の秘密まわりの描写のほうが多いです
原爆投下関係については、終盤に少しだけ。
ご本人が語りたがらなかった、とのことなのでそのためでしょう
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