経済の基本を説明してくれます
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投稿日:2008/06/22 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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きつねが、ぶどうをあげたら、たぬきは、おれいに、りんごをくれました。
きつねはうれしい気持ちになりました。
という設定で始まる五味 太郎さんが分かり易く経済を教えてくれる絵本です。
新刊だったのですが、ソースは1979年に刊行された「玉川こども・きょういく百科 おみせとおかね」の一部を単行本化したものなので、本当に息の長いお話です。
だから出版は、玉川大学になっていました。
確かに、分かりやすく市場経済を説明してくれるので、その教材としては申し分ないものと思います。
その機会があれば、絶好の書であることに間違いはありません。
ただ、小学校2年の次男の感想はと言えば、
「からすなどは、みんなが喜びそうな特別のガラス玉を探しに、海を超えて 外国まで行ったそうだ」
という件が、無茶苦茶楽しかったそうなので、無邪気なものでした。
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きり絵の美しさが秀逸
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投稿日:2008/06/22 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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1969年初版で102万部を発刊しているミリオンセラー。
私も子供の頃、読んだことがあるので、親子2代にわたって読みました。
文章についてはあまり記憶がなかったのですが、やはりこの滝平 二郎さんの切り絵が鮮明に残っています。
小学校の課題図書だったと思うのですが、とても感銘を受けた記憶があります。
「この 花さき山の いちめんの 花は、
みんな こうして さいたんだ。
つらいのを しんぼうして、
じぶんのことより ひとのことを おもって
なみだを いっぱい ためて しんぼうすると、
その やさしさと、けなげさが、
こうして はなになって、さきだすのだ。」
この頁の言葉の一つ一つに重みがあって、きり絵の美しさは人々を魅了して止まないことだと思います。
全てが、この頁に凝縮されているのではないでしょうか。
とても崇高な志だと思います。
小学校の自分は共感できたのですが、今の自分にとっては手放しで共感できない部分があるのです。
それは、この本の本質に自己犠牲の精神があって、それを全ての読み手に強いるのは無理がある気がするからです。
時代背景の差異があるにしても、素直に納得できないところです。
勿論、素晴らしい絵本であることには間違いありませんが、全てに賛同できないので、今回の評価になりました。
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せつない物語
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投稿日:2008/06/22 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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読後感は、せつないの一言。
孤独で友だちが欲しい純粋無垢な心の鬼と、ずるがしこい人間の心の醜さの対比が際立つ絵本です。
広島弁の語り口と骨太の絵は、とても物語にマッチしていて、圧倒的な存在感を醸し出していると思います。
ハッピーエンドの絵本が多い中、こうした作品も必要なのではないかと思います。
子供にとっては、友達を思うときに、大人にとっては、自らを振り返るときに読んで欲しい一冊です。
小さい子であれば、可哀そうと共感できたら一先ず良しと言えると思います。
私は外見でなく中身で判断することの難しさを再認識させられました。
どんな世代にとっても、深く考えさせられる絵本であることに間違いはないでしょう。
蛇足ですが、小学校2年の次男が読書感想文に、間違って「おにひき島」と題名を書いていたのには、言い得て妙だと感心しました。
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いろんな表情の雨
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投稿日:2008/06/22 |
レイラさん 40代・ママ・兵庫県 男の子14歳、男の子12歳
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雨が降ったら、チーターやライオン、ちょうちょう、
ティラノサウルス、とら、りゅうは何をしているんだろう?
それぞれの答えが出てきますが、なかなか大胆な想像です。
何より、雨の表情が様々で面白いです。
作者は韓国の方なので、お国柄も垣間見えます。
大型でシンプルな構図なので、遠目も利きそうですね。
ラストはちょっと唖然ですが、何とも楽しそうじゃあないですか。
雨、こんな表現もあるのだ、と感心してしまいました。
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モンゴルの雄大さを満喫
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投稿日:2008/06/22 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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モンゴルの大草原を舞台にした少女と羊の物語です。
「スーホの白い馬」も横長の絵本でしたが、やはりモンゴルの大草原を表現するには、こうした横長のサイズでないと無理なのでしょうね。
椎名 誠さんの書評が表紙にあります。
「モンゴルの草原と、そこに生きる人々を、動物たちを、雲を、風を、これほど見事に描いた作品を見たのは初めてだ!」とありますが、正にこの言葉に集約されていると思います。
椎名 誠さんは、TVで良くモンゴルで馬に騎乗しているのを見たことがあり、その思いは強いのでしょう。
作者の興安(ヒンガン)さんは、モンゴル出身で、東京芸大の日本画研究室で学んだとあり、水墨画とモンゴルの雄大さとのマッチングは特筆できるものだと思います。
自然の厳しさといのちの大切さも教えてくれる絵本で、読後感の爽やかさは何とも言えず心地よいものになるでしょう。
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体験と重ねて
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投稿日:2008/06/21 |
ねがいさん 30代・ママ・大阪府 女の子7歳、男の子2歳
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カストールシリーズを読むのは、これで3冊目ですが、我が家には
タイムリーな絵本でした!
というのも、茶色の指を持つ私、そしてベランダ、さらに夏は1ヶ月の帰省
…これで、我が家で生き残る植物はまず、ありません。
それなのに、今年は「緑のカーテン」計画を打ち立て、実行中なのです。
植えたのはゴーヤなので、その植えたのを思い出しながらの話ができました。
まめに水をふくませるカストールを見ては、ゴーヤの種をこすって傷をつけて
から水につけたこと。
竹の棒を立てるのを見ては、つるが張るための網を張ったこと。
そういう一つ一つの体験と重なって、カストールが今までより身近になった
感じでした。
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寝る子は育つ
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投稿日:2008/06/21 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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子どもの大好きなおたまじゃくしのお話でした。
たんぼで生まれたおたまじゃくしのたまごから1匹だけなかなかおたまじゃくしにならないたまごがありました。
かえるのおかあさんが『いいかげんにおきなさい』と叫んで起こすところが面白くほのぼのします。
よく寝たぶんからだが大きいのも楽しいです。
ところごとろページが大きくなったりしてみていても楽しくて子どもたちのお気に入りになりました。
小学1年生に読んだのですが・・小さい子でも十分楽しめると思います。
ただ・・困ったことは本当に999匹いるか数えよう!とい言い出すことで大変でした・・・残念ながらいません。なんぴきいるか、数えてみてね。
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結婚したいね。
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投稿日:2008/06/21 |
橘朔夜さん 30代・ママ・神奈川県 男の子7歳
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まだまだ幼い子供は「結婚」という言葉がよく分かっていませんでした。
この本を読んでみた所、漠然とではありますが、「大好きな人とずっと一緒にいたいから、「ずっと一緒にいよう」といって一緒にいる事」と分かったようです。
うさぎさんの結婚式が可愛いからすんなり分かったんだと思います。
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身近な鳥の
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投稿日:2008/06/21 |
ねがいさん 30代・ママ・大阪府 女の子7歳、男の子2歳
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同じく鈴木まもるさんの「ふしぎな鳥の巣」を、以前娘と読み、それが
ビックリするやら面白いやら…で大興奮だったので、今度はもうちょっと
身近な鳥の、鳥の巣の絵本を、と思って借りました。
都会に住んでいる娘ですから、身近…とは言いがたいかも知れませんが、
それでも聞いたことのある名前の鳥の、巣に興味津々。
途中外国の鳥の巣の紹介もあるから、「あ、これ前絵本で見た〜」と
大喜び!
カラスの作るハンガーの巣には、「これ、小学生新聞に載ってたよ」と。
ゴミをちらかして、威嚇して、ちょっと嫌な存在のカラスですが、
こんな居心地の悪い巣じゃ気の毒だわー。
渡り鳥が渡って行った先で巣を作る…なんて考えたこともなかったので、
それを追いかけるという発想にビックリしました。鳥の巣、奥が深いです。
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我家の風景
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投稿日:2008/06/21 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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4歳の子どもたちと小学2年生の子どもたち読みました。4歳の子どもたちは喧嘩になって怪獣化するところに大うけで・・とても楽しんでいましたが・・小学生は一味反応が違いました。実体験としてうけてる・・って感じでにやにや・・と笑う子も多かったです。
なので・・登録は7歳にしたのですが・・・
我家でも子どもたちに評判よくてまるで自分とお兄ちゃんみたい・・という感じなのです。
ささいな事がきっかけでひんぱんにおこる姉弟げんか・・よーくよくわかります。
アネゴンとタロラに変化するのもよーくよくわかって・・まるで家の子どもたちを見ているの?っていいたいですね。
でも最後な一緒に夢の中・・やっぱり姉弟っていいですね。
笑えて癒される本です。
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全ては風まかせ
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投稿日:2008/06/21 |
ねがいさん 30代・ママ・大阪府 女の子7歳、男の子2歳
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おまかせツアー、その発想に完敗です!
飛行機から、本当に風まかせでばらまかれる動物たち。
読んで読んで、「ええっ?」とまた戻って…。
犬猿の仲がわからなかったり、象が何をかぶってるのかわからなかったり、
子どもには高度な部分はたしかにあるけど、それでも、「なにこれー」と
大笑いで楽しみました。
しろくまの横に立ってる人や、銭湯や…わけわからないものもいっぱい(笑)
高畠那生さんの、こういう面白さが大好きです。
それぞれに満足して帰ってきている動物たちの顔には思わずニヤッ。
みんな、旅を引きずってますよー!お仕事お仕事!!
突風にあおられたトナカイさん、どうやって帰るんだろうね、と最後まで
笑いました。
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地球はさかさま?
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投稿日:2008/06/21 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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どのページも、本を一回転させてみました。迷路のような建物は、細かいところまでていねいに描かれているので見ごたえがあります。
トランプのへいたいたちの服が、みんなちがっていておもしろいです。へいたいたちの動きがいきいきしていて、声がきこえてきそうです。
地球って、どこがさかさまなのでしょうか。最後のページで、たくさんのへいたいが、けんかをやめて地球をまわっている絵がいいです。
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不思議な感覚
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投稿日:2008/06/21 |
ねがいさん 30代・ママ・大阪府 女の子7歳、男の子2歳
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エズラ・ジャック・キーツの絵本はいつも気になっています。
コラージュで描かれた絵を見ると、ドキドキというより、ザワザワと心が
動きます。とっても不思議な感覚。
ひこうきは紙飛行機かな〜と思っていたら、これは良いですね!
工作好きな娘に作らせたい。
覗き窓から覗いた、箱の中の様子にはルイと一緒に「わあっ」。
自分の作った飛行機で、引っ越す前に住んでいた町に行ったルイ。
その気持ちがちょっと切ない…。
でも、ハロウィンで近所の子たちと一緒になったラストには、
嬉しくてかわいくて、思わず笑いが出ました。
奇抜な仮装も楽しいです☆
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思い出。
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投稿日:2008/06/21 |
橘朔夜さん 30代・ママ・神奈川県 男の子7歳
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子供がただ漠然と「死ぬのは恐い」と訴えるので読んであげました。
死んだ後には何も残らないんじゃないよ。
みんなの中に優しい気持ちと思い出が残るんだよ、と言う事を私が言うよりもわかりやすく理解したようです。
私は大切な人を亡くして悲しんでいる人に、黙ってこの本を差し出してあげたいです。
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たっぷりの時間をかけて
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投稿日:2008/06/20 |
ねがいさん 30代・ママ・大阪府 女の子7歳、男の子2歳
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詩のように流れる文章で、次々に現れるなぞなぞ。
なぞなぞ大好き娘が、さっそく挑戦!
「五つのへやにいりぐちがひとつ」(てぶくろ)のなぞなぞには
「聞いたことがあるよね」と言ったり、
「あるかないしはしらない とびはねるだけです」(かえる)
のなぞなぞには、二人で「確かにね〜」と納得。
「つぼをこわさないと おかゆがたべられない」(くるみ)には、
「そんなん、わからんわ〜!!」と悶絶したり。
絵が答えなので、娘は「見せんといて」と解きにかかるけど、
次々に飛び出す難問に途中からギブアップ。
たっぷりの時間をかけて楽しみました♪
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お医者さんの知恵。
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投稿日:2008/06/20 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子7歳
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人間ばかりでなく、動物の患者さんも診てくれる心優しいお医者さんのはなし。
十二支むかしむかしシリーズの一冊で、「リュウ」の娘が出てきます。
なんて心の広いお医者さんではありませんか。
来るもの拒まず。
こんな素敵なお医者さんがいたらどんなにいいかと思います。
腕がいいだけでなく、知恵もあり優しいお医者さんです。
沖縄県に伝わる昔話だそうです。
あとがきには、「リュウ」に関するこぼればなしがあります。
タツ年生まれの人は・・・
「ププッ!」と一人笑ってしまいました。
まるで、娘のこと言ってるって。
他の十二支の昔話も読んでみたくなりました。
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だんだんカラーに
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投稿日:2008/06/20 |
マダムちえちゃんさん 30代・ママ・群馬県 9歳、7歳
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子どもがある日、ママにおなかがいたいと・・・
お医者さんに行くとおなかから、でるわでるわ・・・こんなものまで!!と影絵の描写が細かくだんだんカラーに変わっていく
ちょっと洒落た事もあります。
最後の落ちも影絵をじっくり見れば誰が食べたかわかりますよ♪
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ちょっとくすぐったい
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投稿日:2008/06/20 |
ねがいさん 30代・ママ・大阪府 女の子7歳、男の子2歳
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2歳の息子と読もうか、小2の娘と読もうかと考え、娘と読んでみました。
幼稚園の子ぐらいが対象かな〜と思いつつ。
段々と外に興味を持ちながらも、やっぱりママがいいの!と袋に飛び込むベビルー。
いやいや、ママがいい!と言い切って甘えるベビルーの姿は、
ちょっとお姉ちゃんになった娘と読むと、ちょっとくすぐったいような、
恥ずかしいような。でも読み終わる頃には、べったりくっついて、
ちょっぴり甘えん坊さんに戻っていました(笑)
最後の見開きの見守るお母さんの姿は、どうしても自分と重ねて、
少し寂しいような、誇らしいような…胸がいっぱいになりました。
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今日はとてもいい天気♪
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投稿日:2008/06/19 |
レイラさん 40代・ママ・兵庫県 男の子14歳、男の子12歳
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くまのアーネストおじさんシリーズ。
前夜より楽しみにしていたピクニック。
サンドウィッチの支度も完璧なのに、朝から土砂降り。
セレスティーヌはがっかりです。
落ち込むセレスティーヌの姿を見て、あきらめようと説得していた
アーネストおじさんも、今日はいい天気のつもりで出かけよう、
とピクニックを決行するのです。
そう、決めたからには楽しくね。
でも、なかなか、素敵なピクニックじゃあないですか。
アーネストおじさんの優しさが伝わってきますね。
もちろん、とってもはしゃぐセレスティーヌの姿があってこそ。
そんな二人だからこそ、クレームを言いに来た森の地主も
いつしかお仲間になってしまうんですね。
子ども達もしっとりと聞いてくれましたよ。
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空想の世界・いたずら・遊びごころ
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投稿日:2008/06/19 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子7歳
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沢山の絵本の本棚から、自分が読んでもらっていない絵本を見つける子供って、
すごいと思いませんか?
絵本には、「読んで!」オーラがあるのかもしれない。
「今日は、読んで欲しい絵本が無い。」といいながら、本棚に目をやる娘。
何気なく本棚に納めていたこの絵本を、目ざとく見つけてしまった。
ほんとは、それを期待している私なのですが・・・
予想通りに、食い入るように話にのめり込んでいく。
今まさに、空想の世界で遊ぶ娘にとっては、「楽しい」に違いない。
かつて、自分も空想の世界でよく遊んだもの。
その「世界」を、大切にしてほしいと思う。
そして、滅多に感想を言わない娘が、
「面白かった・・・」としみじみとこぼした言葉。
絵本を読み聞かせる者にとって、最高の褒め言葉。(うれしい!)
絵本の中で、充分に楽しんだようです。
でも、悲しいかな・・・大人になると忘れてしまう空想の世界。
現実に追われて生活する日々。
しかし、子を儲けることによって、再び呼び覚ます子供の心。
大人も子供によって救われる。
だから、少しぐらいのいたずらは、許してあげて!お父さん!
幸い、うちの主人は、時間が許す限り娘と遊んでくれる。
娘も、私も、幸せものだなぁ〜。
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