理不尽な別れだけど、人生そんなもの・・?
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投稿日:2008/07/10 |
ちょし★さん 30代・ママ・熊本県 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳
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読後、あまりにスッキリしなかった為、そばにいた旦那に「これよんでよ!」と押し付け・・・、更にまた通りかかった長男に「この本どうおもう〜?」と読ませました。
だんなは「カハッ」と一声発し、なんじゃこりゃ的な顔をして去り、長男は「えーー?これで終わりなの〜?え〜?え〜?」と納得できない様子。
「ペットとの別れ」をテーマにしたあまたある絵本の中で、これはちょっと異色ですね。
この「ピーコポンチャン」での別れは「死」ではなく「脱走」です。同じ別れでも、そこに存在するはずの「飼い主とペットの間にある愛情」の質が全然違います。人によっては、「死別」よりも残酷な別れに感じられるかも知れません。
「ペットの死」という悲しみを、大切な思い出を噛みしめながら乗り越える・・という内容ならば、変な言い方ですが、私たち読み手は「安心して読める」んですよね・・。
「うんうん。悲しいけど、いいお話」みたいな感じで。
でも、実際に人間が生きていく中で体験する「別れ」は、たいていが突然で理不尽で不格好なもの。
ピーコを失った少年(作者ですかね)の、表現しようのない悲しみを想像すると、切ないというよりも、ちょっと苦い気持になりますが、それがこの作品の味わい方なのかもしれませんね。
評価は★★★にしましたが、子供に読んであげるのも、決して不向きな作品ではないと思います。
むしろ、子供なりに様々な感想を抱きそうで、おすすめかも。
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仲良し親子なんですよね。
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投稿日:2008/07/06 |
ちょし★さん 30代・ママ・熊本県 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳
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親子の悲しい事件が多いこのご時世。
この「はつてんじん」の金坊親子は、罵りあいの中にも温かみを感じる、愛情のある親子像を思い出させてくれます。
初天神に行こうとウキウキしている父ちゃん。金坊に見つかって結局は、一緒に連れていく羽目に。
金坊の「あれ買って、これ買って・・って言わないから**買って」攻撃に「毒だ毒だ」で応戦するとうちゃんでしたが、最後には根負けしてしまいます。
渋々、凧を買ってあげますが・・。
寄席を見に行く機会には恵まれていませんが、落語は好きです。
子供たちにも 親しんで欲しい芸能の一つですが、下げの部分が予備知識がないと笑えないものも多くて、読み聞かせで選ぶ時も悩みます。
川端さんの落語絵本は わかりやすくアレンジしてあったりして、読みやすく重宝しています。
絵も、コミカルで線のしっかりしたものなので、お話にぴったりと合っていますね。大好きです。
お父ちゃんとお母ちゃん、二人の特徴をしっかり受け継いでいる金坊の顔と、裏表紙の中睦まじい親子の後姿がすごく素敵。
幼稚園児の頃からでも読んであげて欲しい、子供に親しませたい一冊ですね。
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憎めないどら息子
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投稿日:2008/07/05 |
ちょし★さん 30代・ママ・熊本県 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳
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なんていうか、アラジンってこんなにだらしのない男の子だったんですねぇ・・・。
でも、さすが「11ぴきのねこ」の馬場さんです。あのあつかましい猫たちも憎めませんが、このドラ息子アラジンも「ま、いいんじゃないの?」と許せてしまいます。
お話は周知のとおり、壮大で痛快。
王さまとのやり取りも、魔術師の仕組む罠も、魔神の豪快さも、素晴らしいエンターテイメントです。
そして、何といっても独特の文章が、この絵本の魅力ですね。
読み聞かせると、30分位(かなぁ?計ってなかったので適当ですが・・)の長ーいお話なのですが、ただ淡々とお話が進む文章ではなく、噺家さんが話しているような軽快な物なので、飽きずに最後まで楽しめます。(ただその分、読み手も覚悟が必要かも。それなりに抑揚をつけて面白く読まなければなりませんから・・)
小さいお子さんには、長すぎるし 途中で分けて読んでもちょっと難しいかな・・、と思います。ほんとにお話し好きのお子さんには、寝る前に何日かかけて読む事もできるとおもいますが・・。
やはり小学校中学年以上からが、良いかと思います。
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安全な場所があればこそ
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投稿日:2008/07/04 |
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道 男の子13歳、男の子10歳
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災害は恐ろしいけど、そこまでいかなければ
ワクワクしちゃうの、わかります。
巨大な倒木で遊ぶの、楽しいだろうな。
ただじっとしててもそこから見える世界は格別・・・
子どもの世界はうらやましい。
ネコちゃんもとってもキュート!
ただ・・・これは豊かな国の安全な環境にいる子の話。
そうでない子もたくさんいるわけで・・・
例えば安全な家や家族のない子たちは、
どんなふうに「あらし」を乗り切ったり、
それとも楽しんだりしてるのか・・・
この家庭内のリッチな雰囲気を見てこんなこと考えるなんて、
自分って天の邪鬼だなと思わされた1冊。
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戦争により奪われる物の大きさを感じます。
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投稿日:2008/07/02 |
西の魔女さん 30代・ママ・福岡県 女の子14歳、男の子10歳
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戦争の影が ずっとちらついているのですが
少年ヤモとお父さんが村から町へ行商に出かける様子からは
村の美しさ・町に住む人々の優しさばかりを感じます。
だから 最後のページの文章が
とても心に響きました。
そこには 美しい村・パグマンは
戦争で破壊され
今はもうないと記されているのです。
戦争は無益で
何の落ち度も無い人々の生活や命さえも
奪ってしまうものなのだと感じます。
平和学習と併せた時期に読んであげてもいいな…と思いました。
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自由人
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投稿日:2008/07/04 |
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道 男の子13歳、男の子10歳
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下の子のお気に入り正義の味方シリーズ。
この1作目になかなかお目にかかれずにいました。
お坊さんなのにお酒飲んじゃうし、
畑の大根とか、お供え物を失敬しちゃう・・・
でも絶対に借りた恩は返すのですね。
そんな人間味?あふれるキャラ設定。
息子は「いっぱい徹夜で彫るやつ(『かえってきた風来坊』)
のほうが好き」だそうです。
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おへそは大事。
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投稿日:2008/07/02 |
西の魔女さん 30代・ママ・福岡県 女の子14歳、男の子10歳
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誰もがきっと1度は???と思った事がある おへそにまつわる話がいっぱい。
幼稚園から小学校高学年まで 十分に楽しめるかがく絵本だと思います。
カミナリ様におへそをとられる?
おへその掃除をすると お腹がいたくなる?
そもそもおへそって何?
こんな話のオンパレード☆
作者は『はなのあなのはなし』や『あしのうらのはなし』でおなじみの
やぎゅうげんいちろうさんです。
ユーモアたっぷりの絵やお話で 楽しみながら…それでも最後には
ちゃーんとおへそが何かってわかっちゃうのは 魅力ですね☆
でも 触れそうで触れられていない部分がひとつ。
我が息子「赤ちゃんは おへそから生まれてくる」と最近まで思っていました。
それに気がついた時に しっかり説明したつもりでいるのですが
(本当にわかったかな?)と不安な気持ちでいます。
この絵本を読んだら その???が再燃しそうです。
この際だから 是非この絵本を読んでもらい
しっかりとこの話にも決着をつけたいと思います(笑)
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あんあたの感想が世界平和かけはしに・・
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投稿日:2008/07/01 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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ぼくがラーメンたべてるとき・となりでミケがあくびをした・・・となりの・・と続いて行きます。
今この瞬間世界では働くこどもがいる。
たおれている子どももいる・・・
なんとも難しいお話です。
読めば読むほど味わいがしてくるお話です。
2008年の課題図書にもなりました。
いろんな感想が出てくると思いますが・・・「世界中がみんなぼくみたいに美味しいラーメンを食べれたら幸せだね。」娘の感想です。
戦争とか病気とかのシーンは出てこないけど、世界の平和を願う長谷川さんの気持ちがずんずん伝わってきます。
この本は読んだら親子で感想を言い合うのもいいですよね。
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生き方を考える本
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投稿日:2008/07/01 |
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳
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5年生で宮沢賢治の作品を読み、6年生で彼の伝記を学習していくため、読み聞かせていました。このお話は、短い中にも宮沢賢治の思想が濃く表れていると思います。また、油絵から身体的にも精神的にも悩み苦しみ竜の姿が感じられ、お話が心に深く入り込みます。
低学年や幼児であっても
「ここまで 我慢せなあかんの? なんで?」
「かわいそうすぎる」
と竜の生き様、死に様に何かを感じずにはいられません。この見返りを求めず与える愛に徹する竜の姿から感じたことを少しずつ子どもたちと考えていきたいと思える本でした。
高学年には、他作品とあわせて是非読んでもらいたい一冊です。
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尺を取るだけじゃない!?
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投稿日:2008/06/25 |
西の魔女さん 30代・ママ・福岡県 女の子14歳、男の子10歳
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「ふしぎいっぱい写真絵本」シリーズ8冊目です。
シャクトリムシと言えば
体を縮めたり伸ばしたりして進むイモムシ
…としか思っていないちびっ子も多いんじゃないかな。
でもこの絵本を読むと
「シャクトリムシは林の忍者だ☆」と実感することうけあいです。
(本文でも「シャクトリムシは 林のにんじゃだ」と言っています。)
子どもとシャクトリムシを探しながら読むのも楽しそうです。
イモムシの成虫って 何か知っていますか?
私は 知らなかったので 新しい発見でした。
他にも 大きくなるたびに脱皮を繰り返したり
危険を察知すると 蜘蛛のように糸を垂らして逃げたりと
子ども達の好奇心をくすぐる内容が盛りだくさんです。
そして このシリーズ…
とにかく写真がめっちゃ良いです。
是非たくさんのちびっ子の目に触れて欲しいと感じる絵本です。
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「目覚まし屋さん」に驚きです
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投稿日:2008/06/24 |
ちょし★さん 30代・ママ・熊本県 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳
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今の様に正確な目覚まし時計がない時代。
頼まれた時刻に、窓を叩いて起こして回る「目覚まし屋さん」という職業がありました。
この絵本は そんな目覚まし屋さんのひとり メアリー・スミスという実在の人物のお話です。
そんな職業があったなんて!この絵本で初めて知りました。
そうですよねぇ・・。朝早ーく起きなければならなくて、絶対に寝坊出来ない人たちは、どうやっって起きてたのか・・・確かによく考えると謎です。
そうか・・、目覚まし屋さんに起こしてもらっていたんですねぇ。
・・日本にも似たような職業があったのかしら???
今度 小学中学年の読み聞かせで使用しようと考えています。
きっと「へぇ〜!!」とびっくりしてくれることでしょう。
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草が虫をどうやって食べるか知っていますか
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投稿日:2008/06/25 |
西の魔女さん 30代・ママ・福岡県 女の子14歳、男の子10歳
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「ふしぎいっぱい写真絵本」シリーズ9冊目です。
読み聞かせボランティアのお友達から教えてもらいました。
5年生のクラスで読んだそうですが
とっても反応が良かったとのこと。
早速図書館で借りてきて 私も読んでみました。
ハエトリク゜サ、モウセンゴケ、ウツボカズラ、サラセニアと
4種類の食虫植物が紹介されています。
写真絵本シリーズと題しているだけけあって
とにかく鮮やかな写真がとっても印象的です。
作りや特徴をばっちり見る事ができるのはもちろんのこと
虫を捕まえている所なんかも たくさんあって
子ども達の反応が良かったというのにも 納得させられました。
ハエトリグサの棘だらけの葉っぱは 迫力満点だし
モウセンゴケが ハエを捕まえている場面の数カットは
意識を持って生きているのかと錯覚を起こしそうです。
知的好奇心をくすぐられること まちがいなし☆
「虫を食べる」って むしゃむしゃ食べるわけではないんですね。
(ちょっと勘違いしていた私です 笑)
答えは 読んでの楽しみとしておきますね。
小学生でも十分楽しめる絵本だと思います。
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ローワンと一緒に旅に出たような・・
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投稿日:2008/06/24 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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小学校の読書週間に娘と読みあいをして楽しんだ1冊です。
以前から気になっていたのですが、読み始めたら、ぐいぐい引き込まれる感じで娘は聞くほうに集中してしまいました。
リンの谷(住んでいる谷)に水がとまり家畜のバクシャーが段々弱ってくる、水がなければいずれは・・・作物もなくなるだろうと谷の勇気ある若者7人が山に登っていく冒険のお話です。
主人公のローワンは勇気なんて全然ありません。ちっぽけな泣き虫な男の子なんです。そんなローワンの成長ぶりにも驚かされます。
子どもって・・こうして大きくなるんだな・・って感じがしました。
このお話は不思議な地図からはじまり谷や洞窟・・こうもり・クモ・まぼろし・・・ドキドキの要素がいっぱいでした。
山に近づくにつれて仲間が減るのですが・・死んでしまうのでないのが大好きなところです。本当に安心して読んでいけました。
死というドキドキじゃない安心できるスリルとどきどきのある読み応えのある内容です。
小学生4・5年生なら自分でも十分読めると思いますが親子で楽しむのも素敵ですよ
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チョコレート戦争の結末は。。
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投稿日:2008/06/22 |
とらのさん 40代・その他の方・埼玉県
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一昔前には、教科書に載っていた作品です。自分のやっていないことの犯人にされてしまう二人ですが、その二人を信じる先生がいて、そしてそれを助ける仲間がいます。お店の看板であるチョコレートケーキを盗みだす計画は失敗したけれども、子どもたちのまっすぐな心は大人に伝わっていきます。作品が古いものなので少し色あせていますが、まだまだ力を発揮できる本。お子さんだけではなく、学校の先生、そしておかあさんお父さんにもおすすめの本です。
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何でも明るく乗り越えちゃうすてきな人
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投稿日:2008/06/22 |
とらのさん 40代・その他の方・埼玉県
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やまんばあさんの活躍するシリーズの一つ。もう既に、みんなと仲良しになっているやまんばあさんが小学校の運動会に招かれるお話です。ルールなんてわからない、運動会だってなんだんだってよく知らないんですが、独特のそのパワーで何でも楽しくしてしまう、やまんばあさんのその心意気。すてきです。一緒にパワーをもらいましょう。やまんばあさんのファンになった人は何冊かありますから是非そちらも読んでください。
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めまぐるしい展開に目が離せない
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投稿日:2008/06/21 |
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県 男の子10歳、男の子7歳、女の子5歳、女の子1歳
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読み聞かせると速めに読んでも15分程かかります。10歳、7歳、5歳に読み聞かせました。読み聞かせをするのであれば、どの子も楽しめます。2年生の息子と4年生の息子は自分で読み直して楽しんでいました。
一番ドキドキしたのは
2年生「いまにも たまごが われそうになっているところ」
4年生「りょうしたちに てっぽうを むけられているところ」
だそうです。
ドキドキした箇所に付箋を付けて読み直したら、本に付箋がいっぱいになりました。めまぐるしい展開に最後までドキドキしっぱなしで、目が離せません。
絶対オススメの一冊です。
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私も「かいいんしょ」が欲しいです
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投稿日:2008/06/21 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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タイトルと表紙に惹かれて読み聞かせに使う予定で借りてきたほんですが・・・読み聞かせにはともても無理!(私は・・・)
でも・・娘は凄く気に入ってすごく上手に読んでくれます。
親ばかですが・・・才能ある??
絵本を読んでいたボーのところへあらわれた3人のおばけ・・おばけはボーの本を持っていこうとします。
本をとられまいとしっかりつかんでいたら・・たどりついた先がお化け図書館でした。
こどもの興味をぐっとひきつける展開なのですが・・・絵だけで語られているページがあり・・・お話を想像するのかな?そのページが読み聞かせには曲者・・でも想像が広がるので楽しいですね。
おばけたちはひょうきんな可愛さがあって、こんなおばけたちの図書館なら私も張り切って読み聞かせ行くのにな。
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一人じゃない事を知って欲しい!
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投稿日:2008/06/21 |
ちょし★さん 30代・ママ・熊本県 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳
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「いじめ根絶月間」というものがあるようで・・・。それに合わせて、小学4年生の朝の読み聞かせで使用しました。
雨降りでどんよりしている雰囲気の中、ますます空気が重くなるようなこの絵本。4年生ともなると、読み聞かせの反応もシビアな時があるので、ちょっと怖かったんですけど・・。
そんな心配は必要なかったかな?と思う位、子供たちは真剣に聞いてくれました。
初版された年がいつか確認するの忘れてしまいましたが、「レコード」という表現からも、すこし前の時代の絵本でしょうか・・。
いじめはもちろん 良くない事。
してはいけない事なのが当然なのは、昔も今も同じです。
でも、出版された当初と今では、読み取れる事・子供たちに より伝えたい部分が少し変わってきているんじゃないかなぁ、と感じました。
例えば、およそ20年前、中学生だった私がもしこの絵本を読んだとしたら
「いじめられる人の苦しみを考えよう。いじめはしてはいけない。いじめはやめよう」と、その程度の感想にとどまったと思います。
買い与える・読み聞かせる側の大人たちも、「いじめをやめましょう」という攻撃する側へのメッセージの方が強かったのでは・・?
しかし現在、母である35歳の私がこの絵本を読み聞かせる時に、子供たちに一番伝えたかったのは、「この絵本の少女のように、死なないで」という事でした。
攻撃される側への「いじめられても 死なないで」だったのです。
いじめる子供たちに対してだけ読むのではなく、いじめられている側の子供にこそ読んで欲しい。そう思いました。
世界は広いです。いじめて来る子たちだけが全てじゃないんです。必ずどこかに友達はいるから、どうかすべてに背を向けて心を閉ざして死んだりしないで欲しい・・。読み聞かせをおえたあと、子供たちにそう言葉を添えました。
どんな形ででも、子供たちの心に残って、忘れてほしくない作品です。
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犬好きはワクワク・苦手はドキドキ
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投稿日:2008/06/21 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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しらない犬がついてくる・・・これって怖くないんでしょうか?
絵でみるとけっこう大きな犬で・・・娘は『私なら泣く!』そう彼女は動物が苦手。
犬好きさんにはほのぼの〜って思う本なのかな・・・私は犬好きだからこんなことあったらやっぱりわくわくするけどな!
ついてくる犬から逃げようとして最後は犬に助けられるんだからなんとも楽しい絵本なのに・・・犬きらいの娘には『わからん!』
なので星4つにしました。
作者さんはとても犬好きのようです。
読み手もいろいろな人がいますからね・・・
動物好きな人は楽しめますよ・・
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いのちとは
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投稿日:2008/06/20 |
マダムちえちゃんさん 30代・ママ・群馬県 9歳、7歳
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今なお現役のおいしゃさんの話です。
いのちとは・・・心臓の鼓動の早さなどを
通してわかりやすく教えてくれます。
高学年に読み聞かせを
していますが、じ〜と聞いてくれました。
絵もとても可愛く15分はかかるので
高学年向きかも知れません
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