ムーミンのふるさと
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投稿日:2012/12/14 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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私も子供も、ムーミンの不思議感いっぱいの原画が好きなので、特集が楽しかったです。メインキャラはもちろん、他の不思議キャラもいっぱい紹介されているのが、おもしろかったです。
作者のヤンソンさんの島の暮らしぶりにも、びっくり。
ムーミンの故郷に行ってみたくなります。ムーミンの丸い家を見てみたいなと思いました。
新刊情報や、バーバパパのフェルトグッズなど、今号も盛りだくさんで楽しかったです。
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楽隊の住む家
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投稿日:2012/12/12 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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ブレーメンの音楽隊、でおなじみのお話ですが、この本は楽隊になっています。
4匹の動物たちが、いきいき描かれています。仲間がふえるたびに、友だちっていいなとしみじみしました。
ブレーメンの楽隊に、家を追い出されたどろぼうの、おおげさな勘違い話に笑ってしまいました。ほんとうに怖かったんですね。
4匹の楽隊が住む家って、おもしろそう。昼間だったら行っても大丈夫かな、なんて思いました。
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擬人化が面白い
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投稿日:2012/12/11 |
AAさん 40代・ママ・山口県 女の子11歳、女の子9歳
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なんとなく気になる絵本ではありましたが、読む機会がありませんでした。
ものが擬人化されることはあっても、ひらがなや濁点が人になり心を持って考え悩むストーリーの本は初めてで大人的にはとても面白いです。
最後はハッピーエンドですし、気分良く終わることができます。
この本を高学年の子に読むのはいけると思いますが、低学年は「どうかな?」
と思いつつ、いろんな学年の子供がいる読み聞かせで読んでみました。
この奇抜な設定のせいでしょうか?
1,2年生も全く声を出さず、超真剣に聞き入っていました。
読んでいる私は、反応ないな、つまらないなという感じではなく、
(すごい真剣だから、肝心なところでしくじれないな。)
という緊張が漂いました。
読み終わったら、心なしかいつもより大きな拍手。
これが、本のもつ力なんだろうなと感心しました。
この本、読み聞かせにもいいですよ。
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ほんとうの豊かさ
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投稿日:2012/12/11 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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美しい詩のような文章と、あたたかいタッチで描かれた素朴な暮らしの絵、余韻のある余白がすてきな絵本です。
なにかとあわただしい年の瀬に、おちついた気分になりました。
作者が山おくにすんでいたころ、たしかに暮らしは不便そうです。でもみんなおだやかで、いい顔をしてしるなとしみじみしました。
ほんとうの豊かさを感じるお話でした。
大きな黒いヘビとの記念写真のエピソードに、うちの子は怖がりながらもうらやましがっていました。
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にっこり プーさん
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投稿日:2012/12/10 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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プーさんは、アニメやグッズでおなじみでお話も、断片てきには知っていました。でも、原作は読んだことありませんでした。
この本は、カラフルさはありませんが、じっくり楽しめます。挿絵がたくさんあるので、子どもも飽きずに読めました。
翻訳は石井桃子さんなので、文章が上品です。堅苦しさはないのですが、ていねいな言葉だなと思いました。
最後のシーン、夕日の中でのプーとコブタの会話に笑ってしまいます。読み終えたときに、自然ににっこり頬がゆるんでいました。
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ウソはどこまでも
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投稿日:2012/12/09 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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お話もおもしろかったですが、海の中の生きもたちの絵がとてもリアルで楽しかったです。深海魚が好きな子どもは、大きな目の深海魚たちをおもしそうにみていました。いろいろな魚たちの名前を覚えました。
いつも、ちこくのいいわけが「ウソ」みたいなチビウオくん。ここまで言われると、もう笑ってしまいます。チビウオくんの楽しいウソは、おもいがけないところまで、広がっていきました。
最後のオチまで楽しい絵本でした。
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マザー・テレサ
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投稿日:2012/12/07 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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茨城のり子さんの詩に「マザー・テレサの瞳」というのがあります。その中に「鷹の眼は見抜いた 日本は貧しい国であると」という一節があります。
この伝記の中に日本に訪れたマザー・テレサが裕福な紳士が札束を寄付しようとした時に「ゆたかな国でありあまったもののなかからあたえていたただきたいとは思いません」と断ります。
お金や物の量ではなく愛の量こそ大切だということをマザー・テレサは考えていたそうです。
この場面を読んだ時に、茨城さんの詩が蘇ってきました。今、マザー・テレサが日本を訪れたら一体どんな言葉を伝えてくれるでしょう。
大きなことでなく、人に席を譲る、優しい言葉をかけるそんなことから始めてほしいとマザー・テレサは伝えています。
日本にも愛語と布施を説いた道元という僧がいました。マザー・テレサの言葉は宗派を超えて、道元にも通じるものがあると思ったところです。
大事なことは、国や宗教には関係なく人を愛すること、そこからおこる気持ち、思いやりなのだろうと思います。
息子が借りてくる漫画伝記です。伝記はできたら文章で読んでほしいそういう思いから、☆4つですが、親子で大切なことを話し合いたくなるそんな内容です。
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シンプルなこだわり
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投稿日:2012/12/08 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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シンプルな言葉のしりとりの絵本です。シンプルだからこそ、見ている子どもも自由に、次の言葉を想像できるのがいいなと思いました。風の子の、元気な声が聞こえてきそうなレイアウトがおもしろかったです。
内容は、小さい子ども向けですが、大胆なデザインがすてきなので大人も楽しめます。とださんらしい、色と形のこだわりが感じられました。
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「め」が出て、「はな」が咲いて
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投稿日:2012/12/06 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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表紙のうえきばち、インパクトあります。いったいどんなお話なのかなと思いながら、ページをめくりました。
「め」が出て、「はな」が咲きましたが、、、
ちょっとシュールなだじゃれに、びっくりしました。
手書きの文字も、味があっておもしろいなと思いました。
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みんな、つかまるなんて
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投稿日:2012/12/03 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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専門店に行ったらあるかもしれませんが、ふつうのスーパーではお月さまサイズの、「これ」はなかなか見かけませんね、、、。
お月さまをとった罪でつかまってしまう。リスの想像力に笑ってしまいました。刑務所の中の様子を、よくわかっているのがなんだかほほえましいです。仲間たちも、みんなつかまってしまうのでしょうか、、、。
空にもどったお月さまは、あしたから、どんどんおおきくなる三日月です。ほのぼの笑える終わり方がいいなと思いました。
いきいきと描かれたモノクロの動物たちと、鮮やかな色のお月さまとのコントラストがおもしろいなと思いました。
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本になるまでの
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投稿日:2012/12/05 |
きゃべつさん 40代・ママ・埼玉県 男の子11歳、男の子8歳
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絵本ナビでの評価がとても高くて、以前から気になっていて購入してしまいました。
歴史好きの私にはたまらない一冊でした。木の葉から始まった紙、木簡、石の印など、5000年に及ぶ紙の発達、印刷の発達がコンパクトにまとめられています。
つい最近、古代オリエント博物館で、円筒形の印象をみてきたところなので、
そのページは子供たちも「僕たちが見たのだ」と喜んでいました。
次男には少し早かったようですが、長男は喜んでめくっていました。
家に長く置いて楽しめる一冊だと思います。
私も楽しみました。こうして今絵本や本が楽しめること・・先人の努力に感謝です。
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波のような
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投稿日:2012/12/06 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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大きいりょうしさんと小さいりょうしさんのお話です。
シンプルな文章で、波のようなリズムがここちいいです。読んでいても、聞いていても気持ちがいいなと思いました。
海のお話らしいダイナミックな絵もワクワクしました。海の中の様子は楽しくて、空と海のおおらかさもいいなと思いました。
昔の本ですが、ぜんぜんいろあせていない感じがします。
大人も子供も、ゆったりリラックスできる絵本でした。
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おばけからケーキ
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投稿日:2012/12/01 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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おばけ好きの子どもと一緒に、おばけの絵本をいろいろ見てきたつもりでしたが、ほんとうに「安心感」を裏切るおばけたちでした。
おばけの形もすごいけれど、模様が独特、、、。おかあさんの青ざめた顔もびっくりして笑ってしまいました。最初は、おばけをこわがっていたのに、とうとう怒ってしまったおかあさんの顔も迫力がありすぎて、また笑ってしまいます。
それにしても、おばけたちはなぜケーキを持ってきたのでしょう。ただの勘違いだったのでしょうか。さいごまで不思議なお話がおもしろかったです
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ゆきおんなの恋
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投稿日:2012/12/01 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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雪おんなのお話は、なんどか読んだことがありますが、絵によって印象がちがうなと思います。宇野さんのゆきおんなから、怖さや悲しさが伝わってきます。ひんやりとした、透明感があると思いました。
子どもが読むと、こわいお話に見えますが、大人が読むとまたちがった感じがすると思います。ゆきおんなの恋をする気持ちや子どもを思うきもちにしみじみします。
昔話は、奥深いなとあらためて思いました。
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リンドグレーン作品ですが
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投稿日:2012/11/30 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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リンドグレーンの作品の中であまり知られていないこの作品。図書館でも閉架扱いだったので、当然絶版のように思っていました。
息子に読み聞かせ終わり、ナビでレビューと思ったら、この作品購入できるんですね。
ウミガラス島で過ごすことになったメルケルソン一家のお話です。パパは作家であまり生活力もなくどちらかというとたよりない感じ。でも、子どもたちを大切に思い大事にしていることが伝わってきます。
母の代わりをする19歳のマーリンを筆頭に島で暮らすきょうだいと、そのきょうだいを取り巻く島の子どもたちとの関わりがとても生き生きとして語られています。
中でも隣のお店の5歳のチョルベン。リンドグレーンのロッタちゃんやマディケンといった少女を彷彿とさせます。おてんばな子なのですが、物事の本質をわかっている女の子でとても好感が持てました。
リンドクレーンは、子どもの気持ちをとても丁寧に描き出すなあということがこの作品だけでも改めて感じることができました。
最初淡々とした感じで進行していきますし、登場人物が多いこともあり、息子の反応も今ひとつという感じだったのですが、100頁あたりを過ぎた頃でしょうか、とてもおもしろく感じてきたようです。
普通の生活の中にある冒険、生き生きとした出来事、自然の厳しさ、いいことばかりでなく悲しいこともおきますが、人生ってやっぱり素晴しい、人間っていいなあというしみじみとした感動がありました。
あまり知られていない作品だと思いますが、リンドクレーンに興味を持ったら一度は読んでほしい作品です。
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死を意識して
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投稿日:2012/11/29 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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ふだん「死」について、きっちり向き合うことってあまりないです。でも、この本では、子どもでもわかるように、死について書かれています。ふりがなもついているので、読みやすいです。
死は必ずやってくる、と意識していた方が、生きていることを実感できそうです。
子ども向けに、このようなテーマの本が出版されたことが画期的だなと思いました。お葬式の作法や準備など、こまごましたこともくわしくかかれていて役に立ちます。
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北国らしい
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投稿日:2012/11/29 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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フィンランドの叙事詩、カレワラをもとに描かれた絵本です。表紙からもう、北国感がいっぱいです。
魔女だから、なんでもできると思いますが、まさか太陽と月を隠してしまうなんて、、、。でもあわてて太陽を返すロウヒが、なんだかにくめません。ロウヒがスキーしているのも、フィンランドらしいなと思いました。
最後のページ、太陽がもどってきて、緑あふれるしずかな村の場面がすてきです。ロウヒの家の中や動物たちの表情など、ていねいに描かれたクーニーさんらしい絵に、見入ってしまいました。
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お話としての楽しさを堪能
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投稿日:2012/11/27 |
はなびやさん 40代・ママ・愛知県 男の子11歳
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異なる性格のふたごの兄弟の冒険のお話。上下巻あり長いお話ですが、章ごとに話が完結しているので長さも気にならなかったです。
時々、響きがおもしろい名前が出てきます。ディ・ディディディ領主もその一つで。
読み聞かせが終わって時間が経つのですが、息子は思い出したように「ディ・ディディディ領主」なんてことを言うことがあります。
一つひとつのお話には、元になったお話があるようでそれは章の最初に言葉と共に紹介されています。
元のお話と読み比べたら一層おもしろさが増しそうですが、このお話単体でも充分お話としての楽しさを堪能できました。
困難な状況に陥った時の兄弟の仲の良さと信頼感と知恵がよかったです。
どの章も先がどうなるんだろうと思うと目が離せず、一気に読み聞かせ終わったという感じでした。
上下巻揃えてまた読み返したいお話です。
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幸せになるために
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投稿日:2012/12/02 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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しあわせになるのは簡単ではない、というお話でしょうか。でも、他にもいろいろ深読みができます。
いきなり父親に、くまのような男と結婚しろといわれても、、、。ふつうだったらお姉さんたちと同じ行動をとってしまいそう。結局、お父さんとくまっ皮の男のいうことを聞いた末娘が、しあわせになるんですね。
くまっ皮の男は、見た目はひどくても、お金はたくさん持っていたことも、気になりました。なかなか複雑だなー、とおもいました。
ラフなタッチでいきいきと描かれた絵も楽しめました。くまっ皮が迫力あります。
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高学年読み聞かせ
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投稿日:2012/11/27 |
将軍亭琴音さん 30代・ママ・京都府 女の子13歳、女の子10歳、女の子8歳
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小学校の読み聞かせ会に持参しました。
対象は高学年。5.6年生が10人弱ほど聞いてくれました。
今回のテーマは「さかさまにする本」ということで
「まさかさかさま」のシリーズを検討していたら、
ストーリーのあるものをこちらで見つけたので
これに決定!ほかに二冊持っていって
これを一番最後に読みました。
始まったとたんに、もうみんな絵にくぎづけ!
「これがさかさまになったらどうなるの?」と
ワクワクしながら見てくれていました。
そして、さかさまになった絵が
ちゃんと見えたときの楽しそうな笑顔。
読んでいる最中から「この本、メッチャ面白い!」
という声が聞かれ、読み終わったと同時に
休み時間終了のチャイムがなったのですが
興奮冷めやらぬ子供たちは、わらわらと集まって
もう一度絵本を見に来たのです。
幼稚園や低学年なんかではそういうことも
時々あるけど、高学年にもなるとそんなことは
めったにないので、嬉しかったです。
また「これ今度の放送の読み聞かせにいいんちゃう?」
(最近の放送委員会は、音声だけでなく映像もあり。
給食時間に各教室のテレビに映るのです)
なんていってくれる子供もいて…読み聞かせ冥利に尽きます。
所要時間6分半。
子供たちとワイワイ楽しんでください。
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