本当に大切な「たからもの」
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投稿日:2012/05/22 |
まだむ☆やんさん 40代・ママ・神奈川県 女の子11歳、男の子9歳
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深い深い山奥で、おじいさんとひっそりと暮らしていたペーター。
おじいさんが亡くなる前に教えてくれた、山の奥の湖にある宝物のことを、
強引に奪おうとする町の王様や役人たちとは対照的に、
これからも、山の奥でひっそりと暮らしていくのですね。
人間が幸福に暮らすために必要なものって、
衣食住は最低限で、
あとは、ほんの少しの「きれいなたからもの」と、
気の合うお友達、
それだけなのかもしれません。
思い出して何度も読みたくなる、美しいお話のきれいな絵本です。
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身分の壁
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投稿日:2012/05/22 |
まだむ☆やんさん 40代・ママ・神奈川県 女の子11歳、男の子9歳
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美しい珊瑚。土佐の海から上がってくるものなのに、
土佐の浜の娘たちはに持つことが許されない、遠いもの。
その理不尽さを飲み込んで、いっそう珊瑚は美しく輝く。
我が子にも読み聞かせ、小学校の読み聞かせでも読んでいます。
テレビドラマで坂本龍馬が取り上げられた頃にも、
子どもたちが「土佐」という土地に興味を持ったらしいので
読んでみました。
小学生も、高学年になってくると「昔は身分にも差があって」ということは何となく知っている。
それでも、ただ、漠然と、
「お殿様は偉い人で、それ以外の普通の人がたくさんいた」
くらいにしか思っていない。
実際のところは、そんなに生ぬるいものではなく、
武士が偉いといっても、その中にも将軍から大名から上士、下士の違いがあり、
農民や漁民たちでさえ、それぞれの分を超えることは許されなかった時代。
そんな時代が、ほんの少し前まであったことを知ってほしいと思い、
小学生たちに読み続けています。
確かに、子どもたちにはすぐには伝わりにくい内容です。
それでも、年齢が上がっていくにつれ、少しずつ理解してくれます。
それに、お話も、絵も、ただ残酷で悲しいだけではなく、
やっぱり美しいのです。
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野の花、しみじみ
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投稿日:2012/05/21 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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からすうりや、れんげ、どくだみなど野の花が、リアルにていねいに描かれています。小さくて目立たない花は、見過ごしてしまいがちですが、じっくり見るとしみじみします。
野の花を以前は道端で見かけましたが、いまはみな舗装されて近所では見られなくなったのが、残念です。
野の花の中にいる小人がほほえましいです。野原で、じっと観察したら、本当にいるかも、、。小人と野の花のとりあわせが、安野さんらしいなと思いました。
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みんながおかあちゃんに
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投稿日:2012/05/20 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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駅のおかあちゃんに注意されているのは、子どもより大人の方が多いのがかなしいなと思いました。子どもは、しっかり見ています。
以前なら、駅のおかあちゃんのような人が増えるといいな、、、と思ったでけですが、本当は私たち大人がひとりひとり、駅のおかあちゃんにならなければいけないんだなと感じました。
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全身を使って
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投稿日:2012/05/20 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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ページをめくっても、よくわからない不思議なゆがんだ絵が描かれています。この絵は、付属のミラーをつかって見ます。丸めたミラーには、繊細な絵がうつっています。びっくりしました。
こんなしかけ本って、他にもあるのでしょうか。
ゆがんだ絵も、計算されて描かれています。しかけの意味がわかっても、やっぱり不思議でおもしろいです。
本を逆さまにしたり、視点をずらしたり、全身を使って楽しむ絵本だなと思いました。
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こんなものまで
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投稿日:2012/05/20 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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蚤の市では、いろいろなものを売っていて、見て歩くのは楽しいです。
この城跡で開かれてる蚤の市は、ほんとにすごいです。じっくり見たら、一日では回りきれなそう。安野さんの画力には、本当にびっくりしてしまいます。ひとつひとつがリアルで、あちらこちらにユーモアをちりばめています。
日本の古道具売り場に、西洋の騎士(きし)像が、その隣になぜか雉(きじ)がいるシュールさに笑ってしまいました。原油まで売っている蚤の市、宝探しに行ってみたいなと思いました。
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「がんばったね」でほっとしました。
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投稿日:2012/05/17 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子11歳、
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「がんばれ!」って言われて、頑張らない子はいない。
だって、お母さんに褒めてもらいたくて、頑張っちゃうのがこども。
ころんでも泣かない。がんばれ がんばれ。
とりあえず、何でもやってみる。がんばれ がんばれ。
いっしょうけんめい、考える。がんばれ がんばれ。
いっぱい「頑張れ!」って言ってたら、なんだかしんどくなってきた。
最後に、「よく、がんばったね。」(花丸◎)
そう、この言葉が聞きたかった!(言いたかった!)
「がんばれ!」と応援した後には、「がんばったね!」と褒めてあげたい。
一番最後でなく・・・
親だって、こどもの笑顔が見たいから。
言葉がおしゃれに描かれていて、見ていて楽しい。
応援したい人に、プレゼントするのもいいですね。
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笑い鍋
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投稿日:2012/05/19 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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好き嫌いがあって、すぐに笑ってしまうなべ。ちょっとめんどうな鍋ですが、にくめません。おもしろい展開で、笑ってしまいます。
一か月、二か月と料理を作らせてもらえなくなった鍋。ついに、エビスープを作ることになりました。途中で失敗しないかな、とどきどきしながらページをめくりました。
白目のこわおもしろいキャラは、インパクト大です。シュールなお話とぴったりでした。
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純白のろば
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投稿日:2012/05/18 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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シンプルすぎる表紙に、驚きます。表紙だけでは、クリスマスのお話とは、わからないくらいです。
おもいがけず、サンタクロースの手伝いをすることになった、ちいさなろば。トナカイといっしょに、空を翔る姿がかっこいいです。
サンタクロースからは、くつしたには入りきらない素敵なプレゼントが。ちいさなろばと純白のろばがみつめあうシーンに、じーんとします。
やさしく、あたたかいお話に、落ち着いたトーンの色がぴったりあっています。静かな喜びがつたわってきます。
クリスマスシーズン以外の時でも、楽しめるなと思いました
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自分に自信を持って!
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投稿日:2012/05/18 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子11歳
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こうしのモーは、うんちをするのが、とてもはずかしく思っていました。
でも、そのうんちが、花や草を育てていると知り、
役にたっていることが嬉しくなります。
遠くに住むおかあさんが病気だと知ると、
もぐらのゲンさんに応援してもらいながら、勇気を出して、
夜の森の中を進んでいきます。
夜の闇は恐怖そのもの。
でも、そばに頼りになる者がいれば、
なんとか乗り越えられるものなんですね。
読んでるほうは、ドキドキしっぱなしでしたが・・・
おおかみの勘違いは、ちょっと笑えました。
無事、お母さんの元にたどりつけて、ほっとしました。
こうしのモーは、ゲンさんのお陰で、
ちょっとは自分に自信が持てるようになったのかな。
それから、立派なうんちをするようになったそうです。
おすすめは、3〜4歳ころから。
自信のない子も、少しは自信のもてる子になったらいいね。
そうそう、うんちも、大事な役割があるって知れていいよね。
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運命は変えられる
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投稿日:2012/05/20 |
おおたんさん 40代・ママ・山梨県 男の子10歳、男の子7歳
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厚くて読みごたえのある本ですが、小5の息子は夢中で読んでました。
主人公スタンリーは、何をやってもツイてなく、運にも見放され
無実の罪で更生施設に送られます。
そこでは、ただただ穴を掘り続けるよう命令され‥
最初は気弱なスタンリーがだんだん体力をつけ、精神的にも強くなり
知恵を絞り、仲間を助けに行く。
過酷な状況であっても、あきらめないで自分を信じ行動することで
運命は変わっていくのだと思います。
ハラハラ、ドキドキのシーンもあり、読者を引き込みます。
爽やかな読後感もきもちいい!
長い夏休み、グリーンレイク・キャンプの砂漠の暑さを感じながら、
読んでみるのもいいのではないでしょうか。
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勇気をだして!
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投稿日:2012/05/17 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子11歳
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風の電車に乗るのは、たんぽぽの綿毛。
新しい場所を求めて、たんぽぽの綿毛は旅に出ます。
森の中、暗い谷間、海岸に停泊しているヨット、広い台地・・・
たんぽぽの綿毛が降り立った場所は、
どこも明るい光に満ちて輝きだします。
最後に残った私は、どこに咲いたらいい?
娘が小さい頃は、必ず、綿毛を見つけると吹き飛ばしていました。
「どこに行くんだろうね。」
親子で、綿毛の行き先を心配しながら、
「どこかで、咲いてくれたらいいね。」
そんな会話をしていたのを、懐かしく思い出しました。
娘も、たんぽぽの綿毛のように、
いつかは、自分の元から飛び立っていきます。
そして、どこか新しい場所に、自分の降り立つ場所に降り立って、
根をはることでしょう。
そこで、精一杯生きていってほしいです。
詩的な文章が、心の奥底にズンと下りてきて、
なんだか勇気づけられるます。
葉祥明さんの優しく明るく美しい絵に癒されます。
小さなお子さんでも楽しめますが、
メッセージ性を考えると、小学校高学年のお子さんにもおススメ。
私も、結構気に入っています。
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鐘を鳴らして
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投稿日:2012/05/18 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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この、くまさんシリーズは、全部ていねいに描かれているので、じっくり楽しめます。働くことの大切さが、つたわってきます。
くまさんは、ぬいぐるみみたいなのに、人はリアルな感じなのがおもしろいなと思いました。
「暖炉の火で、マフィンをあぶり、きいちごのジャムをぬってたべました」とあります。イギリスらしい、ゆったりした時間が感じられます。
鐘をならしてやってくるパンやさん、私の町にも来てほしいなと思いました。
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誰かが走ってるときは
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投稿日:2012/05/22 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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どろぼうを追いかけて、げいこさん、歌舞伎役者、忍者まで、みんなが走っています。なんともにぎやかな捕り物です。追いかけながらもどこかおもしろいのが、なにわぽいなと思いました。
時代劇には、どろぼうがよくでてきますが、本当に多かったのでしょうか。
だれかが はしってるときは ぼーっとしてたらあかん。けどな、あわてたら あかん。という、番頭さんのことばがしみじみしました。
元気いっぱいのこまめどんが、ほほえましいです
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おとうさんの仕事
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投稿日:2012/05/17 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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おとうさん仕事を、いつも見ていられるのは、とてもいいことなんだと思います。そして、街を歩けば、おとうさんの看板がいっぱいです。
ペンキでよごれるけれど、かっこいいです。でも、お酒を飲みすぎることも、、、。職人気質のおとうさんをささえるおかあさんも、すごいと思います。
家族のきずながしみじみします。版画絵のごつごつした感じも、職人さんぽくて、ぴったりあっていました。商店街のある町なみがなつかしいです。私が子供のころは、近所に職人さんがいて、仕事を見ていたこと思いだしました。
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あたしゃ 見ていたよ
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投稿日:2012/05/17 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳
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表紙の、緑の顔はインパクトがあります。タイトルも、謎めいていて、どんなお話なのか、わくわくしました。
うそつきコックの、テキトーすぎるうそに笑ってしまいます。うそに気がつかない、まわりのコックさんたちは、人がよすぎます。
「あたしゃ 見ていたよ」という、おばさん口調のコックのぼうしもおかしいです。うそつきコックは、気持ちを入れ替えて、がんばれるのかな、、、
白目顔が、こわおもしろくて楽しめました
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楽しく食育
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投稿日:2012/05/16 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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私も子供もだいすきなサンドイッチ、ほんとにいろいろありますね。シーフードサンドイッチがおいしそうで、食べてみたいです。
動物たちのわくわく顔がほほえましいです。
絵本を見たあとには、サンドイッチを食べたくなります。具材もしっかり描かれているので、作るときの参考になります。中身がわかると、楽しく食育ができるなと思いました
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笑顔をつくったる
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投稿日:2012/05/16 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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おかあちゃんのバイタリティとユーモアがすごいです。おかあちゃんは、これくらいパワーがないとだめですね、見習いたいです。
おかあちゃんが得意のミシンで作ってくれるものは、笑ってしまうけど、ある意味「おいしい」ネタになりそう。
寅さん風スーツは、絶対ねらってるやん、、、。
おとうちゃんがいなくて、みんな淋しいはずなのに、毎日が漫才のような楽しさ。笑いのパワーが、いちばんです。
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グルメなまないた
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投稿日:2012/05/15 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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見返しにかかれている料理が、どれも本格的でおいしそうです。まないたが食べたくなる気持ちよーくわかります。
じつは、みんなから食べさせてもらっていたまないたの、ちゃっかりぶりに笑ってしまいました。みるみる大きくなっていきます。コックさんはみんなやさしいですね。
白目の顔が、こわおもしろくて、お話にぴったり。子どもから大人まで楽しめるなと思いました
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気をつけないと
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投稿日:2012/05/14 |
どくだみ茶さん 40代・ママ・秋田県 女の子11歳、
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うちの子は、虫をあまりこわがらないのですが、私はページをめくるたびに、こわごわです。
野外では、やっぱり気をつけないといけないですね。
数年前、こどもたちの間で流行した、あたまじらみなどもあって、じっくり見ました
でも、この生き物たちも、生態系の一部です。めぐりめぐって人間のためになっているのかもしれないなと思いました。
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