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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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11歳

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★4  やりたい放題の王様にびっくり! 投稿日:2012/01/17
多夢さん 40代・ママ・兵庫県  女の子11歳
トリッポンと王様
トリッポンと王様 作: 萩尾望都
絵: こみねゆら

出版社: 教育画劇
いきなりこびとの王様が現れて、
あることないこと、無茶な要求をしてきます。
トリッポンでなくても、「ぼくが、なにをしたの」と言いたい。

「わたしは王様だ。」と威張っては、やりたい放題。
「八人の騎士はどこにいったの?」って聞くと、「狩りに行った」と言う。
もしや!?と思ったらやっぱり。
トリッポンの家の台所から、バターやらハムやらを盗み出していた。

こんなわがままな王様と、当たり前なことを喋るトリッポンとの会話が、
読んでいて可笑しくなってくる。

途中、おばけとミミィが登場します。
おばけは、たぶん「トリッポンとおばけ」に出てくるのしょう。
読んでないので、よくわかりませんが、
ミミィは、「トリッポンのこねこ」に出てくるこねこのようです。
このおばけ、犬のような熊のような狸のような・・・姿です。
このおばけが、トリッポンを助けてくれます。
さすが、友だちですね。

ラストは意外な展開をむかえますが、トリッポンもおばけも王様も、
みんな仲良く暮らせるといいな〜と思いました。

こみねゆらさんの可愛らしい絵が、
お話にマッチして、素敵な絵本になっています。

娘が、トリッポンのシリーズが気に入ったみたいで、
いつか買ってあげようと思っています。
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★4  よくおもいつくなぁ〜! 投稿日:2012/01/15
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
ぞうからかうぞ
ぞうからかうぞ 作: 石津 ちひろ
絵: 藤枝 リュウジ

出版社: BL出版
小学校の朝の読書タイムで、読み聞かせのボランティアをしています。
サブの本を探していて、図書館で借りてきました。

回文っておもしろいですよね。
低学年用にと思って借りたのですが、息子によると、4か5年生で回文を習うのだそうです
(うろ覚えでスミマセン)。
ちょっとわかりにくい回文や、低学年だと知らない言葉もあるので、
確かに4,5年生くらいがいいかも。

読み聞かせにつかうなら、しっかり練習しておかないと、つっかえます。
「さいかなとなかいさ」は、私の中でなかなか文章になりませんでした。(サイかな?トナカイさ)
最初のページは普通に読んだ後、下から指差してもう一度読むと、
回文の意味がわかりやすくていいかもしれません。

それにしても、作者の頭の中、どうなっているんでしょ!
「よだれだよ」とか「だまるだるまだ」とか、
短いのはすとんとおちて、面白い〜!ってわらっちゃいますが、
一番最後などの長い回文は、「なんでこんなの思いつけるの?」って尊敬しちゃいます!
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★5  考えてしまいます 投稿日:2012/01/15
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
せかいで いちばん つよい国
せかいで いちばん つよい国 作: デビッド・マッキー
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 光村教育図書
6年生の息子と読みました。
息子は、「深い話だねぇ。力よりも、優しさのほうが強いんだね。」
という感想でした。

大きな国の人たちは自分達の暮らしが一番素敵だと思っていて、
戦争するのも、世界中の人々を幸せにするためだ、と信じて疑わない。
みんなマンションのような建物に、同じ髪型、同じ洋服で…。
でもこれって、絵本の世界だけの考えじゃないですよね。
とってもかわいらしいイラストで、なんとなくほのぼのするお話なのに、
私は、とってもこわい本だと思いました。
読み終わった後も、すぐには絵本の世界から抜け出せず、
色々考えてしまう本です。

小学校の朝の読書タイムに読み聞かせボランティアをしていますが、
高学年や中学生に読んでみたいな、と思いました。
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★5  気になる二人のみごとなキャッチボール 投稿日:2012/01/13
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県  男の子15歳
サウスポー
サウスポー 作: ジュディス・ヴィオースト
絵: はた こうしろう
訳: 金原 瑞人

出版社: 文溪堂
なんともくすぐったい手紙のキャッチボール。
意識し合っているリチャードとジャネットの往復書簡です。
野球でピッチャーをやりたいジャネットと、チームに女の子は加えないというリチャードのプライドのぶつかり合いです。
見え見えなのに、やっぱり気になってしまう手紙の内容。
弱音を見せたのはリチャードの方でした。
ジャネットは立派にリチャードをコントロールしています。
やっぱり最後に折れるのは男だろうか。
別行動だったのが、気が付けば同じ部屋で手紙のやり取りをしているじゃないですか。
一番気になるのは、女の子を加えた次の試合の結果です。
またリチャードが落ち込んじゃったら、優しいお手紙を書いてあげてくださいね。
サウスポーのエースちゃん。
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★5  小学生の読み聞かせでも読んでみてください 投稿日:2012/01/10
よみきか戦隊オハナシマンさん 30代・その他の方・熊本県  
おひめさまようちえんとはくばのおうじさま
おひめさまようちえんとはくばのおうじさま 作・絵: のぶみ
出版社: えほんの杜
絵もとってもかわいく、女の子の憧れ(?)のお姫様の話しなので、幼稚園児向けかな?と思っていましたが

これを小学生(5年生)に読んであげたところ
みんなとても楽しんでいました。

ウケ度を5段階で評価したら星5つですね!

草食系っぽい(?)控えめな王子様達の行動にあきれた
肉食系とも言える、お姫様の元気あふれる行動が
とても今っぽく、現代のお姫様はきっとこんなんでしょうね。

この話しを聞いていた子ども達は
「めちゃくちゃ面白い!」
「王子様、しっかりせい!」
「お姫様、強っ!!!」
「こんなお嫁さんが欲しい!」と、とても楽しんでいました。

もちろん、園児達に読んであげても喜んでくれると思います。
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★5  小4の国語の教科書に推薦されてた。。 投稿日:2012/01/10
えてさん 40代・ママ・山形県  女の子10歳
はせがわくんきらいや
はせがわくんきらいや 作・絵: 長谷川 集平
出版社: 復刊ドットコム
小学校の読み聞かせで、高学年に読んだ。

数冊持っていって、どの本を読んでほしい?と聞いたら、
タイトルからか、この本が選ばれた。
最初は、聞きながら、笑い声を出して聞いていた生徒も
だんだん真面目な顏になって聞いてくれた。

最後にあとがきも読んでみると、「そんな事件があったんだ」
と、、少しでも考えさせられる事をできる絵本は
そう多くないと思う。

高学年には、笑い飛ばせるだけの絵本よりもこのように
道徳などを考えさせる絵本を読んでもらいたいし、
読んであげたい。
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★5  どんだけキュウリ好きなの? 投稿日:2012/01/14
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子16歳、女の子11歳
わがはいはのっぺらぼう
わがはいはのっぺらぼう 文: 富安 陽子
絵: 飯野 和好

出版社: 童心社
おばけの話なので、暑い夏の時期に出版されたのかと思いましたが、この絵本は10月に出版されていました。
(この頃は、少々肌寒い季節になってきていますよね)

わたしは真冬に子どもたちに読みました。できることなら暑い真夏に読みたい作品です。

のっぺらぼうの変装の様子が面白くて子どもたちと笑いました。
後、うちの子が気に入ったのは、どこまでも「きゅうり」にこだわっているところ。
パックはきゅうりだし、お膳にもきゅうりが出ているし、
ラストでお風呂に入っているときには、かっぱらしい妖怪がきゅうりを届けに来ていませんか?
それに枕!これはへちま?それとも、大きなきゅうりでしょうか?
とってもテンポのいい、楽しい絵本でした。
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★5  優しい気持ちに・・・ 投稿日:2012/01/09
絵本日和さん 40代・ママ・千葉県  男の子13歳、女の子10歳
ふくろうのダルトリー
ふくろうのダルトリー 作: 乾 栄里子
絵: 西村 敏雄

出版社: ブロンズ新社
小学校の読み聞かせで五年生に読みました。
自分が誰かのためにした無償の行為が、知らないうちにみんなを幸せにし、巡り巡って自分に還ってくる心がほっと暖かくなるお話です。絵も少し幻想的で冬らしく、ふくろうの白がとても良いな、と感じました。
笑って楽しむという絵本ではないので、子どもたちは終始静かに聴きいっていた様子でした。
五年生で読みましたが、話の内容も展開も難しい絵本ではないので、小さいお子さんに読んであげても良いと思います。大人数に読むよりもお父さんやお母さんなど近しい人が読んであげる方が優しさや温もりを感じて、より味わえるような気もします。
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★5  楽しいです! 投稿日:2012/01/07
ぶんぶんぷんさん 40代・ママ・兵庫県  男の子 14歳、男の子 11歳
ビジュアルかるた世界の名画
ビジュアルかるた世界の名画 出版社: Gakken
家族で美術館に行くことが好きですが、あまり解説を読まず感性だけで鑑賞する子どもたちの姿に、「少しもったいないな。知識としても吸収できれば」と常々思っていました。
絵本ナビショップで初めてこのかるたを見て「欲しかったのはこれだ〜」と子どもたちを招集、みんなで「これ!いいかも」と決定しました。お正月休みにさっそくかるたで遊びましたが、思った以上に名画が美しく、新鮮な気持ちでかるた遊びができ、家族のお気に入りになりました。解説もわかりやすく、小学生以上の、美術好きな子どもには最適だと思います。手にとって眺めるだけでも素敵な気持ちになりますよ。
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★5  心があたたかくなります 投稿日:2012/01/02
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
ありがとうのえほん
ありがとうのえほん 作・絵: フランソワーズ・セニョーボ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 偕成社
色々なことに感謝して、たくさんの「ありがとう」がでてくる本です。

ピンク色を中心に、気持ちが明るくなるような、とってもきれいな色使い。
単純なラインで、とっても愛らしいイラストたち。
表紙や中身がみえるように飾りたくなる本です。

朝の読書タイムに読んで、気持ちの良い一日の始まりに、とてもいいなと思います。
「ありがとうっていう人が少ないから、この本をみんなに読んでほしいな。」と6年生の息子。
「ありがとう」のところを、子ども達と一緒に言っても楽しいかもしれません。

ありがとうってすっごくすてきな言葉!
ありがとうって言うことで、自分も幸せになりますよね♪
心がほんわりあたたかくなる、とても素敵な絵本です。
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★5  私もこうありたい… 投稿日:2012/01/02
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
てん
てん 作・絵: ピーター・レイノルズ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あすなろ書房
6年生の息子に読みました。
読み終わった後、二人で「いい本だねぇ」としみじみ。
私が声に出して読んでいたら、最後は胸にせまって、つまってしまいました。

シンプルなイラストに、美しい色がとってもきれい!

私が小学校で読み聞かせボランティアをしているので、
「5,6年生にすごくいいよね。」と息子。中学生にもいいと思います。
読み聞かせするなら、約5分。

そしてもちろん大人が読んでも素敵な本です…
というか、子育てお父さんお母さんや、先生に向けての本なのかも…。

大人が読むと、先がわかっちゃって、メッセージ性の強い本かなぁと思います。
「ふぶきのなかのほっきょくぐまね」のあたりでは、正直ちょっと「う〜ん」って思いながら読んでました。

でも、ほめることはできても、
「サインして」といったり、すてきな額ぶちにいれることまではなかなかできないし、
そういうことをするには、その子を心から思ってて、この絵が本当に素敵だと思ってるんだろうなぁ…。
自分の感性も磨いてなきゃ、ワシテの先生と同じようには気づけないかも、って思いました。
子育てで心に留めておきたい、私もワシテの先生のようになりたい、と思いました。

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★4  版画が素敵 投稿日:2011/12/29
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
日本昔ばなし 三まいのおふだ
日本昔ばなし 三まいのおふだ 再話: おざわ としお
絵: かないだえつこ

出版社: くもん出版
さんまいのおふだは、色々ありますね。
私はあらすじだったら(特にラストシーンが)、水沢謙一さんの方が好きだなぁって思いますが、
こちらのおざわさんの文章も好きです。
「ぽつんとひききっちゃくい」「びちびちのさかり」とか…
こわいお話なのに、どこか安心できるユーモラスを感じました。

かないださんの版画も、こぞうの表情を見ていると怖いお話なのに、
べんじょのとびらに顔があったり、
やまんばの顔もどことなくユーモラスで、
夜おトイレに起きたとき、思い出しても大丈夫なレベルだと思いました。

読み聞かせだったら、水沢さんのほうを読みたいと思いますが、
自分のために購入するなら、色やデザインの美しい、こちらがほしいと思います。
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★4  衝撃でした 投稿日:2011/12/28
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
かちかちやま
かちかちやま 絵: 赤羽 末吉
再話: 小澤 俊夫

出版社: 福音館書店
おざわとしおさんと赤羽末吉さんの最強コンビ!

「かちかちやま」ってみんなが知っているタイトルなのに、改めて読んでみたら「こんな話だったんだ…」ってびっくりしました。

逃げたいから殺すのではなく、
じいさまへの復讐心から、ばあさまを殺しちゃうなんて…。
しかも「ばあじる」にして、じいさまに食べさせちゃうなんて…。
うえぇ〜って、思っちゃうほど、私には衝撃でした。
読み聞かせの練習台にした主人と息子も、「こんな残酷な話だったんだね」ってびっくりしてました。

でも、本の中で残酷を体験するのは、成長する過程で大切なことだって、市の読み聞かせボランティア養成講座でうかがって。
昔から語り継がれているお話、私も伝えたいなぁって思いました。
読み聞かせするなら9分くらい。
朝の読書タイムは楽しい一日の始まりにしたいので、お話会などで読んでみたいです。

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★5  私もっ!! 投稿日:2011/12/28
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
めっきらもっきらどおんどん
めっきらもっきらどおんどん 作: 長谷川 摂子
絵: ふりや なな

出版社: 福音館書店
市内の読み聞かせボランティア養成講座のリストにもあった一冊です。
読み聞かせをして約7分くらい。季節は夏。
今は6年生の息子ですが、幼稚園で借りてきました。
幼稚園、小学校低学年に、とっても喜ばれると思います。

歌をつけて読めたらいいな〜、と毎度思いますけど、
長谷川さんの文章がとってもリズムがよいので、普通に口に出すだけで、とっても楽しくなります。

息子から、読み聞かせするなら、
「自己紹介のページで、名前を読むとき、指差したほうがいいよ」
「最後のきみなら思い出せるかな?の後、ちょっと歌うといいかも」
って言われました。

降矢さんの絵が、とっても素敵です!!
穴に落ちるページを中心に、不思議な世界のにおいがする、何色も重ねた色合い。
もんもんびゃっこたちの表情がイキイキしてて。

海が見える不思議な水晶玉、私もほしいな〜。
お餅のなる木、私も食べたいな〜。
三人のおばけたちと、私も一緒に遊びたいな〜。
そして最後はやっぱり「おかあさん」となるところも、大好きです。

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★5  はまります 投稿日:2011/12/28
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
だいふくもち
だいふくもち 作・絵: 田島 征三
出版社: 福音館書店
図書館でみつけたとき、「田島征三さんのだからおもしろいだろう」って借りてみたら…すっかりはまってしまいました。
何度も何度も…もう買ったほうがいいだろう、ってくらい借りています。

だいふくもちがこんまいだいふくもちを産むシーン、すごい!
ごさくがしなびていくシーンも、すごい!!
全体的に渋いイラストなんですが、だいふくもちの世界に引きずり込まれる力強さがあります。

そして文章がまたとってもよくって。
毎回声に出して読んでしまいます。声に出しててきもちがいいんです。
6年生の息子も、何度も聞いてますけど、やっぱりおもしろいそうです。

面白いんだけど、不思議で、不気味で、色々考えちゃうお話なので、読み聞かせをするのなら高学年向きかも。
中学生にもいいと思います。
(もちろん小さい子は小さい子として、楽しめると思います。)
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★5  素敵な世界 投稿日:2011/12/27
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
たこなんかじゃないよ
たこなんかじゃないよ 文: 秋野 和子
絵: 秋野 亥左牟

出版社: 福音館書店
海が大好きなので、海がテーマの絵本を見ると、つい手にとってしまいます。
この絵本、表紙は日本の昔話のような絵ですが、中は色とりどりの珊瑚が広がっていて、とっても素敵な世界が広がっています。
珊瑚のページ、刺繍にしてみたいなぁ。
広げて飾っておきたい素敵さです。

読み聞かせるには、たこの擬態がうますぎて、「大人数への読み聞かせだと、たこがわかりにくいかも…」と6年生の息子。
でも、子どもってかくれんぼを捜すのが大好きですから、低学年だったらたこを探す楽しみに夢中になりそうな気がします。

たこってこんなに色がかわるんだ〜とか、
足食べられても生きてて、まるでとかげみたい!…と、内容も面白い。
「たこなんかじゃないよ」の台詞が効いてます。

「がりがりむしゃむしゃ」とか、リズムがあって、大胆な文章が好きです。
擬人化させたたこじゃなく、リアルを感じるたこなんですが、たこの感情が文章からも絵からも伝わってきて、とっても魅力のある本です。
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★4  ママのための… 投稿日:2011/12/27
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
しりたがりやの ふくろうぼうや
しりたがりやの ふくろうぼうや 作: マイク・サラー
絵: デービッド・ビースナー
訳: せな あいこ

出版社: 評論社
市内の小学校への読み聞かせ隊に所属しているので、絵本を借りたら6年生の息子にも読んで、練習台になってもらいます。
読み終わった後、「素敵なお話だねぇ」と息子。
大きくなるとちゃんとわかるけれど、これ、子どものための絵本というよりは、ママのための絵本だなぁ〜と思いました。

ぼうやが「おそらには、どれくらいおほしさまがあるの?」とたずねると「かぞえてごらん」とかあさん。
そして朝には「おほしさまはいくつあった?」とかあさんは尋ねます。
子どもからの質問に、ついつい答えをずばりと答えてしまい、子どもに考えさせてないこともあるかも…
自分で考えさせるようにしたときも、あとでどうだった?って聞いてないかも…
って、自分のこと省みちゃいました。

また、何でも自分で確かめさせるのではなく、海の深さのシーンでは、「おそらのたかさとおんなじくらいふかいのよ」と答えるお母さん。
全部同じ答えじゃないのは、きちんと子どものことを考えてるからだな〜(ふくろうが海にもぐってったら危険ですものねぇ)。
こういうお母さんでいたいなぁ、って思いました。

最初は羊毛フェルトでふくろうを作るときのモデルに…と、図書館で借りたほど、やわらかいタッチのふくろうも背景も、とっても素敵な絵本です。
ラストの親子のシーンもとっても素敵です。
機会があれば、お友達お母さんへのプレゼントにもしてみたいなぁ、と思います。
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★4  夢があります 投稿日:2011/12/27
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
たんぽぽのふね
たんぽぽのふね 作・絵: まるやま あやこ
出版社: 新風舎
図書館でみつけて、たんぽぽ好きな息子に見せたいと思って借りてきました。

「ぽぽん」というちいさな女の子は、「ぽんた」というちいさな犬と一緒に、たんぽぽの上に住んでいます。
ある日、たんぽぽの綿毛がどこにとんでいくのか見に行こうと、どんぐりのぼうしと綿毛で、船を作って空へ飛びましたが、すぐに地面に落ちてしまいました。
そこへやってきたちいさな動物達がたんぽぽの森に案内してくれて、みんなも一緒についていきたいといいました。
そこでみんなで大きな船を作ります…。

と〜っても夢のある、かわいいお話です。
そしてまるやまさんのほんわり心があたたまる、そして丁寧に描かれた絵がとっても素敵です。
この世界に入り込みたくなります。
6年生の息子も、「かわいい絵本だねぇ」と、ニコニコ聞いていました。

たんぽぽ好きな息子。
2年生の国語の教科書にのっていた、かわさきひろしさんの「たんぽぽ」の詩が、好きになるきっかけでした。
「たんぽぽが たくさん とんで いく
 ひとつ ひとつ みんな 名まえが あるんだ
 おーい たぽんぽ おーい ぽぽんた
 おーい ぽんたぽ おーい ぽたぽん
 川に おちるな」
この詩を習った後の2年生に、ぜひ読み聞かせしてみたいなぁ、と思いました。
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★4  「登場人物が多すぎる」 投稿日:2011/12/29
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県  女の子16歳、女の子11歳
講談社青い鳥文庫 怪盗クイーン、かぐや姫は夢を見る
講談社青い鳥文庫 怪盗クイーン、かぐや姫は夢を見る 作: はやみねかおる
絵: K2商会

出版社: 講談社
「青い鳥文庫」から出ている“はやみねかおる”の『怪盗クィーン』シリーズ、2011年の最新刊をやっと読みました。
上の子が小学校のころからやっているシリーズで、喜ぶと思って上の子に用意したら、「もう、クィーンはいいや」といわれ、がっかりしていたら下の子が「読んでみる」と手に取ってくれました。
読み終わって感想を聞いてみると「登場人物が多すぎるよ〜」と、言われました。
あまりお好みではなかったようです。
とはいえ、このシリーズは軽いコメディタッチのとても楽しい物語です。
「赤い夢」に住む年齢不詳のちょっとかわった怪盗・クィーンが巻き起こす事件は、小学校高学年から中学生くらいの子どもたちに結構人気があります。(いつもいく図書館では予約しないとなかなか手に入らないので、貸出率も高いと思います)
前に小学校の高学年のクラスで「はやみねかおる」の作品をブックトークしたら、たくさんの子が喜んでくれました。
その後でお母さんたちから子供に本を買ってしまったとか、図書館で借りてきたとかお声をいただきました。

クィーンのシリーズに限らず、はやみねさんのシリーズ作品には登場人物がたくさん出てくるので、
できれば1巻から順を追って読んだ方が、人間関係がわかってなお楽しいと思います。

ただ、最近は少々マンネリなテンポになってきている部分も感じられるので、キャラクターのアクだけに頼らず、もう少し新しい発想にも手を付けていただけるとファンとしては嬉しいのですが…。
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★4  好奇心が広がりそう! 投稿日:2011/12/26
あみむさん 30代・ママ・千葉県  男の子11歳
ひがんばな
ひがんばな 作・絵: 甲斐 信枝
出版社: 福音館書店
市内の小学校への読み聞かせ隊に所属しています。
6年生への朝の読書タイムにて、読み聞かせしました。

2011年の10月頭に読んだのですが、今年は咲くのが少し遅かったようで、ちょうど咲いていて、時期がぴったりでした。

知っていましたか?
ひがんばなって、花が咲いた後、葉が出るんですよ!
あとね、球根が地上に出てても、根っこが土の中に球根をひっぱっていき、しまいには地中にもぐりこんでしまうとか…。
土の中は分裂して増えた球根がぎっしりだとか…(読み聞かせで、このページでは「きもい〜」なんて声もあがりました)。

読んでみたら、「球根がそうやって増えるなら、なんで花がさく必要があるんだろう…?」って主人。
本を読めば読むほど、次の疑問がわく、って、大好きな展開です。
子どもの好奇心が広がりそうな本だなぁと思いました。
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