いい本に出会いました
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投稿日:2010/07/14 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子11歳、男の子7歳
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一冊におはなしが30話入っています。
それも、お話をするのは、人だけではなく、おしゃべりしないはずのもの。朝刊やトースト、洗濯機や消しゴムなどなど。
いろいろなものの本音が聞けて、「口があったらきっとこんなことを話すんだな」と感心しまくりでした。
長女がかなり気に入って、この本のお話にまねて、アイスクリームのおしゃべりや絵本のおしゃべりといった話しをつくっていました。
一つ一つのお話にユーモアがあって、フフフと思わず笑ってしまう場面も。寝る前に一話ね!と言って、読むのにもぴったりだと思います。
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クイズをしているみたい
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投稿日:2010/07/14 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子11歳、男の子7歳
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クラスでの読み聞かせにいいかもと思い、借りてきました。
まず、動物の赤ちゃんが出てきて、見開きを開くと、その動物が成長した姿が現れます。
小さい子向けかなあと思いましたが、小学校の低学年でもクイズ形式で楽しめると思います。いきなり、子どもと成長した動物を同時に見るよりも、見開きを開くまで成長したものが隠れていた方が、想像力がふくらむし、知識として残りやすいと思いました。
大人でも知らない動物が登場したりするので、興味津々です。
この「ひらいてごらん どうぶつえほん シリーズ」には、のりものや楽器、動物の模様など、各種あるようなので、ぜひ読んでみようと思います。
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落語と絵本は本当に相性がいいなあ〜
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投稿日:2010/07/13 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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上方落語のテンポの良さは、読んでいて気持ちがよくなります。
『天狗さばき』がこんな楽しい絵本になるんですね。
布に型染めて描かれた絵も味があります。
さて、「あんた どんな夢 みたん?」と女房に聞かれ、「ゆめなんか みてへんで。」から夫婦喧嘩。
仲裁に入った者が事情を聞いてあきれつつもやっぱり「ほんまは どんな ゆめを みたんや?」に主人公の男は・・・。
この繰り返しが愉快なのと、だんだん大騒ぎになっていくのが楽しい。
後半、拷問にかけられた絵に大笑い。
そして、極めつけのおちへ向けての天狗の登場と、そのせりふにまたまた笑わずにはいられません。
落語と絵本は本当に相性がいいなあ〜と思える作品です。
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学校へ行けなくなるよ(笑)
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投稿日:2010/07/13 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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おっ、改訳新版だ!と手に取りました。
久々でしたが、やっぱり面白い。
もしもだよ、
から始まり読者に迫る様々な選択。
最初は笑って親子で選んだりしていられますが、
たべなきゃならないと したら、...。
あたりから、「うぇ゛〜〜〜!」とひっくり返ってしまいました。
おとうさんががっこうでおどるのと、おかあさんがきっさってんでどなるのと、を息子が改めて読んで、「ちちに踊られるのは困るな〜、学校へ行けなくなるよ。」と笑っていました。
私は、やっぱりラストの選択の
どの どうぶつと くらしたい?
が好きです。
ちなみにウサギを選ぼうかな(笑)。
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鬼のほうの後日談で笑いのトドメを...
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投稿日:2010/07/12 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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愉快愉快!
さすが、“たかどのワールド”です。
『つんつくせんせいかめにのる』も日本の昔話とリンクするストーリーでしたが、こちらも『こぶとりじいさん』がベースになっています。
中学年の課題図書になっているように、なかなか読み応えのある小学生の身近な問題に直結したお話でした。
おかあさんのおまじないを笑っていましたが、すごいことになっちゃいましたね。
「過ぎたるは、...。」っていうことでしょうか?
それにしても「鬼のいる木の生えてる山奥までいこう」と、夜家を抜け出すたろうとちょん子ちゃんが「どのくらい、いけばいいんだろう.....。」と話しているページに笑ってしまいました。
鬼の前でのたろうくんの努力が、笑えるほど涙ぐましいんです。
二人の作戦通り、たろうの問題が解決するのですが、鬼のほうの後日談で笑いのトドメをさされてしまいました。
息子は、笑いながら「硬かろうが柔らかかろうが、あるがままが一番。そうそうなにより元気が一番!」とこちらをチラッと見て、もの言いたげにアピールしていました。
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大型版があればお話会で盛り上がりそう
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投稿日:2010/07/12 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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ん〜、まさしくスピアさんの描く“サーカス”という印象です。
じっくりゆっくり息子も堪能していました。
サーカス団が移動してきて、サーカース当日までの準備の様子や団の子どもたちの様子もよくわかります。
いよいよショーのスタート日のページは、見入ってしまいます。
世界各国から集まった妙技に、絵本ながら唸ってしまいます。
息子も一度観に行った事がありますが、これだけ多様な技の出てくるショーではなかったので、「本格的だな」と言っていました。
後片付けのページでは、「こうやって、いつも移動して歩いているんだね」と改めてわかったようです。
ははの感想は、大型版があればお話会で盛り上がりそうだなと思いました。
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どう結末を持っていくのか興味がわきました
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投稿日:2010/07/07 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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悲恋ものかしらと思い開きました。
が、素敵な出会いにより、個性を認めてもらえた喜びのお話でした。
子どもの世界ばかりか、大人の世界でも「同じ」という事を好み安心する人は多いものです。
「異なる」事に侮蔑や嫌悪をもって、当人に接する大人気ない人もいます。
ロメオは、本当に良い出会いをしました。
ジュリエットはかけがえのない存在になりました。
終盤、ロメオをからかっていたゾウ仲間たちが、緑色になったページで、どう結末を持っていくのか興味が一層わきました。
ジュリエットの吹き出し笑いは、色々なことを、ロメオにもゾウ仲間にも教えてくれていると思いました。
どんなに揶揄されようとも、自分の個性を愛し笑い飛ばしなさいとも、眉を吊上げ意地悪く他人を非難するよりは、他人の個性も愛し笑いましょう、とも。
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えっ、何?犬飼いたい熱はどうしたの?
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投稿日:2010/07/07 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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息子も私も、こういうお話が大〜〜〜好きです。
犬が飼いたい男の子。
月曜日から毎日ママに交渉します。
あれやこれやの理由つきの「ノー!」のママに、水曜日に「ドラゴンがかいたいんだけど」って、男の子。
えっ、何???
犬飼いたい熱はどうしたの?って、私一人で突っ込んでました。
ママは、大人の常識での返答をします。
この後の展開に、もう私の方が夢中になりました。
ドラゴンのこの悪そうなキャラが最高です。
お部屋の中でソーセージを自分で焼いてしまうページに爆笑。
お風呂場でのページは、一瞬唖然としその後大爆笑でした。
ドラゴンがスパッゲッティを食べるって知らなかったし、犬嫌いっていうのも知らなかった〜(笑)。
まんまとうまくいきましたね〜。
男の子と家を追い出されたドラゴンが垣根越しに、サインを送り合っているページに、にんまりとしてしまいました。
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今、一番考えてほしいこと
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投稿日:2010/07/08 |
夢見るアリスさん 40代・ママ・神奈川県 男の子15歳、女の子13歳、男の子7歳
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タイトルにドキっとし、書店で読み、購入しました。
どっかいけばいいのに」「もういらない!」「ゴミ箱にすてちゃうよよ?!」等、簡単に耳に入ってくるこれらの言葉。
読み聞かせをしたクラスの5年生児童の会話です。
「言っている人は自分が言われたことあるのかなぁ?」
「正直、人に言ったことある・・・」
「うわ、さいてー。」
「おまえは絶対ないのかよ?」
「・・・やっぱり、ある。」
「目の前にこんなのあったら”俺って心が狭い”って反省するよな。」
「人間をすてるなんて、みんなムリだろ。できないし、人間はゴミじゃねぇし。」・・・等々。
子ども達なりにいろいろ感じてくれたようでした。
のぶみさんの最後の言葉「大事なのはゆるすこと 自分もその人のことも」は、大人の心にもずっしりと響きます。
人を許すことの大切さはわかっていても、実際はなかなか出来ないこともあります。簡単なことではないこともたくさんあるかもしれないけれど、この本を読めば心の毒を出し切ることが出来るかもしれません。
「にんげんごみばこ」の前にいる人は、自分が持っている「心」なのでしょう。だから必ず問いかけてくれる。
このごみばこには、本当は誰も入れないし、入れない。
私は、そう解釈しました。
大人にもお薦めの本です。
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泣かせるじゃありませんか
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投稿日:2010/07/06 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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錬金術師が出てくるあたり、時代を楽しく遡れました。
ヨリックの慢心が導いた自業自得のこととはいえ、家族ですよね〜。
ちょっと小さくなったお兄ちゃんで遊んでいるようなところも見られますが、弟のチャールズの優しさは意外でした。
私が弟ならば、ここぞとばかりに意地悪をしてしまうかも。
「万が一だめでも、ぼくがずーっと面倒みてあげるよ。結婚してぼくの奥さんがいやだと言ってもね。...。」は、泣かせるじゃありませんか。
おかあさんの、みんなで小さくなればいい発言もグッと来ます。
親の言いつけを守らねば、足をすくわれこのような悲劇に見舞われるのだと、なかなか教訓的ながら楽しいお話でした。
息子は、「家に生姜ある?」って、突拍子もないことを聞いていました。
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美しい写真と文章
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投稿日:2010/07/06 |
ふくまろさん 30代・その他の方・山口県
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写真の美しさと迫力に、見入ってしまいます。
北海道の森で生きるしまふくろうの暮らしを紹介している写真絵本です。
実物大のしまふくろうの顔とか、魚を捕まえる瞬間とか、迫力満点の写真に子どもたちも興味津々でした。
雪の上に残った狩りの跡なんか、「ネズミがこう歩いてて、しまふくろうがここで…」と想像したりして…。
文章は平仮名で書かれているので、小さい子から読めますが、高学年の子どもたちにもよくよみきかせします。
淡々として簡潔で美しい説明の文章は写真にぴったりで、なんだか大人っぽい感じです。
厳しい自然の中でのしまふくろうの営みのひとつひとつに感動しました。
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絵画鑑賞の多様さと楽しさを教えてくれます
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投稿日:2010/07/04 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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私好みの作品です。
一歩足を踏み入れ「え〜、美術館〜!退屈そう〜」という嘆息と反面畏まった気持ちで、渋々足を進める主人公の気持ちが愉快です。
素敵なママですね。
こういう機会は、与えてもらわないとなかなか無いですからね。
絵画「過去と現在、その1」(オーガスタス・エッグ作)のママの解説に、そうなんだ〜と見入ってしまいました。
絵画鑑賞の多様さと楽しさを教えてくれます。
「ウォルター・ローリー卿の少年時代」(ジョン・エヴェレット・ミレイズ作)の主人公(ぼく)の解釈の仕方に笑い、右のページのパロディ化した絵と、パパの親父ギャグにひっくり返って大笑いしました。
ほかにもパパを中心としたパロディ化されたたくさんの作品に、その精緻さに唸りつつもやはり笑ってしまいました。
このような絵画の鑑賞の仕方も「あり」なのだと思うと、幼いころから気楽に美術館に足を運べそうですね。
この頃、息子にスクラブルとバックギャモン以外遊んで貰えないははは、シェイプゲームに1時間ほど付き合って貰いました。
ブツブツ言いつつも、結構息子も楽しんでいたようです。
でも、小さいお子さんのほうが、もっと熱い目をして付き合ってくれそうですね。
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倍の倍って大きいね
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投稿日:2010/07/03 |
たかくんママさん 30代・ママ・広島県 女の子11歳、男の子8歳
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半分の半分、倍の倍はどうなる?ちょっと算数の入ったお話です。
でも、題材が食べ物なので、よりわかりやすい。
アリがケーキを焼いてくるという。そのアリに負けないように、コガネムシはアリの倍の2個焼くという。そして、カエルはコガネムシの倍の4個...そうやっていくと、倍の倍という数は、いかに多くなるかというのがよくわかる。
そして、でも数ではないのね。
たった1個を丁寧に思いをこめて焼いてきたアリのケーキが一番おいしくできたのだから...という、そのへんのオチもなかなかで、話としてはとてもおもしろい。
ちょっと大きい子むけの絵本かな。
7歳の息子に読んでみましたが、途中からは11歳の娘が興味しんしんにのぞき見ていました。
倍の倍、半分の半分、ケーキで話すとわかりやすい。
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ぶきみです。
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投稿日:2010/07/02 |
さいきちさん 40代・ママ・青森県 女の子14歳、女の子10歳、女の子8歳
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北アフリカのサエル地方の昔話とあり、また「歌う」とあるので多少
まぬけな悪霊の話と思いきや・・・やっぱり悪霊でした。
悪霊の絵も藤子不二夫Aの「笑うセールスマン」の「喪黒福造」に似ているような感じがしたので、ちょっと気がゆるみ・・・手に取りました。
裕福になりたい男は悪霊の土地を麦畑にしようとします。男が口にしたことを悪霊は地の底から出てきて手伝ってくれます。その度に悪霊が次々と地の底から湧いて出てきます。そうして悪霊が増えていくにしたがい、どんな最後になるのかハラハラドキドキで読んでいきました。
そして、やっぱり悪霊は悪霊なのだと思い知らされました。
どの国でも昔話というものは残酷で、人としてどうあるべきか、自然のなかで生きていくために守らなければならないものは何か、など大切なメッセージが含まれていると思いました。
6年生に読みました。他の国の昔話に触れるのもいいのかなと思い、また読み応えがあると思い選びました。
初めのうちは悪霊が次に何人出てくるかなど、小さい声で話すのが聞こえてきました。クスクスと笑い声もありました。しかし、だんだんシビアな内容に子どもたちも驚いた様子でした。
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自立前の子供たちへの親の最後の仕事
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投稿日:2010/07/02 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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丁寧に描かれている作品だと思いました。
三人の息子と、小さな農場を営む父親のお話です。
18見開きの中で、約20年の時の経過が凝縮されています。
父親の働き盛りの時、それを手伝う息子。
天候不順で、家畜も農地も家も手放し、親子で力を合わせ細々と生計を立てなければならなかった時代。
父親の息子たちへ語ったメッセージが素敵でした。
自分で生きていくことの覚悟をしっかりと伝えています。
そして、そのための職業選択を慎重に考えることも。
これこそが、親が自立前の子供たちへ最後にする大きな仕事だと思いました。
子供たちの人生に最後まで寄り添えない親故、一人立ちを後押しするこの言葉が、親の責任として必要だと思いました。
この後の、生け垣の刈り込みをモチーフにお話が展開していくところが素敵でした。
息子たちが巣立った後のおじいさんの生け垣が切なかった。
最後に、驚きと喜びで胸がいっぱいになりました。
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開いて、親子で口をアングリ!
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投稿日:2010/06/27 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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〈訳者あとがき〉で述べられているように、原作は1990年ノーベル文学賞を受賞したメキシコの詩人・評論家のオクタビオ・パスさんの「波と暮らして」という大人向けの作品だそうです。
発想に驚いてしまいます。
開いて、親子で口をアングリ!
やってみたいって言ったって、できるもんじゃありません。
寝苦しい夜に読むのにはよいかもしれませんが、手に負えなくなっていく波に、寝苦しさがぶり返してしまったりして(笑)。
迫力と躍動感に満ちた波の様子に、自然の力の驚異すら感じます。
高学年のお話会で、読んでみたいなと思いました。
それにしても、エンディングが上手いですねぇ〜。
息子は、窓からこっそり出て行くお日様が可愛いと笑っていました。
ははは、家中幽霊だらけになって、怪物たちまで出てきた絵が本当にゾ!ゾ!ゾ!でした。
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絵力にカンパイ
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投稿日:2010/06/28 |
ジッキさん 40代・ママ・福島県 17歳、7歳
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一目見て その絵力に魅かれました。丁寧に描かれていて見ごたえ◎です。髪の一本一本まで気を抜かないで味わってほしい一冊。さすが イラストレーター出身の先生の作品といううかんじです。インパクトのある絵は夢にまで出てきそうな〜(笑) 夏、カミナリ、にわか雨もこわくなくなる…かも!?
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優しすぎる分、いっそう切なくなります。
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投稿日:2010/06/26 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子10歳
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お互いに、相手のことを思いやる気持ちがありながら、
その気持ちを知ることなく別れてしまう彼らに、
誰もが涙せずにはいられません。
プテラノドンの両親の愛情をいっぱい受けて育ったプテラノドンの子。
おとうさんからは強さを、おかあさんからはやさしさを教えてもらいます。
そして、自分ひとりで迷い悩みながら、
しかし、しっかりと親の教えを守って敵を看病するプテラノドンの子は、
とっても偉いと思いました。
子どもは、こうして大人になっていくのでしょうか。
先日、5年生のクラスで読み聞かせをしました。
このおはなしを聞いて、どう受け止め、心の中に落ちたでしょうか。
それがわかるのは、明日かもしれないし、何年も後かもしれない。
心の片隅に、そっとしまいこんでほしい絵本ですね。
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おばけになったじいじの心残りとは…?
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投稿日:2010/06/25 |
ちひろ。さん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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ぼくのおじいちゃんがおばけになってしまったお話。
死んだ人に心残りがあると、ゆうれいになって出てくるらしい。
じいじがおばけになった理由は一体何?
ぼくとおばけのじいじは一緒に思い残したことを探し始める。
探しながら振り返る想い出が、二人の間の愛情と結びつきの強さをひしひしと感じさせる。
近しい人の死と、残されたものがそれを乗り越えていく姿を描いた作品。
“死”をテーマとしているので大勢の前での読み聞かせには向かないが、重苦しくなく、子どもの心にじんわり響く良い作品だと思う。
小学校高学年から大人向き。
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妖怪たちの働く姿が愉快
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投稿日:2010/06/20 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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主人公のしゅん君。
学校でも家でも面白くないことばっかりです。
自分ひとりで遊べる場所が欲しくなり、裏山の大きな木の下に、隠れ家を作ることにしました。
設計図も書き、のこぎりをギコギコと木の下でひいていると、「...わしの きの したで なにを やっとる?」って天狗が降りてきました。
なかなか優しい世話好きな天狗です。
彼の一声で集まる妖怪たち。
しゅん君の設計図以上のスケールのすばらしい隠れ家が、みんなの手伝いで出来上がります。
隠れ家の見事なまでの描写。青山先生の作品ですものね。
そして、恐ろしいはずのさまざまな妖怪たちの働く姿が愉快です。
初めて知った妖怪もいます。(見返しで予習・復習できます)
さて、出来上がった隠れ家を前にして、しゅん君に語る天狗さんのお話が良いですね〜。
見事にお話を完結させてくれています。
息子は、人間の目には見えないと思っていた“かまいたち”に感激していました。
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