デメリットをメリットへと転換していく発想
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投稿日:2010/01/28 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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支持者が多いですね〜。
ご縁がなく、この年で初めて読みました。
子どもの頃、髪を伸ばしたかったけれど、母に反対されて16歳でロン毛になりました。
母に今更ながら理由を聞いたら、髪を洗うやら結うやらが面倒だったと聞いてショックでした(笑)。
主人公のまあちゃんの長い髪の毛への憧れと夢が可愛いなあ。
ポジティブに、ロン毛のデメリットをメリットへと転換していく発想に、楽しく笑わせてもらいました。
息子にも、「『つんつく先生』シリーズの先生の作品だよ」と薦めたところ、外に寝るページと洗濯のページで大爆笑でした。
お話し会で、低学年に読んでみたいと思いました。
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この怪獣、ジーーーーーーーーッと見ると…
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投稿日:2010/01/27 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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オープニングの文を読んでいるうちに、リヒャルト・シュトラウスの
音楽『ツァラトゥストラはかく語りき』が、頭の中に流れてきました(笑)。
大昔、その頃のひとびとは、恐ろしい怪獣たちと戦わなければなりませんでした。
このむかしのひとびとの生活の様子が、ユーモラスかつ詳細に描かれていて、笑いました。
各ページ、怪獣(恐竜の類に見えます)が、ひとびとを襲っています。
ところが、この怪獣、ジーーーーーーーーッと見ると、一部分が皆勉強部屋にあるものばかり。
頭がホッチキスになっていたり、足がコンパスになっていたり、角やシッポが鉛筆になっていたりと。
その怪獣の名前が面白いんです。
怪獣の描写は一部分を除いて(笑)、なかなか迫力があります。
一方、戦い逃げ惑う当時のひとびとの様子がコミカルです。
小学生くらいから楽しめると思います。
ラストのページを開いて、宿題に飽きた息子も、こんな想像の世界で遊んでたんじゃないかな?なんて思いました。
見返しも遊び心いっぱいです。
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可愛くて楽しくてキュン
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投稿日:2010/01/27 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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楽しい言葉遊びの詩のようです。
みみずに みみは あるのかな
から、はじまります。
絵が愉快。
ミミズに耳がついてる絵に息子が爆笑でした。
でも、まだまだ序の口。
この後、まだまだ笑わせられます。
息子は、
パイナップルに おっぱい あるのかな
の絵にひっくり返っていました。
私は、
あしたに あしは あるのかな
のラストの絵に、可愛くて楽しくてキュンとしちゃいました。
小さいお子さんから楽しめる一冊だと思います。
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驚き、オドロキ、おどろ木です(笑)。
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投稿日:2010/01/26 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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驚き、オドロキ、おどろ木です(笑)。
表紙を見て、木の芽の真下が顔のように見えるんです。
これは、合唱団ですよ。
素敵なタイトルです。
開いて、一つずつじっくり鑑賞しました。
みんな、違う顔、顔、顔。
「へ〜」、と思って、後書きを読んだら、この顔は木の種類によって、それぞれ決まった”顔”なのだそうで、木の名前をあてる指紋のようなものなのだそうです。
「へ〜〜〜〜〜〜〜〜。」と、ワントーン高い声を出したら、夫が「何事か!」と駆け寄って来ました(笑)。
長先生の詩のような文が、また春に備えウキウキしている木の芽の声に聞こえてきます。
一見の価値のある一冊だと思います。
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いいな〜、こういう絵本。
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投稿日:2010/01/26 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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いいな〜、こういう絵本。
幼い頃の特別な体験は忘れられませんよね。
サラちゃんもきっと、良い思い出になるのではないかしら。
学校帰りのバスの中、年少のサラちゃんにとっては、身の置き所ない空間。
賑やかなのが好きな子ばかりじゃないんですよね。
頼りのお姉ちゃんは、友だちと座っちゃうし、一番前の特等席だっていつも誰かに占拠されちゃう。
こんなバスの中が日常だったサラちゃん。
でも、お姉ちゃんが学校を休んだ日に…。
読んでいて、えっ、どうなるのかしらと心配しました。
見つけてもらえて良かった〜。
サラちゃん楽しかったでしょうね。
風邪で休んでいたお姉ちゃんまでお出迎えの最後のページに、ははは、ジーンでした。
スケッチ跡が、残ったような絵が素敵でした。
見返しもオシャレ。
バスの行程のページが、読んでいて楽しかった。
低学年のお子さんから楽しめると思います。
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先入観で、決めつけていました
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投稿日:2010/01/26 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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宣言のようなタイトルにニヤリとしながら、読みました。
エミリー・ブラウンという女の子と、スタンリーという灰色のうさぎはとってもとっても仲良し。
いつもいっしょに、冒険に出かけています。
その冒険先にビックリです。
ロケットで、エイリアン見物。
バイクでサハラ砂漠横断。
アマゾンのジャングルへも。
とにかくスケールの大きさに笑ってしまいます。
このエミリーのお気に入りのスタンリーに目を付けたのが、あろう事か女王グロリアーナ3世。
たくさんの良い条件を使いの者たちに持参させ、交換を迫ってきます。
それも日を追う毎に、条件をレベルアップさせて。
当のエミリーは歯牙にもかけず、おことわり。
ところが、ついに女王陛下の特殊突撃隊がエミリーの家へ忍び込み…。
ラストで驚いたのは、スタンリーの正体。
私の先入観で、決めつけていました。
エミリーの女王へのアドバイスに、感心しました。
ラストのページに、また〜?って思ってましたが、たった一言の手紙にホッとさせられました。
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協力を集める為の呼び水
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投稿日:2010/01/26 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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『オオカミと石のスープ』の時に触れました。
“石のスープ”といえば、ポルトガルの伝統料理。
民話も生まれ、ヨーロッパの各地方へ伝わったようで、石が釘になったり斧になったり。
東洋、中国にも。
この料理名は、現在もポルトガルでは「協力を集める為の呼び水」の比喩に使われるようです。
この作品は、禅宗のお坊さん三人がまさしく「協力を集める為の呼び水」であるスープの力で、村落共同体を再生してみせるストーリーです。
人々が、ともに幸せに生きる生き方が教えられています。
誰かが心を開いて人の為になることをすると、別の人がもっと良いことをします。
その間に、スープは………。
その「誰か」という人になるのが、今の社会では難しくなっていますが、「分かち合うことが人の心をますます豊かにする」と言うことを人間が忘れないと信じたいものです。
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一人でニタニタ、ガハハと楽しんで欲しい
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投稿日:2010/01/26 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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クリスマスの季節ならずとも通年楽しめる作品だと思います。
息子は、大爆笑。
評価5点じゃ足りません。
2008年に初版発行の作品です。
扉絵に男の子が、サンタさんへプレゼントのお願いを書いた紙が描かれています。
欲しいのは、最新型アクションフィギュア「カッチョマン」だそうです。
このカッチョマン、七三分けのおじさんに見えてしまう私はこの絵本を読む資格がないのかも(笑)。
クリスマスの朝、「カッチョマン」がやって来ました。
もうここから、男の子(名前もありません)が描くカッチョマンの想像の世界での活躍の始まりです。
画面割りが、時に漫画のようでとても自由な描き方だと思いました。
息子にうけたのは、カッチョマンの「トースト見張り」の任務。
怪物ツマサッキーとの戦い。
おばあちゃんからもらったカッチョマンのニットのつなぎ服。
スプーンたち救出のシーン。
ははは、カーッペト海に浮かぶボートの上でのくつろいでいる様子のカッチョマンとタワッシーの姿に大爆笑でした。
奥付前の、作者のプレゼントメッセージが、お兄さん宛になっていたので、主人公の男のは、小さい頃のお兄さんがモデルだったのかもしれませんね
中学年くらいの男の子にお薦めしたいと思います。
お話し会でというよりは、一人でニタニタ、ガハハと楽しんで欲しいと思います。
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失ってしまった人の、人としての横顔
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投稿日:2010/01/26 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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こちらのレビューを見て気になっていた作品です。
図書館で、見つけて借りてきました。
家事も終わって、『どれどれと読もう』としたらありません。
テレビをあまり見ない家なので、階下はいつも静かです。
息子は自分の部屋(二階)へ行って宿題をしていると思いきや、ソファーにちゃっかりすわって、なんとしっかり先を越されてしまいました。
五つのお話しが入っていました。
すべて、お年寄りとこどもたちの心の交流の様なお話しでした。
血縁のおじいちゃん、近所のおばあちゃん、76歳でなくなった父親などなど。
読後息子は、「じいちゃんに、もう少し生きていて欲しかったな〜。」とため息。
彼が気に入ったのは、「箱の中」と「のんきな父さん」。
のんきな父さんのような人は、今時なかなかいませんね。
他人の耳から入ってきた失ってしまった人の、人としての横顔。
正面だけで向き合っていて知っていたつもりが、その人の色々な顔を
知らないことが家族にもあるんですね。
私は、「にえもんさん」が好みです。
おじいちゃんとおばあちゃんの愛の歴史。
おじいちゃんと結託してカツノリくんが病院へ運んだまむしドリンク
のくだりは、可笑しくて悲しくてジーンときました。
中学年ころからでも読めるお子さんも入ると思います。
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ラストは、…、いえいえなかなか笑えます
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投稿日:2010/01/25 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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主人公はキレイズキ家のタブくん。
名は体を表す、と言いますが、この家のママもパパも筋金入りのきれい好き。
これじゃ、タブ君も気が休まらないでしょうね。
おまけに、ちょっとのことで「〜するのはブタだけですよ!」と、ブタが聞いたら怒りそうな発言をするママ。
ある朝、洗面台を見たらタブくんの顔がブタ(豚)に……。
今までできなかった事をやりまくっちゃうタブくんと、卒倒しているママのコントラストが可笑しいんです。
ベッドでお休み前のタブ君の部屋は見事ですよ〜。
これだけやれば満足でしょうよ(笑)。
これは、潔癖性の親たちへの警鐘ともいえるお話しですね。
ラストは、『やっぱり』と思いきや、いえいえなかなか笑えます。
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辛抱、辛抱、辛抱です。
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投稿日:2010/01/25 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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扉絵の月を見上げる、ねこの後ろ姿がいいな〜。
こねこたちのために、月にミルクをとりに行こうと考える母ねこ。
ねこにとって、月は近い存在っていう感覚なのかな?なんて考えながら読み進めました。
月の影が、お国が変われば、うさぎの餅つきじゃなく、ミルク桶を運ぼうとしているおじいさんとおばあさんに見える、というところで、へ〜〜〜〜〜、でした。
一緒に月を目指した仲間たちが諦める中、母ねこは欲しいものを手に入れるため、辛抱、辛抱、辛抱です。
凄いな〜、このお母さんは。
母ねこの勘違いで、飛び込んだ先に、幸せが待っていて良かった〜。
諦めないこの強さは、母親の強さでしょうね。
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独白と絵のギャップが底抜けに楽しい
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投稿日:2010/01/24 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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『もどってきたぜ!』のジョフロワ・ド・ペナールさんの作品です。
やはり、オオカミのお話でした。
でも、絵本の中には一度も“オオカミ”という単語が出てきません。
ヤギのバルタザールがママとのお買い物の途中で、オオカミのイゴールに拐かされ、もう一匹のオオカミのボリスと奪い合っているうちに…。
笑ってしまうのは、子ヤギのバルタザールがこの現実を理解していずに、オオカミたちと遊べなかった事を悔やんでいるところ。
すべて、バルタザールの独白でお話しが進み、彼の言葉と絵の語っている様子とのギャップが底抜けに楽しいんです。
エンディングは、やはりフランス絵本ならではのエスプリの匂いを感じます。
息子は、見返しでもはや爆笑でした。
中学年くらいからのお子さん向きかと思います。
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台湾の歴史を背景とした作品のように…
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投稿日:2010/01/24 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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表紙絵が綺麗で、すぐ開き読みました。
美しい詩と、懐かしいような風景。
でも、結びを見て、『こういう幸せの確認の仕方は、今時の日本人じゃないな』なんて思い、カバー折り返しの作者のプロフィールを読んで納得しました。
台湾の若き詩人。
それも時代の焦臭さの残る1954年に亡くなられていた。
25歳の若さで。
台湾の歴史を背景として、生まれた作品のように私には思えました。
雨露をしのぐ場所もなく、絶望を膝と一緒に抱え泣いている子が、今この瞬間にもたくさんいる事を忘れたくないものです。
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隙間を作ってあげるところが可愛らしかった
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投稿日:2010/01/23 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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『かようびはシャンプー』のイタマルくんのお話第二弾でしょうか。
イタマル君ちょっと大きくなったみたい。
お姉ちゃんのダニエラも、ちょっとくせのあるところがとれたような…。
いや、そうでもないかな(笑)。
今日はイタマル君のお誕生日。
一番気に入ったプレゼントは、お姉ちゃんからもらったライオンの絵のついたTシャツ。
その晩イタマル君は、Tシャツを着たまま眠るほど嬉しそう。
夜中に目を覚ますと、ライオンが…。
このTシャツを着て眠るとき、ライオンが息ができるようにって、毛布にくるまるときに、隙間を作ってあげるところが可愛らしかった。
ライオンというのは、なかなかプライドが高く扱いにくいな〜と思いました。
ライオンの吹き出した笑い顔、吠えている顔どれもこれも面白かった。
小さなお子さんは、自分のTシャツにもこんなことが起こるんじゃないかと思ってしまうかもしれませんね。
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人に歴史ありでした
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投稿日:2010/01/23 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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サブタイトルの「としをとるおはなし」を見て、タイトルの“しわしわ”は解ったけど、“つるつる”は ? でした。
表紙絵のおびただしい数の鳥は、鶴には見えないしな〜なんて考え、読んで納得、頭でした(笑)。
じゃ、この表紙絵の鳥は、読んでお楽しみっていうことで。
孫たちの、
おじいちゃんも おばあちゃんも
どうして そんなに
つるつるで しわしわなの
の問いかけから始まります。
おじいちゃんとおばあちゃんは、ここから自分たちの生育歴というか、これまでの人生を振り返ります。
絵が激しくユーモアたっぷりで楽しい。
息子は、“いろんなことをして あそんだのよ ”のページがお気に入り。
私は、“パーティもあったな”の絵が好き。
それにしても波瀾万丈な二人の人生。
でも、いつも一緒。
人に歴史ありでした。
ラストは、ここまでやる?っていうちょっと驚きです。
そして、大爆笑のおちへつながっています。
この老夫婦の息子の嫁、つまりはじめに問いかけた孫たちのお母さんて、いったい何者なんだろう。
とっても気になります(笑)。
高学年以上でないと笑えないユーモアが多い作品かと思います。
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奇蹟のような再会に、泣かせられました
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投稿日:2010/01/22 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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時間を飛び超えた奇蹟のような再会に、泣かせられました。
アルバムのページが良かった。
綺麗に洗われ修繕され、“ちびっちょトビイ”が蘇るページに、
「うわ〜〜〜、可愛い〜〜〜。良かった良かった〜。」って、声が出てしまいました。
“ちびっちょトビイ”はこれからはこの家で代々大切にされそうですね。
そして、この家のねこちゃんはやっぱり代々“トビイ”って、名付けられていくんでしょうね。
なにせ由緒あるトビイ家の出だそうですから(笑)。
「おじいちゃん、良く覚えていたね〜。スゴイ!」と我が息子。
ねこのトビイのお手柄にもう一度拍手を送りたい気持ちです。
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えっ!ホントに行ってきたの?
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投稿日:2010/01/22 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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表紙絵で日本の作家さんだって、確認して読んでいたのに、登場人物のキャラクターや背景を見ているうちに、外国の方の作品のような錯覚をしてしまいました。
特にハナちゃんたちが大通りをわたって、角を曲がった細い道の様子はプロバンス地方の様な、でも居眠りしているおじさんが下駄履きなんですよ(笑)。
ハナちゃんが可愛いです。
ぷっくりしていて三頭身。
ヘアスタイルがまたいい。
とにかくお姉ちゃんとして頑張っちゃいます。
兄弟のいなかった私は、近所の子の乳母車を触らさせてもらえるだけで、ウキウキ気分だった事を覚えています。
読み進めていくうちに、「あらあら、ま〜」「え〜、そんな大丈夫?」「も〜おかあさんは、何をしているの?」と、ハラハラドキドキ。
でも、これはきっとハナちゃんの夢なのよね〜なんて自分を納得させて、ハナちゃんの冒険を見守っていたんですが。
えっ!ホントに行ってきたの?
ハナちゃんお見事。
ラストのページに笑いました。
ハナちゃんの横に吹き出しで、「私とサクラが飛んだのは、このクジラさんのせいよ。」って入れたいな〜(笑)。
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前作とひと味違うおちで…
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投稿日:2010/01/22 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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『むしゃ!むしゃ!むしゃ!』の続編のようです。
冬が来て、ぬくぬくしているマグリーリさん。
と、ドアを叩く音。
開けると、さんざん手こずらされたあのうさぎさん三匹が、寒そうに哀れみを請うような眼差しで戸口に立っています(笑)。
この後のマグリーリさんの意地悪な「たしかに、きみたちに ニンジンは わけてやったよ。だが、………。」の言葉に、また何かが起こりそうな予感がします。
やっぱり、バトルが始まりました。
うさぎたちが家に入れぬように、意地になって鉄壁の館を作っていきます。
熱いマグリーリさんと対照的に、こそこそこそって入り込んでいるうさぎさんたちが可愛い。
マグリーリさんのベッドのシーンで息子が爆笑でした。
ラストが前作とひと味違うおちで、また笑わせてもらいました。
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みんなで食べるとおいしいと思うんですけど
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投稿日:2010/01/22 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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表紙絵が可愛くて読みました。
庭に菜園を作り始めたマグリーリさんと三匹のうさぎさんのバトルです。
野菜の芽が出てきたところで、かじられちゃったマグリーリさん。
ここから、熱くなっていきます。
これでもかこれでもかと手をうつマグリーリさんの防御策を、スルリと抜け菜園に入ってくる邪気のなさそうなうさぎさんたち。
小さな菜園ですが、育てている人にとっては、こんな手の込んだ鉄壁を築きたくなるのもわかりますが、凄すぎます(笑)。
ラストは、「あれま〜〜〜。」でした。
いいじゃないですかマグリーリさん。
みんなで食べるとおいしいと思うんですけど(笑)。
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驚愕の谷底へ突き落とされてしまいました
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投稿日:2010/01/22 |
アダム&デヴさん 50代・ママ・青森県 男の子11歳
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ポール・ガルドンさんの作品は好んで読んでいましたが、これはまだでした。
どこかひょうきんな絵のイメージと全く異なる、“身の毛がよだつ”お話でした。
えっ、え゛〜〜〜〜〜〜〜〜っていうくらい。
未開墾時代と言うことは、主人公のおじいさん、いつもお腹を空かしていたんでしょうね。
おじいさんが、まさかりを持って、家の中を必死の形相で奇妙な動物を追いかけるシーンに、笑いを通り越しゾクリとしました。
しっぽ奪還のため、一晩中おじいさんに詰め寄る、奇妙な動物のつぶやく声。
だんだん言葉数が増えていき、ホント恐い!
正体がかすかに見え、可愛らしいキャラっぽかったので、ホッとしていたら、ラストで見事驚愕の谷底へ突き落とされてしまいました。
11歳の息子に一人読みさせてみたら、「あ゛〜〜〜〜こわっ!これ、ちいちゃい子にはダメでしょ。ははも冬にこれを読むかね〜。」とビビリ発揮でした。
でも、恐いんだけどこのおじいさんの表情といい、犬たちのキャラといい、絵が気に入りました。
読後、扉絵にしっぽの代わりにしようとしているのか、がまの穂らしきものをつかんでいるおばけを見つけ、やっぱり不気味でした(笑)。
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