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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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11歳

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★5  バナナ博士になれるかも 投稿日:2009/07/27
たっちん★さん 10代以下・その他の方・愛知県  
バナナのはなし
バナナのはなし 文: 伊沢 尚子
絵: 及川 賢治

出版社: 福音館書店
話の中でバナナには、「種がない。」と書いてありました。
でも、そうしたらどうやって、増えるんだろうと思いました。
すると、
「バナナは、種ではなくて親の芽から出た子どもの芽で出る。」
と書いてありました。初めて知ってびっくりしました。
【事務局注:このレビューは、「バナナの はなし」かがくのとも 2009年4月号に寄せられたものです。】
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★4  ともだちや? 投稿日:2009/07/29
★鈴★さん 10代以下・その他の方・広島県  
ともだちや
ともだちや 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
 私は、この絵本を読んでいて、え〜っ。と思いました。
 ともだちやって・・・。1時間100円って・・・。
 友達って、お金で買うものではないと思うんです。100円はらって仲良くしてもらってもうれしくないと思うし、お金をもらったからって、仲良くするのはあまりいい気持ちがしないと思うんです。
 だから、キツネが最後にそのことに気付いたときには、なんか、ホッとするって言うか、ああよかった〜って思いました。
 今までも、友達をものでつるんじゃなくて、自分に利益があるから仲良くするんじゃなくて。っていうのは、すごい思ってたことなんですけど、この本を読んで、改めて感じさせられました。
 絵本って赤ちゃんとか、幼稚園児とかだけのものじゃないんだな〜。って本当に思いました。
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★5  面白い本だと思います! 投稿日:2009/07/29
★鈴★さん 10代以下・その他の方・広島県  
ルドルフとイッパイアッテナ
ルドルフとイッパイアッテナ 作: 斉藤 洋
絵: 杉浦 範茂

出版社: 講談社
 私は、一年ぐらい前に学校の本棚でこの「ルドルフとイッパイアッテナ」をみつけて読み始めました。
 ルドルフが、どこかわからない土地でいろんな猫に出会い、その猫たちの力を借りて、もと居た「岐阜」に戻るためがんばる・・・
 そんな感じの、冒険(?)もののお話です。
 ちょっと分厚い本なんですが、とても面白いので、読んでみてください!
参考になりました。 2人

★4  絵本ですが・・・ 投稿日:2009/07/26
いーめいさん 30代・ママ・新潟県  女の子8歳、男の子5歳
そらべあ
そらべあ 作: エコロジーオンライン
絵: かとうしんじ

出版社: エムオン・エンタテインメント
とても小さくて薄い、普通の絵本ですが、
地球温暖化を考えさせるお話しです。
色も北極ですからシンプル。そらとべあ、アザラシの3頭しか
登場しません。
さらっと環境問題への入門。高学年だけでなく、低学年から読んで
欲しいと思いました。
泣いてるだけじゃダメ、待っていてもダメ。
そらとべあはお母さんを探しに行きます。
じゃあ、わたしたちは?
お母さんが見つかるのを待っているだけじゃなく・・・?
何をしたらいいか考えて、そして行動しましょう。
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★5  聞き手参加型の楽しい作品 投稿日:2009/07/28
YUKKOさん 30代・ママ・愛知県  女の子11歳、女の子9歳、女の子6歳
あーといってよあー
あーといってよあー 作: 小野寺悦子
絵: 堀川 理万子

出版社: 福音館書店
この作品のように聞き手参加型の作品って楽しくて大好きです♪

『上を向いて「あー」と言ってみて。』
『下を向いて「あー」と言ってみて。』
『喉に手を当ててみよう、喉の震動が感じられるよ。』
などなど、聞き手に自然と参加をうながし、
読み手も聞き手も一緒になって「あー」と言うことで、
その場の一体感を楽しめてしまう1冊です。

『おやつはケーキとミルク、嬉しい時の「あー」は?
 しまった! ミルクこぼしちゃった時の「あー」は?
 お母さんが怒ったよ、どんな「あー」?
 「あー、美味しかった♪」』
場面によって「あー」の表情が変わることにも気付かされます。
【声】という目に見えないものに色がついていたり
とがった形などをつけて描かれたりしているのも楽しいです。

私は小学校の読み聞かせで5年生を担当した日に読んだのですが、
幼児さんから6年生くらいまでのお子さんと一緒に楽しめると思います。
実際にうちの学校では、読み聞かせの時間に各学年で読まれていますよ。

読み手が恥ずかしがらないのが重要!
大勢の前で読む時は、本文には書かれてはいませんが、
斉唱するタイミングを「はい」と取ってあげるとスムーズです。
参考になりました。 2人

★5  バナナレターを楽しもう♪ 投稿日:2009/07/28
YUKKOさん 30代・ママ・愛知県  女の子11歳、女の子9歳、女の子6歳
バナナのはなし
バナナのはなし 文: 伊沢 尚子
絵: 及川 賢治

出版社: 福音館書店
小学校の読み聞かせで、5年生に読んだ科学絵本です。
イラストは100%ORANGEの及川さんによる作品なので
とーっても キュートに仕上がっています。

バナナって、どうして黒く変色するの?
バナナの花を見たことある? 白いんだって!
下の画像の、紫色っぽいのは 実は花ではなく
「ほう」と呼ばれる部分。
それが開くと、白い花とバナナのふさが現れる。
意外と知らないバナナの構造や成長ぶりが書かれています。
学校で野菜を育てる中学年以上にオススメでしょうか。

むかーし むかし。まだ紙や筆記具のない時代、
引っ掻くと傷になりやすいタラヨウなどの葉に
メッセージを書いていたのだそうです。
葉っぱに書いたことから
「ハガキ(葉書)」の語源となったのだとか。
(これは付属の解説書に書かれていました)

バナナに つまようじで傷をつけると黒くなります。
そうやって文字を書いたものを【バナナレター】と言います。
この本の最終ページには『おしまい』と書かれた
バナナレターが描かれています。

小学校などの読み聞かせの会で
学校名などをバナナレターにしたら好評だったと
本を薦めて下さった読み聞かせの先輩に教えて頂き、
(たまたま、夏休み直前の読み聞かせだったので)
私も【楽しい夏休みを♪】と書いたバナナレターを持参しました♪
前夜にバナナに文字を書いたら、翌朝には黒く浮き出てましたヨ。

「もうすぐ夏休み。健康第一で 事故に気をつけて、
 楽しい夏休みを過ごしましょう!」という言葉を添えて。
担任の先生にも児童たちにも喜んで頂けましたよ☆

なお、バナナの皮の、爪楊枝を刺して文字を書いた部分は黒くなりましたが
中は白いままで、ちゃんと食べれました♪
皆さんも、この絵本を読んでバナナレターしてみませんか〜?
【事務局注:このレビューは、「バナナの はなし」かがくのとも 2009年4月号に寄せられたものです。】
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★4  おばけの本よりこわいかも 投稿日:2009/07/23
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子2歳
びっくりどっきり寄生虫
びっくりどっきり寄生虫 作: ニコラ・デイビス
絵: ニール・レイトン
訳: 唐沢則幸

出版社: フレーベル館
「ぎょえ〜かゆ〜」
と叫びながら62Pもある厚手の絵本を読んでいました。
なかでも「寄生虫のリモコン操縦」宿主を操り人形のように自由に操る寄生虫の紹介頁では
「すっげ〜、こっわ〜」
の連発です。クマバチの脳を乗っ取ってお墓を作らせる寄生バエ、バッタを水に飛びこみ自殺させるハリガネムシなど。侮るなかれ寄生虫!!
 高学年の息子と一緒に楽しめる!?絵本です。読むと、びっくりするけどためになります。
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★5  夏が楽しみな本 投稿日:2009/07/27
とむままさん 40代・ママ・三重県  男の子13歳、女の子11歳
なつのおとずれ
なつのおとずれ 作・絵: かがくい ひろし
出版社: PHP研究所
大好きなかがくいひろしさんの本なので娘と読み合いをして楽しみました。

はじめはゆったりした雰囲気で・・・夏がくるの?って季節の代わりがうかがえます。

本当の季節なら雨や汗でじっとり・・の時期でしょうか?この「夏」やしきではそろそろ出番かな・・・とゆったり日常が流れているのが笑えました。

そしていよいよ梅雨明け!!

いよいよ夏に突入です。

夏ってこんなにいろんな物で成り立っていたんだなぁ・・とびっくりするぐらいのバタバタ出演者で一気に季節が変化するのが楽しいです。

さあ!!夏登板!!

この絵本を読むと本当に夏が楽しみになります。

どんな夏の音たちが楽しませてくれるんでしょうね。

やっぱり毎朝のせみの声に『きたー!!』って感じしますね。
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★5  心の声がせつない 投稿日:2009/07/22
とむままさん 40代・ママ・三重県  男の子13歳、女の子11歳
おこだでませんように
おこだでませんように 作: くすのき しげのり
絵: 石井 聖岳

出版社: 小学館
課題図書がずらーりと並ぶので娘と読みふけっていました。

この絵本はずーと気になっていたのですが・・おそらく内容は・・と

考えていたとおりの内容でした。

なのに読むとほろっ・・ときてしまいます。

それは・・・この子のお母さんたちのような経験があるからでしょうか?

娘にも・・・『お兄ちゃんも七夕に同じの書いたね・・』といわれました。

子供が小さいとき、

ついつい・・怒ってしまうことたくさんあったと思います。

この子の心の声になけてしまうんですね。

そうなんだよね。理由があるんだよね・・・

理由聞く前に怒ったらいえなくなくよね・・・

小学校の低学年の課題図書ですが、大人も必ず読んで欲しい1冊です。
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★4  ぴかぴかの理由は・・・? 投稿日:2009/07/22
いーめいさん 30代・ママ・新潟県  女の子8歳、男の子5歳
はいいろねずみのフレイシェ
はいいろねずみのフレイシェ 作: アンケ・デ・フリース
絵: ウィリーマイン・ミン
訳: 野坂 悦子

出版社: 文溪堂
自分の体の色がきらいなフレイシェはいろいろおしゃれ(?)
してみますが、いつも笑われてしまいます。このおしゃれの
色彩センスと塗り方が・・・日本人には無いセンスですね。
思いがけないおしゃれに子どもたちは笑っていました。

最後のぴかぴかの灰色になった理由は・・・5年生にはちょっと
難しかったかなー?
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★5  今が読み時!夏休み前に高学年に♪ 投稿日:2009/07/10
ぼのさん 40代・ママ・新潟県  男の子15歳、女の子13歳、女の子8歳
ウエズレーの国
ウエズレーの国 作: ポール・フライシュマン
絵: ケビン・ホークス
訳: 千葉 茂樹

出版社: あすなろ書房
評判が高くて読みたいと思いながら、なかなか出会うチャンスがなかった1冊。昨年末、帰省先の古本屋さんで見つけ、ガッツポーズ♪
もちろん、夏まで待てずに、密かに一人楽しみましたが、これはぜひ、夏休み前に、高学年の子たちに読んであげたいと、ず〜っと楽しみに待っていました。

ついに、昨日6年生の教室で、「ねたふり」(同じく夏休み前に高学年に読みたいと思って購入!)と併せて読んできました。

一人だけ、みんなと違って、浮いている男の子ウエズレー。
友達なんていなくても、ちょっかい出されても、そんなの平気。

夏休みの自由研究に、自分のだけの作物を育てて、自分だけの文明を作ることを思いついたウエズレーは・・・???

決して人に流されず、自分のしたいことを、したいようにするウエズレーは、すごくかっこいいです☆

不思議な作物が大きく育ち、おいしい実はもちろん、皮や根っこや茎や種なども、余すことなく利用するシーン。
いじめっ子たちが、うらやましそうに覗いたり、一緒に仕事や遊びをするシーン。
そして、字のない夜のシーン。(私が一番好きなページです♪)
ページをめくるごとに、6年生たちが目をキラキラさせながら、絵本の世界に惹き込まれていく様子がわかり、読んでいてとても楽しかったです。

人と違ってもいい。
好きなことを、一生懸命やっていれば、きっと道が開ける。
どうか、自分が人と違うからって、悩まないで。
そして、もし自分たちと違う人がいても、排除したりせず、よ〜く見てごらん。きっと、素敵なところがあるから。

そんなメッセージが、友達関係に悩む高学年の子たちに伝わればいいなと思います。

来週は5年生に読む予定です!
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★5  σ( ̄◇ ̄;) 投稿日:2009/07/07
夢見るアリスさん 40代・ママ・神奈川県  男の子13歳、女の子11歳、男の子5歳
たこやきかぞく
たこやきかぞく 作・絵: にしもとやすこ
出版社: 講談社
人間家族がたこやきを焼いていると、突然雨が降ってきておかあさんは洗濯物を取り込みに行きます。
人間家族が席を外したその時、たこやきかぞくの会話が聞こえてきます。
仕切るのはおとうさん。
「たこがはいっていない」と嘆く子どもがいれば三段腹のおかあさんがいて。。。私のことかと思い、ドキッとしました(^▽^;)
家族のどこにでもある会話はたこやき家族も同じなんですね。
最後のページの絵はおかあさんのスタイルはスッキリ、じゃあ、おとうさんは・・・?
絵もインパクトがあり、おすすめです!!
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★5  題の通りゆかいなホーマーくんです 投稿日:2009/07/06
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子2歳
岩波少年文庫 ゆかいなホーマーくん
岩波少年文庫 ゆかいなホーマーくん 作: ロバート・マックロスキー
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
 「サリーのこけももつみ」「かもさんおとおり」など絵本でもちょっと長めののお話でたっぷりと世界に浸れるロバート・マックロスキーの作品で6つの短編がかかれています。
 私と息子のお気に入りは、3話目の「ドーナツ」です。自動ドーナツ製造器がとまらなくなり、ドーナツが洪水のようにできるし、親切で、毛皮のコートに、指輪や宝石入りの装身具をつけた婦人の指輪がなくなるし、大騒動を知恵で無事解決!爽快愉快なお話です。
 中学年くらいから自分でも読めますし、短編なので、一話ずつ読み聞かせても楽しいお話です。
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★5  名作です 投稿日:2009/06/27
ゆんっちさん 30代・ママ・神奈川県  男の子11歳、男の子4歳
わたしたちのトビアス
わたしたちのトビアス 作・絵: セシリア・スベドベリ
訳: 山内 清子

出版社: 偕成社
障害児について書かれた絵本は、定番が多いと思いますが、この絵本も発行はとても古いです。内容も時代を感じさせる部分もありますが、絵本として秀逸だと思います。
まず、絵が素晴らしい。
トビアスや家族を兄弟の子どもたちが書いているのですが、生き生きと今にも動き出しそうな絵が、どうして線だけで書けるのでしょうか?
書いている子どもたちの気持ちや言葉が、たくさん詰まった線です。

障害児を特別扱いしない。
この事の難しさは、時々感じます。
その一因として、自分が幼少の頃から障害児と共に過ごす時間を与えられてこなかった事があるように思えてなりません。
この絵本を読んで、さらに強くそう感じました。
そうは言っても、意外とそういう機会がない事も事実です。
せめて、子どもたちには、この絵本に書かれている兄弟たちの言葉を聞いて欲しい。子どもの言葉は、まっすぐに子どもに伝わります。
そして、兄弟が書いたこの絵も…

古い絵本ですが、是非一度手に取っていただきたい絵本です。
参考になりました。 1人

★4  昭和な絵がステキ! 投稿日:2009/06/27
ゆんっちさん 30代・ママ・神奈川県  男の子11歳、男の子4歳
ひみつのカレーライス
ひみつのカレーライス 作: 井上 荒野
絵: 田中 清代

出版社: アリス館
レトロな昭和な絵と気になる題名にひかれて、本屋さんで手に取ってしまったら、ばっちりツボにはまってしまいました。
多くのお子さんがそうだと思いますが、うちの子供たちもカレーライスが大好き。その上、「ひみつ」ときたら、読みたくなる事間違いありません。
案の定、子供たちには大うけでした。
私には、このレトロな絵がたまりません。
いかにも昭和風な家族の中の、昭和風な容貌のお父さんなのに、
その行動ったら… ありえません!!
そのギャップは、大人のツボにはまります。
小学6年生の教室で読み聞かせをしましたが、以外と踊りよりも、カレーの木の成長ぶりに、笑いがおきました。
なかなか好評でしたよ。
カレーライス好きなお子さんには、読んで欲しいなぁ。
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★4  地球の優しさを感じる絵本 投稿日:2009/06/24
バオバブさん 30代・ママ・兵庫県  男の子10歳、男の子8歳、女の子6歳、女の子2歳
ことり
ことり 作・絵: 新宮 晋
出版社: 文化出版局
 昨年の夏、環境をテーマにしていた息子と呼んだ「風の星」の作者 新宮晋さんの作品だったので、手に取りました。
 一羽の四十雀が梢に来、伴侶を見つけ、力を合わせて雛を育て、やがては皆巣立っていくという過程をことばはなく、絵のみで描かれています。頁の用紙が変わっていて、イラストが透けて見える紙と組み合わされています。地球の優しさを感じる絵本です。
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★5  やっぱり心は清くあらねば・・・ 投稿日:2009/06/22
さいきちさん 40代・ママ・青森県  女の子14歳、女の子10歳、女の子8歳
しろいまゆげのトラ
しろいまゆげのトラ 作: イ・ジンスク
絵: ペク・テスン
訳: 星あキラ キム・ヨンジョン

出版社: 瑞雲舎
 ふしぎな力のあるトラの、しろいまゆげからでるふしぎなひかりにあてると、ほんとうのすがたがわかるという。こころのきれいなにんげんはだれひとりおらず・・みな、パクッと食べられてしまう。だけど、村のおんなのこだけは心が美しく、トラはほんとうに困っているひとをみわけるために使いなさいとまゆげをあたえるのです。

ふと、読んであげてて自分は・・とドキッ。子供たちもお互いドキッ。
 損得なく、いつも心やさしい清い心でと思うとき、手がこの本に伸びています。
参考になりました。 0人

★5  いまはもうないけれど 投稿日:2009/06/18
たれ耳ウサギさん 40代・ママ・群馬県  女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳
綱渡りの男
綱渡りの男 作・絵: モーディカイ・ガースティン
訳: 川本 三郎

出版社: 小峰書店
地上400mのビルとビルの間で綱渡り!!
命綱もなしに!!

ふたつのタワーを見たら、その間を歩く。
でもそれは彼にとっては特別な事ではなかったようです。
根っからの大道芸人なのでしょう。
風が吹こうが、カモメがそばを通りすぎようが、綱の端で警官が
「逮捕するぞ」と怒鳴ろうが、綱の上にいる限り
彼は自由、とまで言い切ります。

彼がバランス棒を持って渡り始めるその絵は、絵であるにも
関わらず、足元がフワフワするような、心がザワザワするような
指先がムズムズするような臨場感があります。

人が何事かを成しえた時、ついそれまでのプロセスも考えてしまう私は、その綱をどのように渡したのかという所も、非常に興味が
ありまして、彼の計画に付き合ってくれる友人たちが、たくさんいたのも心が温まりました。

5年生の読み聞かせに使いましたが、本当は手にとってじっくりながめ、ひっくり返しながら読んで欲しい本です。
参考になりました。 1人

★4  笑顔いっぱいの私の学校 投稿日:2009/06/07
とむままさん 40代・ママ・三重県  男の子13歳、女の子11歳
学校つくっちゃった!
学校つくっちゃった! 作: エコール・エレマン・プレザン
出版社: ポプラ社
ダウン症の人たちが自分たちのためのアトリエで学校を作る過程が写真とお話で構成されている本でした。

学校を作るって・・・と娘は興味深々でした。

自分の通っている学校のなんて無機質な地味な事に愕然としたようでした。

使う机やカーテン・・も各自の自分だけの物になっていてすごく素敵です。

時間割もありきたりな算数、国語じゃありません。

各自の将来の夢が基盤になった勉強時間が確保されていくのです。


どの写真も笑顔いっぱいで学校が楽しくて仕方ない・・って感じです。

何度見ても色彩豊かなページに圧倒されてうっとりしてしまいます。
この色あいはやはり感性豊かなダウン症の子どもたちの特徴なのでしょうか?

娘と個人的に楽しんだだけですが学校なのでたくさんの人に紹介した絵本だと思います。
参考になりました。 1人

★5  欲しかった!! 投稿日:2009/05/30
えぐにまきさん 30代・せんせい・栃木県  
おおきな きが ほしい
おおきな きが ほしい 作: 佐藤 さとる
絵: 村上 勉

出版社: 偕成社
こんな木が欲しかった!!
ずっとずっと欲しかったんです。
小さい頃に、近所の畑に生えている木に色々とやってみたけれど、こんな風にはならなかった…。
一度でいいから、こんな木があったらなぁ。

――と、誰もがもっている夢を素敵な絵と文章で表現してくれた作品。

もう、30も過ぎた大人なのに、いまだに欲しいんですよ。
この絵本に描かれているような「大きな私の木」が。
参考になりました。 0人

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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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