耳が聞こえないって
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投稿日:2009/03/18 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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私の子どもの小学校は、聴覚特別支援学校の児童との交流があります。
私の知っている人にも耳の不自由な人がいます。
息子と二人で手話の講習会に参加しました。
私には身につかないけれど、息子は多少は会話ができるようです。
ただ、その子がどの様な生活をしているのかについて、良くは知りません。
この絵本を読んで、多少は耳の不自由な子の感覚について学ぶ事ができました。
そして、何より痛感するのは、障害児は、耳が不自由だからと言って内にこもらず、バイタリティをもっているということです。私たちが思うほど不自由ではないかも知れないのかも知れません。
エネルギーはあるのに、言いたいことが伝わらない歯がゆさもある香も知れません。
でも、彼たちの方が、自然でのびのびしているかも知れません。
この本は、理解とコミュニケーションの大切さを考えさせてくれる絵本です。
言葉で語ることより体で表現すること。自分たちに難しいことを、彼らはさらりとやっています。
読み聞かせには不向きかもしれませんが、親子で感じること。
とても重要なことだと思いました。
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ウケルお話だけど
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投稿日:2009/03/18 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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頼み事をしたらちゃんと助けてくれる神様。こんな神様いたらうれしいな。
でも、なんでしゃもじなの?
おならの出るしゃもじ、おならの止まるしゃもじ。若者はこれを使って幸せに…。
でも、これを使って長者さま娘をお嫁さんにするなんて…。ひょっとして、いけない事じゃない?
長者さまも、おならを止めてくれた者にはむすめさんをお嫁さんにあげるなんて…。お嫁さんの気持ちはどこ?子どもの気持ちを考えなければ。
これで、しあわせになって、めでたし、めでたし…。これって良いの?
ぶつぶつ言ってたら、「そんなこと考えてたら、昔話は読めないよ」と奥さんの一言。
ごもっともです。
物心ついた子ども達!神様に助けてもらっても、悪いこと考えちゃだめよ。
子どもたちに受けそうな絵本だけど、軽く受け狙いで行きましょう。
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世界に目を向けるために
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投稿日:2009/03/17 |
さわこさん 30代・ママ・新潟県 女の子4歳、女の子0歳
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私は以前、6年生を担任した時に、世界に目を向け学習したことがありました。
その時に、子供たちはユニセフのビデオをみたりして、いろいろな子供たちがいることを知りました。
もちろん地雷のことも。
その学習の終わり頃には、この本をよんであげました。
一人一人感じることがあったと思います。
子供たちは、まだ世界のために何かするというのは、難しいかもしれませんが、子供の頃から、世界の目を向けておくといのは、いいことだと思っています。
大人になって、ふとこの絵本のことを思い出してくれたらと思います。
家でも娘に読んでやりました。
4歳の娘は、これは何?どうして?と質問攻め。
まだ、分からないと思いますが、家に置いておくと、また目にすることもあると思います。
長い目で、この絵本は、とっておきたいと思います。
また、1冊買うことで、地雷の除去ができるということで、協力したい方は、買うのも一つの方法だと思います。
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楽しい「ないしょ」で明るくなれる
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投稿日:2009/03/15 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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ごく普通な女の子ののぞみちゃん。いろいろ「ないしょ」があるから、読んでいるとのぞみちゃんに親しみがわいてきます。
ページを開くたびに、いろいろな「ないしょ」が語られます。お父さん、お母さんも等身大で登場して、親近感が沸いてきます。
あんなこと、こんなこと、いろいろあるから楽しい。登場する「ないしょ」が、よくありそうで許せることばかり。あっけらかんとしているから暗くならない。
私も自分の幼い頃を思い出して、今では笑える「ないしょ」がいっぱい。
こんな家庭なら、一人で閉じ込めてしまって苦しむ「内緒」は生まれないかも。
親子で楽しみました
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絵はいいですが、内容が読取りにくいかも
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投稿日:2009/03/11 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子13歳、女の子8歳
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表題の通り、モーツァルトの子どもの頃を描いた絵本ですが、余計な説明文は一切なく、最低限の文章だけを入れ、イラストで表現してくれている作品でした。
子どものモーツァルト君は、毎日音楽の勉強(ピアノの練習とか)していたけど、それは彼にとって音楽で遊んでいるのと同じ感覚だったのが分かりました。
絵も大きくはっきりしていて見やすいのですが、内容が若干抽象的なので、小さいお子さんには分かりにくいかもしれません。
うちの子も、ピアノを習っているので、何か得られるものがあればと思って読みましたが、残念ならが「だから〜?」という感じに流されてしまいました。
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大変だねー
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投稿日:2009/03/07 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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この絵本を読み終わって、
息子は「大変だねー」と言った。
奥さんも「大変だよねー」と言った。
二人の言う「大変」の意味は多分違う。
あてにされるのも大変、与え続けるのも大変。
私自身も「本当に大変だー」と思う。これじゃあ身が持たない。
木と子どもの話です。子どもは求め続けながら老いていく。木は与え続けながら老いていく。
モノクロームでシンプルな絵本なだけに、言葉がストレートに響いてくる。
多分、親は疑問も持たずに与え続けるのです。(親ってそうなの?)
子どもは与え続けられて当たり前と思うのです。(本当ですか?)
この本を読んで思ったことは、子どもに対して、「少しは木に感謝しろよ」ということと、「木だってこれじゃ奴隷じゃないか」ということでした。
子どもが成長した時に、木も少しは拒絶しなければ駄目だよ。だって、子どもはありがたく思ってないもん。
シンプルなだけに、考えることが一杯詰まっている絵本です。
特に一人っ子の家庭に向いている本かも。
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「今」と「命」を大切にしたいと思える本。
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投稿日:2009/03/05 |
西の魔女さん 30代・ママ・福岡県 女の子15歳、男の子11歳
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中3の娘と一緒に読みました。
突然の交通事故で亡くなってしまった少年ハリーが
死者の国から地上に舞い降り 心残りを解決しようとします。
ハリーの心残りとは
お姉ちゃんとけんかして仲直りをしていなかったことです。
死というものは 大抵の場合突然やってくるものだと思います。
そう考えると 毎日を(この一瞬を)一生に一度だけのものと意識し
大切に生きなくては…と思えてきます。
娘もそう感じたようです。
特に人との関わりについては
一期一会の気持ちが大事なのだと改めて思いました。
それから ハリーを失った両親が悲しみに暮れている場面は
親としての立場から胸が締め付けられる思いで読みましが
この本を読んだ子どもにとっては
命の大切さ、尊さを
おおいに感じることが出来る部分だと思います。
また、魂の最期について このお話の結末のよう考えられたら
亡くなった人をいつでも身近に感じられそうでいいですね。
自分の魂の行き先もそうだったら嬉しいなぁとも思いました。
小学校高学年位から読めそうです。
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お洒落☆
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投稿日:2009/03/07 |
冬苺さん 40代・ママ・神奈川県 女の子10歳
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モノトーンのしりとり。
だれもが知っているモノと言葉なのだけど、全体を繰ってみると、スタイリッシュにまとまっていて、お洒落〜
美的センスが磨かれます。
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世界一大切な僕の村
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投稿日:2009/03/04 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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日本人作家の作品なのに、大陸的というのかアジア的というのか、戦争を背景にしていながら、のどかな絵本だと思った。
風習が違うからだろうか?牧歌的な生活の中に、戦争が見え隠れしているのだけれど、日本的な心情世界ではなく、のびやかに生活が描かれている。日本と全く違う異文化。
お兄さんが戦争に行って、幼いヤモに、市場での商売の手伝いの役が回ってきた。ヤモにとっては新鮮で感動的な一日。アフガニスタンの日常を知らない自分にとって、どうしても観光気分になってしまうのだけど、アフガニスタンの生活を自然体で伝えてくれて…。
「村は せんそうで はかいされ、いまは もう ありません。」のエンディング。膨らんできた観光気分が、いきなり崩壊するような仕立てになっていた。
それから振り返ると、絵本の中にさりげなく戦争が表現されているのだった。
小林豊さんはすごいと思いました。普通ならば、戦争とその悲惨さが前面に出てきて心に訴えるのでしょうが、その逆です。最後の一言のために絵本のストーリー全てがあると思いました。それを日本人が伝えている。
自分は、アフガニスタンで現在も続いている悲惨さを知ってはいるけれど、どんな国だったかは知りません。単純に戦争は知っているけれど、その国を知らないみたいな。
絵本を読んだ後、あとがきの《もっとパグマン村のことを知りたいひとへ》も読み聞かせの中に加えました。息子もしっかり聞いていました。この本が書かれた15年後も決して平和な国ではありません。
自分が説明できない国のことは、子どもと一緒に学ばなければいけないと思いました。
自分が大切にしていた村、自分の生活が破壊されなくなってしまったら、自分はどうするのだろう。そのことも親子で学ばなければいけないと思いました。
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うらやましい体験
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投稿日:2009/03/03 |
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県 男の子17歳、男の子14歳
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ひろしくんは「お山で過ごす一週間」という懸賞に当たりました。さっそく夏休みに案内の通り一人で電車に乗って春山駅で降りると、けんたという男の子が待ってました・・・
表紙からも狐がかかわることが連想されますが、物語の会話の中でそのヒントみたいなキーワードが出てくる楽しさがあります
作者の出身地岩手を舞台にした、短編ファンタジーで小学校中学年から楽しく読めると思います
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素晴らしい叙情詩
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投稿日:2009/03/03 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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初めてみみずく探しに連れて行ってもらえた心の震え。お父さんに対する無条件の信頼。大自然に対するとても純粋な受容力。少女のとても繊細で無垢な心が、透明感のある詩に溢れています。
詩の中に、親子の会話、心のときめき、みみずくとであったときの感動が、盛り込まれていて、物語以上に饒舌な物語だと思います。
お父さんの言葉、心が伝わってきます。
この少女の一生の宝物になるような話だと感じました。
私は、子どもにこのような宝物を私損ねたかもしれない。
読み聞かせが終わったあと、心地よい余韻に浸ることができました。
詩と絵のコラボレーションが素晴らしく、読んでいてウットリしてしまう絵本です。
説明などは不要な、感じる絵本だと思います。
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今の私にぴったりです
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投稿日:2009/03/04 |
せいてんさん 10代以下・その他の方・茨城県
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私は、今中一です。朝の読書の時間に読みました。『思春期』私も今悩んでいます。そんな中学一年生や六年生に、この本を伝えたいです。
悩みがいっぱいある今は、読書もきちんとしたいです。
この本は、私がダイスキな本です。
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読み聞かせに使わせていただきました
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投稿日:2009/02/24 |
ひでぼのさん 40代・ママ・愛知県 女の子12歳、女の子10歳
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小学6年生のクラスの読み聞かせで
読んでみました。
赤ちゃんから成人するまでの子供たちからの
視点でつづられた言葉の数々に
過去を振り返ってみたり、未来を想像してみたり
してほしいと思って読んでみました。
みな、しんと聞き入ってくれたので
つたない朗読でも伝わったかな〜と
写真もとてもいきいきと時に繊細で
時に力強い子供たちを映し出していて
とても、インパクトがありました。
普段は普通の絵本ですが、
詩と写真で構成されたこの本は
またいつもと違う趣で、子供たちにも
先生も興味を持っていただきました。
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超〜っ、かわいぃ!!
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投稿日:2009/02/25 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子13歳、女の子8歳
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最近、いせさんにちょっとハマっています。
そしてこれは、絵本というより、児童書に近いというか、絵日記というか…。ジャンルはちょっと分かりません。エッセイともいえるかも。
(「いばりいぬシリーズ」のきたやまようこさんが、この手の作品をよく描かれています)
でも、我が家の動物好きの子どもたちには、とても素敵な本でした。
題名でもある、いせさんの家で飼われている「ぶう」は、プレーリードックだそうです。
プレーリードックなんて、動物園でしか見たことがありませんが、いせさんがスケッチしたしぐさはハムスターやモルモットと同じ。
上の子は動物の中でもハムスターが一番好きで、この本を見つけて購入してくると、大喜びで一気に読んでしまいました。
動物が好きなお子さんでしたら、きっと楽しめる作品に違いない!と、断言出来ます。もちろん動物好きの大人も!!
(この本がきっかけになって、プレーリードックブームがきたりして)
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震災支援コンサートを理解できないと…
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投稿日:2009/02/25 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子13歳、女の子8歳
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下の子も読んだのですが、お姉ちゃんの方が興味を示していたので、お姉ちゃんの年代の方が、よりこの絵本を理解できるのかな〜。と感じました。
実際、震災を経験していない小さな子どもに「支援コンサート」というのは、ちょっと想像しにくかったのかもしれません。
また、チェロという楽器も町中でそう簡単にお目にかかれるものではないので、上の子や私(大人)には、こういう集まりがあったことがとても新鮮で、街頭で募金箱を掲げているボランティアの方々の姿とはまた別の感動がありました。
いせさんのラフスケッチのようなタッチがとても素敵な絵本でした。
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思い出いっぱい、未来にも続く手
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投稿日:2009/02/22 |
とむままさん 40代・ママ・三重県 男の子13歳、女の子11歳
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手のいろんな表情を唄った詩のようなここちよい絵本です。
春はそっとうけとめる・・・
夏は・・・
手の中に今までの一年の思い出がぎゅっと詰まっている感じがします。
そしてこれからもずっとつづく・・・未来の手!
いつ読んでもいいなぁと思いますが、卒業シーズンにもぴったりの1冊だと思いました。
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深いです。
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投稿日:2009/02/20 |
チクタクパンダさん 30代・ママ・神奈川県 男の子6歳
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表紙の力強い絵に魅せられて借りてみたら、内容の深さに驚きました。
6年生の読み聞かせで読んでみたら、真剣に聞き入ってくれ、ヤクーバの勇気ある行動がスゴイと感想を言ってくれました。
個人的には、U信頼の方が更に感動があり、大人の方にも是非読んでもらいたい作品です。
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男どうし
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投稿日:2009/02/19 |
ヒラP21さん 50代・パパ・千葉県 男の子12歳
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映画のような絵本である。言葉少なでありながら、映画のシーンのように心にしみこんでくる。
かかしと老人と若者。この絵本の良さは、男どうしの心のふれあいだと思う。
老人が顔のないかかしを作った。少し不気味である。一人暮らしの老人は、かかしに語りかけながら、顔を作り、靴や軍手を与え、服を着せ、かかしを自分の家族のように作り上げていく。家族に先立たれ一人ぼっちの老人は、かかしを相手に、実は自分と対話しているのである。
若者が現れる。老人の仕事を一つ一つ手伝い始める。若者も家族を失った一人者である。
老人の注文に一つ一つ応える若者に、老人は心を許し、かかしに着させたものをひとつずつ若者に与えていく。老人は一人ぼっちではなくなった。
老人は若者と、言葉少なに話ながら実に自分の思いを伝えていると思った。ハーモニカのメロディを通しての心の通い合いも素晴らしい。最後のシーンで、老人が若者に「チェッカーゲームでもどうだい」というところは、絶妙である。
絵本としては、言葉少なで地味かもしれない。
ただ、饒舌で説明口調の絵本より、心に響いてくるのである。
息子と、一緒に感じたい絵本である。
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「イミフ」で良し
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投稿日:2009/02/19 |
ちうやかなさん 40代・ママ・北海道 男の子13歳、男の子10歳
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家族って・・・たぶんこんなふうに
お互いの失敗がよく見えるから、
一番迷惑かけあって、心配して、
怒ったり泣いたり、ののしりあったり・・・
でも一緒にワクワクしたり感動したり、
・・・で、そうやって一緒に暮らすこと自体がもう
歌(詩?)のようになってるんだと思います。
というような「意味」をこじつけることは
野暮なんだけど、自分なりにはそう解釈しました。
子どもたちも、やっぱり長谷川作品が好きみたい。
だから「イミフ」でも構わないと改めて思いました。
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確かなもの
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投稿日:2009/02/18 |
とらのさん 40代・その他の方・埼玉県
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ダレカという猫に誘われるまま、不思議な世界に入り込んだ悟。岡田先生の作品は、こんなふうにして、普段子供たちが勉強している教室を、あっという間に、異世界にしてしまいます。それでいて、そこには必ず、どこかにいつもの友達がいて、いつもの学校がある。今回の冒険はなんだか怖い感じがしました。竜とのたたかい。そしてそれに負けると、若さを吸い取られて、そのまま老人になってしまう。そんなに怖い竜との戦いも、子供たちがみんばで力を合わせて竜を倒します。とげ抜きに始まり、見えないとげを抜き、そして、通常の世界で会うことのない竜を退治して、また戻ってくる。最初にダレカから与えられた課題、確かなものを探すこと。悟はそれを探し出すことが敵田のでしょうか。確かなものとは何だったのでしょうか。自分自身を考えるきっかけを与えてくれそうな本だと思いました。
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