少年が、たおれています。
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投稿日:2008/04/25 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子12歳、女の子8歳
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表紙だけを見たたででは、この絵本の中身はまったくつかめません。むしろ、今までの長谷川さんの多数の作品のように、ただ楽しい絵本をイメージしてしまいました。
けれど、この絵本から訴えてくるものは、とても重たかったです。
最初は、「ぼく」がラーメンを食べている時、となりの○○ちゃんは、○○していた。と、楽しげな描写をしていますが、となりが、となりのとなりになり、となり町になり、となりの国へと話がつながる頃には、楽しそうにしていたはずの子供たちの世界が、変化していきます。
長谷川さんの絵本は、読みやすく文体もリズミカルで、字も少ないので、ただ「読む」だけでしたら、幼稚園児くらいからでも読むことは可能だと思います。
けれど、この絵本に関しては、「自分が今、おいしいもの食べて、幸せな時を過ごしている時、地球の反対側の国では、民族同士の戦争が行われていて、小さな子どもの命が当たり前のように失われているのだ」とか、「今日、生きていくための食べ物すらない人たちがいるのだ」ということを、理解できない低年齢のお子さんに読むのは、少しまずいような気がします。
こういうことがごく自然に(なんとなくでも)理解できる年ごろというのは、学校で本格的に社会科が始まる小学校4、5年生ごろではないでしょうか?
というか、私の個人的な意見としては、できればそのくらいの子どもたちにぜひ、読んでほしいです。
そして、なぜ、小さな子どもたちが働かなければならないのか、なぜ、暗い地面の上で少年が倒れているのか、考えてほしいと思います。
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大島妙子さんの作品だったので
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投稿日:2008/04/24 |
なびころさん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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以前”わらっちゃった”という同作者の絵本を読み大島妙子さんのファンになったのでこの絵本を選びました。私はこの親子の物語に大感激し、未来の理想の家族像を見いだせたような気がしました。好きな事を仕事にしているお父さんが家族の中心を支えている所が良かったです。御父さんのお陰で家族が一つにまとまっている所もさすがお父さんだなと思いました。お父さんの仕事のおかげで皆が幸せになっていくところが良かったです。一コマ一コマ丁寧に描かれていて大切にこの絵本を描いている姿が浮かんできました。
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涙がじわっと・・・
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投稿日:2008/04/30 |
けい☆さん 30代・その他の方・京都府
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大好きだったことりが死んでしまって、悲しむくまに、
他の動物たちは、早く忘れるように言うけれど、やまねこだけはただ一人「ほんとうにことりが大好きだったんだね」と言ってくれる。くまは、やまねこから渡された古いタンバリンを見て、やまねこにも、そんな大事な友達がいたことを察する。大事なものをなくしたもの同士だからこそ、通じ合える気持ちや、言葉にしない優しさがストレートに伝わってきて、涙がじわっとこみ上げた。
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自分の宝物です。
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投稿日:2008/04/30 |
ふじまるさん 40代・ママ・千葉県 男の子11歳
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まだひとりだったころ、ずいぶんと昔に出会った本です。息子が生れてから、たくさんの素敵な本に出会ってきましたが、どれか一冊といわれれば、やはりこれです。
シンプルで暖かな絵。ことば。
だいすきだいすきかわいいこひつじ、みみのうしろをかいてやる。こひつじはいった、めえめえめえ。そうしてぴったりよりそった。
う〜ん、なあんていいんでしょう!
ぴったり寄り添ってだっこされていた、ちいさかった息子を思い出します。
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微笑ましい
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投稿日:2008/04/30 |
はんだまさん 20代・ママ・鹿児島県 0歳8ヶ月
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いつも絵本を手にすると、ワクワクしてしまうのですが、この絵本は微笑ましくなぜかジーンとしてしまいました。我が子にされると嬉しいだろうなぁ〜なんて思いながらも、自分も旦那さんと子供に同じことしたくなりました。
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しゃっくりもうつるんですね
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投稿日:2008/04/23 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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あくびはうつる、というけれどしゃっくりもうつる、というのは私は聞いたことがなかったです。ノンタンから、しゃっくりがみんなにどんどんうつっていきます。しゃっくりがでて苦しそうな顔がなんとも気の毒です。
ノンタンたちは、しゃっくりを止めるために逆立ちをするのがほほえましかったです。かえるさんのおかげで、みんなのしゃくっりは止まりました。やっぱり、びっくりさせるのが効き目があるんだなと思いました。
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美人妖怪との勝負!キーワードは千円。
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投稿日:2008/04/13 |
てんぐざるさん 40代・ママ・埼玉県 女の子12歳、女の子8歳
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我が家の子どもたちは、まだこのシリーズまでは読んでくれていません。というのも、最近それぞれに好きな作家やシリーズの本ができて、まずそれを読んでしまいたいらしいから、なので読んだのは大人の私ですが、内容は小学校の中学年から高学年くらいまでにいいかな、と思います。
このシリーズもメリハリがあって、不思議な妖怪たちが出てきて、面白いです。主人公のヒカルが、ちっとも主人公の熱血漢みたいなものを持っていなくて、ちょっと怖そうな妖怪に出会うと、すぐ逃げだそうとするところも、等身大の子供を見ているようで、同年代の子供たちが読んだら、共感が湧くのではないでしょうか?
今回はシリーズ四作目で、桜吹雪を舞わせることのできる美人妖怪がヒカルの前に現れます。
ヒカルの助手のシロガネ丸のサポートを受けながら、さくら姫との手合わせをするシーンは、映像で見ることができたら、素敵だろうなぁ〜と、思いました。
次回作も楽しみです。
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スケールの大きい作品
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投稿日:2008/04/16 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子9歳、男の子5歳
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冒険ものの絵本は、これまで好んで読んでこなかったのですが、この本にははまりました。
本を読みながら、まさに映画を見ているかのように、迫力のある展開が待ち受けているので、こちらもどきどきしてしまいます。
ときどき、主人公のジェームズが乗っている桃がとんでもないところに行っちゃうと、不安になってしまいましたが、きっと、希望通りのところにたどり着くことを確信していたので、こちらも冒険を楽しむ感覚で読めました。
絵が幻想的で、とっても不思議な世界に迷い込んだかのようです。でも、目的地はニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディング。非現実と現実がいっしょになったようなお話の内容になっているところも読み手をひきつけるんでしょうね。
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こまったさんのシリーズ
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投稿日:2008/04/24 |
なびころさん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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こまったさんの別のシリーズを読んでとても楽しく為になったのでこの絵本を選びました。毎回ですがこの絵本もカレーライスの具についてとても参考になりました。主人公もいい味を出していて素敵ですが私はちょっとお節介とも言える九官鳥のムノ君とのやり取りが大好きです。この絵本を読んだ後はやっぱりカレーライスを食べたくなりました。こまったさんのお陰でカレーライスの種類のレパートリーが増えそうでとても嬉しいです。林檎を入れる場面が素敵でした。
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おしゃれでかわいい
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投稿日:2008/04/19 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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ショコラちゃんのキャラクターがとにかくかわいいです。ショコラという名前からフレンスぽくて、色使いがおしゃれだなと思いました。
プリンちゃんがシャーっと登場したページが、楽しくてワクワクします。バニラが目をまわしているのも、笑ってしまいます。
小さな子どもや、かわいいもの好きなママが喜びそうな絵本だなと思います
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空と大地と地平線
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投稿日:2008/04/05 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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赤毛のアンの島、プリンスエドワード島の風景が描かれています。どの風景も、空と大地と地平線のコントラストがとてもきれいで見とれてしまいます。文章だけで想像していた風景は、このような色だったんだなと思いました。
登場人物は、アンがちょっとでてくるだけで、にぎやかな場面はありませんが、雄大な自然に心が和みます。
いつかこの「世界でいちばん美しい島」に行ってみたいなと思いました
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占い、当たるかな
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投稿日:2008/04/22 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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よこしまくんの行動に、思わずクスっと笑ってしまいます。よこしまくん、という名前も楽しいです。
よこしまくんが占いを見て、はりきっているのがなんともかわいいです。ピンクちゃんに「のろまー」とか「ばっかじゃねーのー」といいながら、よこしまくんのしっぽはとてもうれしそうです。かわいいけれどちょっとめんどうな性格のよこしまくんには、ピンクちゃんみたいな子がぴったりだなと、ほほえましくなりました。
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とにかくつちだよしはるさんの絵が好きで
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投稿日:2008/04/23 |
なびころさん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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つちだよしはるさんの絵が大好きなのでこの絵本を選びました。このほのぼのした感じが何とも言えず大好きです。この夢のある内容もとても気に入りました。怖がっていた橋も(本当に怖そう!)友達を作る為ならと頑張っている主人公に感動しました。誕生日は特別な日でこの勇気も生まれたのだと思いました。この美味しそうなケーキも勿論ですが主人公の夢が叶って本当に良かったと思いました。私もこんな素敵な誕生日を迎えたいです。
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お友達へのプレゼントにも!
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投稿日:2008/04/16 |
けいご!さん 30代・ママ・福岡県 女の子9歳、男の子5歳
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有名な作家さんたちの詩がいっぱいつまっています。一冊でとっても満足する内容でした。
自分のこと、人生のことを短いことばでつづられると、心にぐっとくるものがありますね。詩の力をストレートに感じました。長々と説明するよりも説得力があって、そして心を動かす魔法を持っているかのようです。
わたしは、この本のなかの谷川俊太郎さんの詩「いる」に心うたれました。
「だれかがどこかにいるのっていいね
たとえとおくにはなれていても
いるんだ いてくれてるんだ
とおもうだけでたのしくなる」
涙が出てきました。
お友達にプレゼントしたい一冊です。
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絵でわかる時間
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投稿日:2008/04/25 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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時間に追われて毎日どたばたと過ごしていると、つい忘れがちになるのですが、時間にはそれぞれ表情があるんだなと改めて感じました。
絵はシンプルでわかりやすく、洗練されているなと思いました。時計の見方がまだわからない小さな子どもでも、絵を見ながら感覚的に時間を理解できる楽しい本です。同じ数字でも、午前と午後の違いがはっきりわかるのもいいところだなと思います
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こまったさんは楽しい!
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投稿日:2008/04/24 |
なびころさん 20代・ママ・愛知県 女の子0歳
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寺村輝夫さんの作品だったので選びましたが、文章だけでなく楽しい絵も良かったです。楽しみながらコロッケを作るコツが分かるのが良かったです。主婦の私が読んでも楽しめて料理を作る参考になったので選んで正解でした。主人公の相棒のムノ君という九官鳥もいい味を出しており大好きなキャラクターです。この九官鳥のマークをたどると料理の作り方のコツが分かるのが良かったです。冷めてからコロッケを揚げると上手に揚がることは知らなかったのでいい勉強になりました。料理に興味を持つようになったときにもお勧めしたい絵本です。
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土地をてにいれるために
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投稿日:2008/04/06 |
レイラさん 40代・ママ・兵庫県 男の子14歳、男の子12歳
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原作はトルストイ、ロシアに昔から伝わるお話だそうです。です。
小学生の頃、このおはなしの読書感想文を読んで、この本を読みたいとずっと思っていました。
先日題名でこのおはなしだとピンときて入手した次第。
パホームという堅実な農夫が主人公。
それなりに幸せな暮らしでしたが、自分の土地を持っていないことが
悩みの種。
そこに、悪魔が目をつけ、様々な誘惑をしてくるのです。
パホームの行動は、他人事ではありません。
それだけにラストが壮絶です。
最近社会的な知識の増えてきた中学生の息子達にも紹介する予定です。
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いろんな思いが詰まってる
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投稿日:2008/04/05 |
あさやんさん 40代・その他の方・東京都
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ベルギー生まれの絵物語です。縦25センチ横15センチで141ページ。長い?それがそんなことなく読み進められるのです。主人公は、食いしんぼでちょっと太めのキツネのフォスと、しっかりものに見えておっちょこちょいのウサギのハース。キツネとウサギが同居・・・のっけから危ないシーンがあるあたりから、141ページ目がどうなるか読むしかないじゃありませんか。
ご近所さんのおとぼけフクロウ(ミミズク)さんと同居の「たまっこちゃん(卵)」の行く末も気になる気になる。
さらに、美人のリスまで絡んできて、人間で映画化してもいいようなコメディーが展開します。
会話文が多く、強調されるところは太文字、絵が抜群にユーモラスで各ページに散りばめられているので、絵本ばかりでなく「本」も読んでみたいけど字だらけは・・と悩む子ども達におすすめできます。逆に、絵入りなんてガキ、なんて思う大人びた子どもにも受け入れられる作風かもしれません。
もちろん大人にもおすすめします。
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「ありがとう」の魔法
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投稿日:2008/04/30 |
どんぐりぼうやさん 30代・ママ・東京都 男の子6歳
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この絵本は、オペラ歌手である中島啓江さんの子供の頃の体験談を元に、
絵本作家の河原まり子さんが絵本にした作品です。
学校でいじめにあっていたももちゃん。
ももちゃんの毎日を真っ黒に塗りつぶすブラッキー。
ブラッキーなんて大嫌い!
そんなる日、ももちゃんはお引越しすることになります。
絵本ではあえてさらっと表現されていますが、いじめを取り上げた
本当はとても奥深い絵本だと思います。
母さんに言われ、しぶしぶみんなとお別れの「ありがとう」を言うことになった
ももちゃんですが、その一言が不思議な魔法を持っていることに気付きます。
ありがとうっていう言葉の重みが改めて認識させられ、大人が読んでも
いろいろ考えさせられる一冊だと思います。
子供だけじゃなく、いろんな世代に読んで欲しい一冊です。
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自分へのプレゼント
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投稿日:2008/04/14 |
おるがんさん 40代・ママ・高知県 女の子、男の子
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プレゼントをもらう喜びは、開くときのワクワク感が大きく占めます。
それは、「中身が分からない時」と「中身が自分のほしいもの」の時です。
自分で包んだものをワクワクしながら開けるのは難しいと思うのですが・・・
でも、この絵本からはそんな疑問も持たないくらい、ベンジャミンが楽しそうに自分へのプレゼント包みを作っています。
家にあるいろんなものをラッピングするので、とても不便な生活になるのですが、
その不便さが、開けたときの喜びになっているのでしょうかね?
そんなことはないでしょうが、その絵がとてもかわいらしくて、くすっと笑ってしまいます。
1年かけて家のものすべてを包み終えて、最後のプレゼントにしたものには驚かされます。
そしてベンジャミンの気持ちも満ち足りたのです。
子どもの成長をこのおはなしから感じられました。
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