のりもの好きな子大集合!
絵本紹介
2023.02.28
出版社からの内容紹介
砂場で海賊ごっこをしていた“わんぱくだん”が、本当の海賊になって海を渡り、怪獣と戦ったり宝島で宝探しをしたり…大冒険!
この書籍を作った人
この書籍を作った人
1948年大阪生まれ。主な作品に「わんぱくだん」シリーズ、「やまねこせんせい」シリーズ、『おーいおばけ』『くんくんくん』『とんとんとん』『おかしなかくれんぼ』(以上、ひさかたチャイルド)、「くすのきだんち」シリーズ(ひかりのくに)、『おべんとうなあに?』(偕成社)、『ふるるるる』『ねこなんてだいきらい!』(以上、フレーベル館)などがある。
初めての冒険物語に
幼年童話ぐらいになると冒険ものもあるけれど、絵本という体裁をとっている本では案外少ない。それもこのおはなしのように、年少さんから読み聞かせられるサイズでは特に。
これは自分と同じように遊んでいる子どもが、イマジネーションの世界で冒険をして帰ってくるというもの。シンプルに起承転結があり、子どももわかりやすいのではないでしょうか。違和感なく冒険の旅へ行って帰ってこられるのではと思います。
娘はもう目を輝かせて、速攻「もういっかい読んで!」とリクエスト。ビー玉が宝物なんて、子ども心をくすぐりますね。娘が、こんな風に遊んでくれているとうれしいなぁ。
(てぃんくてぃんくさん)
さあ、冒険へ出発!
わんぱくだんらしい、素直で、冒険心にあふれている夢の世界です。うちの子どもは、本当にわんぱくだんが大好き。結構、分かりやすくて、子供受けする絵本なので、こういったテイストの物は、もっとたくさん出てきてもよさそうな気もするのですが、ないんですよね〜これが。アクが強くなくて、おしゃれでもないけれど(失礼!)こういう、子どもが心底楽しめる絵本、出版社の方、もっともっと出版してください〜!
今回3人は、海賊になります。
この絵本、3人それぞれに見せ場があって、これがいいんです。ひろしは、○○が砂で出来ている事を見抜き、けんは、がけをつるで乗り越える事を提案し、くみは、男の子たちふたりを叱咤しながら、落とし穴から出る方法を探します。
わんぱくだんのように、子どもには「困った時は、自分だって何か出来るよ」と思ってもらえるような、いい作品だと思いました。
(ルートビアさん)
ブランニュープラチナブックとは……?
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。
「ブランニュープラチナブック」は、2000万人の絵本ナビ読者の評価と販売実績を得て、新しく「プラチナブック」に仲間入りした注目の人気作品。作品を推す読者のコメントを読むと、選ばれた理由がわかります。